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フラクショナルレーザーの失敗と副作用やデメリット

フラクショナルレーザーの失敗と副作用を体験したデメリット

フラクショナルCO2レーザーは「ニキビ跡」「毛穴の広がり」「傷跡」を滑らかにして目立たなくできるレーザーです。

美容レーザーの中でも人気が高く、受ける人も多くなっています。

出力はホクロを除去する炭酸ガスレーザーです。皮膚に対して均一にミクロ単位の穴を開けることができます。

皮膚に無数の穴をあける

開いた穴は新しい皮膚が再生して、真皮を増殖や活性化します。それに伴い、ニキビ跡や傷跡が滑らかになりきれいになります。

一回のフラクショナルレーザーで劇的な変化は望めません。浅い~中程度ニキビ跡であれば、確実な回復を望むなら約10回は照射が必要です。

また、重度のニキビ跡では皮膚が滑らかにはなるものの、跡が消えることは困難です。

また、フラクショナルレーザーは炎症が強いため、色素沈着が発生しやすく長年残る可能性もあります。そのため、手軽に受けるような治療法ではないと言えます。

この記事ではフラクショナルCO2レーザーのメリットとデメリットを詳しく解説します。

フラクショナルレーザーに合う症状

フラクショナルCO2レーザーは若返りレーザーや美肌レーザーなどのイメージがありますが、万能レーザーではありません。

皮膚にレーザーで無数の穴を空けて損傷させて、真皮の修復を計る治療法です。レーザー照射の際は強い炎症を引き起こし、血管を増やす作用があります。

そのため、後に色素沈着が発生しやすいことから安易なシワ取りレーザーとして受けるべきではありません。

では、どういった症状に適しているかですが、以下の3つに該当します。

  • ニキビ跡
  • 傷跡
  • 毛穴の開き

この3つの症状に限定するのであれば、最も効果的な使用方法です。

そもそも、他のレーザーや治療法では、3つの症状には十分な効果は見込めません。唯一、フラクショナルレーザーは、これらの症状に高い効果があります。

但し、インターネット上では劇的にニキビ跡が回復したとか、一回で効果があるといった触れ込みもありますが、それは誇大です。

フラクショナルレーザーは、ニキビ跡や傷跡において、軽度~中程度、浅い傷に対して効果があります。

軽度のニキビ跡に効果がある

深い傷や凸凹が酷いニキビ跡には、完全にフラットになる程の効果はありません。ある程度は滑らかにはなります。

また、一回では効果はなく、納得のいく結果を求めるのであれば、合計10回は必要です。仮に浅いニキビ跡や傷跡であれば、殆ど目立たなくなるぐらいに回復します。

なお、毛穴の開きに対して行うのであれば、数回~5回程度で十分な効果があります。毛穴が殆ど目立たなくなります。

失敗や副作用

レーザー照射後の色素沈着

フラクショナルCO2レーザーで失敗や副作用で最も起こりやすいのが、炎症性の色素沈着です。

そもそも、フラクショナルレーザーは照射方法を変えただけであり、炭酸ガスレーザーと同一です。

ホクロをレーザーで取ったことがある人は分かると思いますが、除去して半年間程度は茶色い色素沈着が残り続けます。この症状と同じ原理です。

フラクショナルレーザーを照射すると強い炎症が起こります。これにより、一時的に色素沈着が発生します。なお、月日と共に色は薄くなりますので安心してください。

レーザーの照射出力や個人差により左右されますし、大して色素沈着が発生しない人もいれば、一年程度残る人もいます。

大切なことは、色素沈着が発生すれば、時間を掛けて回復を待つようにしてください。

色素沈着のまま、次回のフラクショナルレーザーを照射すると更に悪化する恐れがあります。必ず、元に戻るまで待ちましょう。

