フォトフェイシャルの失敗や副作用の体験談

フォトフェイシャルとは光（IPL）治療とも呼ばれ、美容外科などを通じて幅広く行われている治療法です。

フラッシュ機器により、シミやシワ、そばかす、ほくろ、たるみ、くすみ、毛穴の開きなど様々な皮膚の悩みに効果のある治療法です。

実際の効果はどれ程なのか、身を持って受けて参りましたので、体験談をレポートしたいと思います。

美容技術はメリットだけが先行しがちです。しかし、良い部分もあれば逆の部分もあります。

成功すれば大満足ですが、失敗すると取り返しがつかないので十分に検討してください。

使用体験談

歳を重ねるとシミやシワ、ほくろなど増え続けてきます。

ある程度までは我慢できますが、あまりに増えたり濃くなると消したくなりますよね。
しかし、数も多い場合に一つ一つ取っていると、料金も日数も掛かります。

その様なときに、フォトフェイシャルなら顔全体に効果があり、一石二鳥ではないかと思い美容外科で受けることにしました。

私自身は顔にほくろやシミが増えて、出来れば目立たなくしたいと思いました。フォトフェイシャルなら全て薄くなると淡い期待を寄せていました。

美容外科のホームページなどでは当たり前ですがメリットしか書かれていません。デメリットとしては光（IPL）治療のためレーザーのような強い効果はなく、複数回行うことにより効果が最大限になるとのことでした。

そこで、フォトフェイシャルの中でも、６種類の光（波長）を持つ「フォトフェイシャルM22」を受けることにします。

この機種は、シミやほくろだけでなく、皮膚の深い部分まで波長が届くため、線維芽細胞を活性化させてコラーゲンを増やし、たるみやシワも改善する効果があります。

まずは、お試しで１回一万円程度で受けれるクリニックを選びました。

レーザー当日

フォトフェイシャルを受けにクリニックに向かいます。

若い女性のスタッフか誰かが３分程カウセリングを行い、フォトフェイシャルに決定しました。
果たして彼女が医師だったのからスタッフだったのかは定かではありません。
他にもオプションでビタミンＣ誘導体などを勧められましたが断ります。

フォトフェイシャルの効果や副作用、リスクなどが書かれた同意書を渡されて、サインします。

一旦は別室でメイクなどは全て落としてから待機します。
その後、フォトフェイシャルを受ける部屋に入ります。

看護師の方が現れて、「今からフォトフェイシャルを打ち込みますね。」と告げられます。

レーザーを打つオプションは肌質によって３種類に分けられます。

• １.日焼けすると赤くなるタイプ
• ２.日焼けすると黒くなるタイプ
• ３.日焼けしても変わらないタイプ

ここでは「１」を告げました。

いよいよフォトフェイシャルが始まります。

「少し痛いので我慢してくださいね♪」

バチッ！バチッチ！

レーザーが肌に当たりました。何か凄い衝撃がスポット照射されて、凄まじい痛みを感じました。

本当に大丈夫なのだろうか、顔面が崩れて失敗しないだろうかと心配した程です。

まずは、レーザーが頬を一周します。
次に額、鼻と順番に照射されて顔全体にレーザーが行き渡ります。

少し心配になり看護師さんに、「あなたもこのレーザーを受けたことがあるのでしょうか？」と訪ねました。

「受けたことがありますよ。複数回受けるとより効果が上がりますよー。」と言われます。

フォトフェイシャルは１０分程で終了しました。
頬がビンタされたときのような腫れとほてりがありました。鏡で確認したところ茹で上がった赤い顔になっていて驚きました。

少しダウンタイムもあり、その日は何ともなく帰宅します。

照射後

当日はフォトフェイシャルを受けても効果は感じれませんでした。

数日経つと急激に顔痩せしていきゲッソリとしてきました。それと同時に顔が引き締まってきました。

顔に肉付きがある方は、ほっそりとしますが、痩せている方はゲッソリとします。レーザー照射により、皮膚内でダメージを受けた部分が体に吸収されていきます。その後新しい細胞に入れ替わります。

