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フラクショナルレーザーの種類や回数

ニキビに効果のあるフラクショナルレーザーの種類や回数

ニキビ跡の治療にはフラクショナルレーザー以外にもフラクセルや様々なレーザーが存在します。機器の種類としても色々です。

  • eCO2エコツー・・ルートロニック社
  • アンコア=ブリッジセラピー・・ルミナス社
  • smart xideスマートサイド・・DEKA社
  • Edge ONEエッジワン・・ジェイシス社
  • CO2REコア・・シネロンキャンデラ社

どれを選択するか迷うところですし、クリニックは自分の機器が一番と説明するため分からなくなるはずです。

しかし、ニキビ跡に効くレーザーもあれば、大した効果がないレーザーもあります。同じお金を払うにしても、無駄な治療は避けたいはずです。

この記事ではニキビ跡に効果のあるレーザーを解説します。

ニキビ跡に効果のあるレーザー

一概にフラクショナルレーザーといっても様々なタイプがあります。全てに共通することは皮膚に無数のレーザーを照射して、ドット状に穴を空けることです。

但し、フラクショナルレーザーは大きく二つに分かれます。

  • アブレーティブレーザー
  • ノンアブレーティブレーザー

この中でアブレーティブレーザーはニキビ跡に確実な効果があります。皮膚に照射すると細胞を蒸散させて「破壊」「除去」します。ニキビ跡にある瘢痕組織が一掃されて新しい皮膚に生まれ変わります。ここがニキビ跡を治療する上で重要になります。

一方で、術後のダウンタイムも長く、赤みが一週間程度は強く残ることもあります。また、色素沈着も発生しやすくなります。

アブレーティブレーザーの種類には「CO2レーザー」「エルビウムヤグレーザー」「YSGGレーザー」があります。

フラクショナルレーザーにはノンアブレーティブレーザーと呼ばれるタイプもあります。この種の機器はニキビ跡には効果は弱く、余り期待はできません。

皮膚に照射すると熱凝固で細胞を変形させます。ニキビ跡に照射すると、穴は空いても瘢痕組織が除去できないため、凹みの改善には繋がらないこともあります。

つまり、ノンアブレーティブレーザーは治療の無駄だということです。ニキビ跡を治療する上で瘢痕組織を除去して、皮膚を再構築することが重要になります。

ノンアブレーティブレーザーを導入しているクリニックでは過大な宣伝が行われていますが、期待しない方が良いでしょう。

但し、メリットもあります。アブレーティブレーザーに比べるとダウンタイムが短く、気軽に受けやすいことです。但し、効果は薄いのでお勧めしません。

ニキビ跡は受ける人にとっては切実です。レーザーの費用も数万掛かるため、適切なフラクショナルレーザーを選択してくだい。

ニキビ跡に全く効果のないレーザー

ニキビ跡には効果がないのに、あたかも有るような宣伝がされている場合があります。

以前であればフォトフェイシャルのような光治療(IPL)はニキビ跡に効果てき面と宣伝されていました。しかし、実際には真皮のコラーゲンを増やすだけで、ニキビの凹みには全く効果が期待できません。

それよりか、皮膚が地図上にビニール肌になるなどデメリットがあるだけです。

最近ではアレキサンドライトピコレーザー(ピコシュア)がニキビ跡に優れた効果があると宣伝されていますが、殆ど期待できません。

そもそも、フラクショナルレーザーのようにドット状に照射できるものの熱を加えるタイプです。真皮コラーゲンの生成を促しますが、ニキビ跡には効果はありません。

アレキサンドライトレーザー自体は真皮の深い部分まで届きません。瘢痕組織を蒸発する訳でもないため、効果は望めないのです。

ニキビ跡に期待してピコシュアを受ける方もいますが、無駄に終わっていないでしょうか・・。

但し、メリットもあります。真皮のコラーゲンを活性化するため、肌のキメが整ったりツヤが出ることもあります。フォトフェイシャルと似た働きと捉えてください。

アブレーティブタイプのフラクショナルレーザーに比べても、雲泥の差があるのが事実です。

まとめ

ニキビの悩みを解決するまとめ

ニキビ跡は男性や女性に問わず悩みの種となります。顔に跡が残ると、どうにかできないかと治療を模索する人も多くいます。

しかし、インターネット上には様々な情報が溢れていて、どれが正しいか違うのが分からなくなることもしばしばです。

身を持って体験するにしても、リスクや費用も掛かり二の足を踏みます。大切なことは自分の状態にあった適切な治療法を選択することです。

ここで、今一度ニキビ跡に確実な効果があるレーザーをまとめます。

ニキビ跡に効果がある治療はアブレーティブレーザータイプのフラクショナルレーザーであることです。

但し、一回の治療では劇的な効果はありません。10回程度の照射は必要であることを知ってください。また、照射の間隔はダウンタイムを適切に軽減することからしても三ヶ月は開けることを推奨します。

また、フラクショナルレーザーを受ける際は医師の人柄も大切です。ビジネスで行う医師はそれなりの結果しか得られません。患者さんを思う医師は、その人に合った照射方法や適切な照射量を考えて治療にあたります。

フラクショナルレーザーは照射を弱くすればダウンタイムは小さいですが、効果も弱くなります。単純に一番強くすれば、ダウンタイムが大きくリスクもあります。患者さんに合わせて適切に治療を行う医師とクリニックを見つけてください。

ニキビ跡に悩む人が良くなることを願っています。