一般的にクリニックなどでは、一ヶ月ごとに照射することを目安としています。但し、照射の期間を空けたからといって、効果が無くなる訳ではありません。

自分の肌は自分にしか分からないところもあるはずですし、十分に皮膚が回復したと感じてから次の照射を受けてください。

なお、肌への負担を考えるのであれば、三ヶ月は間を空けることが推奨されます。効果を求める余り、取り急いではなりません。十分に肌が回復してから、受けてください。

肝斑

副作用で肝斑が発生

肝斑がある場合にフラクショナルレーザーを照射すると、間違いなく悪化します。

そもそも、炎症が強いレーザーですので、不用意に肝斑に照射すれば、濃くなることは避けれません。

肝斑がある場合は、フラクショナルレーザーを受けるべきではありません。この点は十分に注意してください。

肝斑が合ってもフラクショナルレーザーを受けたいと言えば受けれますが、その後の肌を背負うのは自分です。

普通の皮膚で合っても、色素沈着が発生しやすいので、肝斑に照射すれば悪化するのは目に見えています。

ニキビ

副作用でニキビが発生

ニキビのある状態でフラクショナルレーザーを受けると、炎症が発生して悪化します。

あくまでもニキビ跡に照射するのであって、活動中のニキビに照射すると更なる炎症が引き起こされます。

照射後は肌が活性化して、皮脂の分泌が一時的に増えます。また、毛穴の形状も変化するので更なる悪化を招き兼ねません。

必ず、ニキビが治って落ち着いてから受けてください。

シワ

フラクショナルレーザーは照射後に真皮を再生や活性化するため、細かいシワが消えます。

皮膚のたるみ

フラクショナルレーザーは、表皮や真皮にまでエネルギーが届きますが、その下の皮下組織や筋膜には効果はありません。

皮膚のたるみの原因は、「真皮」「皮下組織」「筋膜」が複合的に絡み合っています。そのため、フラクショナルレーザーで良くなることはありません。

シミやそばかす

シミやそばかすが消えることはありません。照射した部分の皮膚が入れ替わり僅かに薄くなるかも知れませんが、殆ど効果はありません。

むしろ、シミに関しては、炎症性の色素沈着により濃くなることも考えられます。

シミやそばかすを取るのであれば、Qスイッチレーザーを使用するのが確実です。

赤ら顔

赤ら顔のような赤みに照射すると、症状が悪化する恐れがあります。

そもそもフラクショナルレーザーは強い炎症を引き起こし、血管を増殖させます。赤みがより強くなるので避けるべきです。

なお、ニキビ跡のように一時的に赤くなっている状態であれば問題はありません。若干赤みが強くなるものの時間と共に良くなります。

要するに元々、肌質的に常時赤みがある人はレーザーを避けるべきです。

やけど

医療用レーザーは出力を最大限まで上げることも可能です。しかし、出力が上がれば効果も出ますが、やけどする恐れもあります。

大体初めは、弱めや標準の出力で照射されるので大丈夫だとは思います。しかし、やけどのような症状になれば直ぐに医療機関の診察を受けて、適切に治療してください。

やけどした場所は色素沈着が強く長期間続くことも考えられます。

このような点からも経験豊富な医師に照射して貰うことが大切です。

照射直後の赤みや腫れ

レーザー照射直後は真っ赤に皮膚が腫れて、ビックリすると思います。とても、メイクでは隠せないぐらいです。しかし、この症状は数日~一週間程度で収まります。

問題は、翌日に仕事や人と会う予定があるなら、避けた方が良いです。数日は強いダウンタイムがあると覚悟してください。

そのため、休み前や予定が無いときに受けることをお勧めします。

肌のガサガサ

照射後の数日から一週間はカサブタがめくれて、肌がガサガサになります。

ダメージを受けた皮膚がカサブタになり、剥がれ落ちてきます。その下は、新しい皮膚が再生されます。