一週間程経過すると、そばかすやほくろが瘡蓋になり剥がれ始めます。完全には取れず薄くなった感じです。シミも全体的に薄くなりました。

二週間程経過すると毛穴の開きが閉じて消えていきます。
レーザー照射で毛穴がダメージを受けて、塞がるような状態です。

一ヶ月経過すると、次第に皮膚が地図のようにまだらな状態になりました。近くで見ると凄く目立つ感じでしょうか。

見た目も頬がこけて他の人からも「痩せてしまったね。」と言われるぐらいです。

この時から、２回目は受けない方が良いと思いました。

半年経過しましが、１回では対した効果はないとわかりました。シミやそばかすは若干薄くなった程度です。

ほくろは小さな平らな部分は薄くなりました。
しかし、盛り上がっている部分や１mm以上のものは変化はありません。

やはり、シミやそばかすはQスイッチレーザーで１つ１つ取る方が良いです。場合によってはトレチノインの軟膏タイプを使う方が賢明です。

ほくろは炭酸ガスレーザーで取る方がきれいに確実に取れます。

結論からして、フォトフェイには全体的なくすみやトーンを上げる効果はあります。シミやそばかす、ほくろは余り期待しない方が良いと思います。

フォトフェイシャルを何度受けても薄くはなりますが完全に消すには至難ですし、逆にシミが濃くなった部分もありますので注意が必要です。

半年程経過すると頬のゲッソリ感も消えて、皮膚の地図状態も改善してきました。

１年程経過すると、殆どに元の状態になりました。結局、効果がある人とない人に分かれると思います。

失敗とまでは言えませんが、複数回受けたいとは思いません。

やはり、年齢には逆らえないものです。

まとめ

フォトフェイシャルは合う人と合わない人がいるため、必ず一度お試しで受けた方が良いです。

複数回コース料金を払ってしまった後に、やめておけば良かったと思っても解約できません。そのため、無駄になりますし、立派な美容手術なので他人に譲渡することも出来ないので注意してください。

フォトフェイシャルの機器は、数種類あります。今回ご紹介した「フォトフェイシャルm22」の他にも「スムースクール」や「フォトブライト」など様々な機器があります。但し、明確な差はないはずです。日本人に合わせたカスタム仕様、敏感肌に合わせたカスタム仕様などといったキャッチフレーズで宣伝されていますがどれもフォトフェイシャルであり明確な効果は変わりません。

但し、フォトRF(オーロラ)は光（IPL）治療にプラスして高周波電気(RF)がプラスされています。
これにより、皮膚の真皮層まで確実に熱エネルギーが伝わります。
つまり、よりたるみやしわに効果があり、引き締め効果が期待できます。但し、顔が細い人はゲッソリと痩せるので気をつけてください。

フォトフェイシャルは１度では、それ程効果は期待できません。
複数回続けて、初めて満足できるものだと分かりました。

しみやそばかす、ほくろなどは、専用のレーザーで１つ１つ取る方が安全ですし、確実です。

また、毛穴の開きやたるみやシワは一時的に効果はありますが、時間と共に消えてなくなります。

フォトフェイシャルの効果と副作用を知り、適切に受けて欲しいです。

美容整形依存症の恐怖

美しくなりたい、一度は誰もが思うことであり、もっと綺麗になりたい。そう思い、美容外科の門を潜る人は少なくありません。
その中でも、美容整形依存症に陥り、何度も何度も整形を繰り返してしまう人が問題になっています。

このページでは美容整形に失敗した体験談を掲載しています。

＊参考記事：美容整形の副作用や失敗の体験談：SPA!

都内在住のAさん20代は、あるきっかけから美容整形を繰り返すようになりました。

美容整形依存症

Aさんは、会社も欠勤するようになり、次第に生活費を注ぎ込み、クレジットカードでローンを組むまでになったのです。

最終的にAさんが辿り着いたクリニックが精神科でした。

美容整形は成功することもあれば失敗することもあります。複数のクリニックでカウンセリングを受けて良く考えて手術を受けましょう。