以上がフラクショナルレーザーの良くある失敗や副作用です。

最大のデメリットは、何といっても色素沈着です。炎症が強いレーザーのため仕方ないですが、若返りを期待して、顔全体受けるのはリスクがあります。

やはり、ニキビ跡や傷跡に範囲を限定して、照射することが最も効果的な治療法です。

照射方法

1.カウセリング

カウンセリングで医師と話す

フラクショナルレーザーを受ける場合は、まずクリニックにカウセリングを受けます。

クリニックは、信頼できる医師がいる医療機関で受けてください。

くれぐれも、チェーン店のような診察や施術、検診が毎回違う医師のようなところに行かず、一人の医師が責任を持って行うクリニックを選びましょう。

フラクショナルレーザーは何度も受ける必要がありますし、医師との信頼関係の構築は必須です。

治したいニキビ跡や傷跡をしっかりと話ながら、毎回相談できる環境が大切です。

治療経過により、照射を最適な出力にしたり、照射する箇所を適切に行うには信頼できる医師でなくてなりません。

受ける人は傷跡に対して切実な思いを持って来ているので、その分親身になってくれる医師を見つけてください。

また、フラクショナルレーザーは料金は1~4万円程度とクリニックにより違います。また、顔全体に照射するのであれば、値段は高くなります。部分的な照射に限定するなら安くなります。

クリニックのコストを考えれば一回4万程度は必要になってきます。問題は値段が安いとスタッフや看護師さんが照射することも考えられます。

フラクショナルレーザーは、照射自体は誰でもできるくらい簡単です。しかし、患者のニキビ跡や傷跡を考慮しながら照射したり、照射出力を適切に管理するには、日頃からカウセリングを受けている医師でなくてはなりません。

医師がしっかりと照射してくれるクリニックかどうかを、カウセリングで聞く必要があります。

2.洗顔

洗顔で汚れを落とす

フラクショナルレーザーを受けることが決まれば、照射の直前にしっかりとメイクを落とし洗顔してください。

3.麻酔

フラクショナルレーザーは強い痛みを伴いますので麻酔は必須です。

照射する前にクリームタイプの麻酔を顔に塗ります。

但し、麻酔があってもかなり痛いと思います。

4.レーザー照射

フラクショナルレーザーの照射

治療する部分にフラクショナルレーザーを打ち込みます。

照射自体は誰でもできるぐらい簡単です。しかし、患者に合わせて出力を変えたり、患部を適切に照射するには、やはり責任を持つ医師でなければなりません。

レーザーの出力が弱ければ効果は低くなり、ダウンタイムも小さくなります。出力が強ければ深く穴を空けることができて効果も高くなります。但し、ダウンタイムは大きくなります。適切な照射出力と症状に合わせて照射することが重要です。

5.オプション

クリニックによっては、レーザー照射後の開いた穴に成長因子を導入するオプションがあります。これは、別料金も掛かります。

高い効果がある訳ではなく、効果が高まる程度です。

あくまでもメインはフラクショナルレーザーです。特に必要はありません。

まとめ

フラクショナルレーザーのまとめ

フラクショナルCO2レーザーのメリットやデメリットを解説しました。

この治療の最大の欠点は「色素沈着」が発生しやすいことです。そのため、若返りを期待した安易な治療は避けるべきです。

一方で、軽度~中程度の「ニキビ跡」「傷跡」には最大限効果のある治療法です。これらの症状に対して、10回程度は照射を行うと納得のいく結果が出ます。

また、一回の照射で10~15%の皮膚が入れ替わります。つまり、正方形の照射箇所の10~15%に穴が空いて、その部分が入れ替わるといった具合です。10~15%の真皮が増える訳ではありません。

ニキビ跡や傷跡がどのように治っていくか説明すると、凹んだ部分の真皮が照射を繰り返す度に僅かに盛り上がってきます。凹んだ角部分が取れて滑らかになります。

目に見えた効果を期待するのであれば、5回の照射単位で効果を比較する必要があります。

照射後に皮膚が滑らかになり、ニキビ跡や傷跡がきれいになれば、効果は永久的に続きます。元に戻ったりはしません。

ニキビ跡や傷跡は本人に取って、とても悩みだと思います。治療は長い道のりになると思いますが、最善の道を選び良くなることを願っています。

*この記事は、医療情報や取材、体験談など適切な情報を精査して構成しています。なお、実際には個人差もあります。あくまでも参考としてください。大切なことは受ける側が情報に左右されずに、正しい知識を持ち適切な治療を選択することです。

コメント

  • すいません。別のページでアブレーティブとノンアブレーティブについて書かれてますが。
    僕はノンアブレーティブだと思うのですが2回受けました。ニキビ跡は良くなってきている?のかなとは思うのですがどうなんでしょう。ノンアブレーティブだと効果ないのでしょうか?
    後8回は受けて完全に回復すると決めて頑張っていますが。

    フラクショナルレーザーに変えた方が良いでしょうか。結構お金もかかるので本当に効果がある治療が受けたいです。

  • ノンアブレーティブレーザーは効果がないわけではありませんが、劣ります。10回受けるのであれば効果の差は出ます。フラクショナルレーザーであれば真皮の深部まで届き、瘢痕組織が除去できるためアブレーティブレーザーを選ぶ方が良いと思います。

    費用は毎回高いと思うので最善の方法を選択してください。回復すると良いですよね、頑張ってください。

  • 教えてくれてありがとうです。あの今月にフラクショナルレーザーを3回目なんですが受ける予定です。でもこれって最終的に効果ってどんな感じだと思います?というのもですね僕の肌は結構凸凹が酷いのです。10代の頃ニキビに悩まされていて今は20代なんですが頬がボコボコしています。目立つかと言えば目立ちますし実際にどこまでニキビ跡に有効なのかと思いまして。
    後フラクショナルレーザーって重い副作用とかないのでしょうか。忙しいところすいません。気が向いたときに教えてください。

  • ニキビ跡の凸凹が酷いとのことですが、文書ではどの程度かは分からないため明確には答えられず、すいません。

    フラクショナルレーザーはニキビ跡に唯一効果があると考えて良いと思います。一回で劇的な効果はありません。照射を継続することにより、凸凹部分が若干盛り上がって角が取れてきます。アイスピック型や軽度から中程度であれば、目立たなくなるはずです。

    なお、明らかに陥没しているような状態であれば回復は難しいと思います。もちろん、照射が無駄になることはありませんが、凸凹部分が滑らかになると思います。

    フラクショナルレーザーに関しては後遺症となるような副作用はありません。炎症を起こしやすいレーザーのため、ダウンタイムは起きやすいですが、初回であれば照射は弱めに打ちます。問題なければ、次回から照射の出力を上げていきます。

  • フラクショナルレーザー昨日受けてきました。照射は強めでお願いしましたが本日かなり赤くなっています。フラクショナルレーザーも色々あるのですね。アブレーションというレーザーも良さそうです。ダウンタイムきついですが回復目指します!ありがとうございました。

  • フラクショナルレーザーは出力が弱めであれば効果は小さいので、ダウンタイムを覚悟できるなら医師と相談の上で強めに照射してもらう方が良いと思います。

    照射エネルギーが強いと数回でもかなりの効果が出てくるとは思います。但し、照射の出力を強くしたのであれば、次回の照射まで最低2~3ヶ月は空ける方が良いと思います。

    アブレーションはまた違うレーザーです。効果は強力ですが発赤や色素沈着のダウンタイムはかなり激しいです。安易に受けるのは注意してください。効果と強さを比較するとアブレーション>アブレイティブレーザー(フラククショナルEr.YAGレーザー=>フラククショナル炭酸ガスレーザー)>ノンアブレイティブレーザーです。

    治療を頑張ってください。

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