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不眠症を解消する治し方

不眠症を解消して治し方を解説

不眠症の原因と正しい改善方法を理解して適切に解消する治し方を紹介します。

このページでは、不眠症に影響する蛍光灯の光、起床時間とメラトニンの関係性、パソコンと不眠症を解説します。これらを改善して、不眠症を正しく理解しましょう。

白い蛍光灯と赤い蛍光灯

白い蛍光灯と赤い蛍光灯

不眠症の治療や解消には睡眠薬が効果的ですが、最終的に自然な眠りで寝たい人が殆どだと思います。
そもそも、睡眠薬を飲まずに眠れたらと思うけど、飲まないと眠れない。

ここでより良い睡眠を取るには室内の蛍光灯が関係していると言われています。
一般家庭に良くある白い昼白色の蛍光灯は体内時計を遅らせて不眠になる原因を作ります。
一方、赤い暖色系の蛍光灯は、体内時計を正常にさせて自然に眠くなる作用が出ます。

これは実際におこなうとかなりの効果があります。
就寝の2時間前に室内の明かりを暖色系に変えると、メラトニンがしっかり出てきます。

すると、寝付きを良くする効果と、翌朝の目覚めの気分は爽快になります。
医学的にも睡眠の質の良さを測る目安となる成長ホルモンの量は明らかに、今までの値より大幅に増加する結果が出ています。
普段は白色の蛍光灯を使い、眠る2時間前に赤色の暖色系に切り替える蛍光灯を設置するだけで睡眠の質や寝付きの良さは大幅に上がります。

後、寝る2時間前からはパソコンやスマホは辞める方が脳内をリラックスさせて眠りに付きやすくします。

正直、寝る前にパソコンをすると神経が高ぶって全く寝付けなくなるので、睡眠薬に頼ってしまいます。睡眠薬を使用する場合は蛍光灯もパソコンもそれ程は関係ありませんが、自然に何とか眠りたい場合は試して見て下さい。

起床時間とメラトニン

起床後に日の光を吸収すると夜にメラトニンが増える

不眠症の大敵が不規則な生活です。昼に起きて、22時に寝ようとしても普通は寝付くことは困難です。
それは、起きてから14時間以内では眠くなるホルモンであるメラトニンが排出されず、起きてから14時間経つと出始めて眠くなる体の仕組みです。

メラトニンは眠りの質を高めてくれる睡眠薬のようなホルモンです。
眠る前にメラトニンがたっぷりあれば、寝付きが良くなりぐっすりと眠ることが出来ます。

メラトニンが良く出ている時間と眠りたい時間を合わせることが大切です。
人間の体は24時間の周期で体内時計のリズムを刻んでいます。
メラトニンの出るには、このリズムと深く関係性があるのです。

起きてから14時間経つとメラトニンが出始めます、そして2時間程で十分な量に達します。

この時に眠ると十分に質の良い眠りが得られるのです。

但し、以前の記事で書いた白色の蛍光灯を寝る前に使っていると、体内時計が乱れてしまい、2時間も逆戻りさせてしまいます。

いずれにしても、人間の体はお腹が空いて、必ず空腹を感じるように本来は眠たくなる感覚も必ず感じるのが普通なのです。
2日間起きていれば倒れそうになるぐらい眠たくなるのは当たり前で、14時間以上起きていれば起きているほど、睡眠の圧は高まりより眠れる環境が整ってきます。

不眠症で眠れない人は、これらの方法を試して見るのが根本的に不眠症を治す方法です。
不眠症の約8割の人は、14時間と蛍光灯と寝る前のパソコンやスマホ対策で治るはずです。

それでも、眠れない場合はストレスや心の病ですので、精神科や心療内科にて、睡眠薬等で治療することが必要です。

パソコンと不眠症

パソコンと不眠症

就寝前にパソコンやスマートフォンを使用すると、入眠困難や眠りが浅くなります。
人間には体内時計があり25時間周期で働いています。朝起きて日光が目に入ることにより、1日24時間に修正されます。そして、夜になると自然に寝付くことができるのです。
しかし、寝る前にパソコンやスマートフォンを使用すると、体内時計が2~3時間ずれて自然な眠りが妨げられます。その結果、不眠症になります。

体内時計のリズムが狂わないためにも、就寝の2時間前にはパソコンやスマートフォンを控えます。もし使用するなら、パソコン画面から発生するブルーライトをカットする「パソコン眼鏡」を使用します。ブルーライトは、体内時計のリズムを遅らせる原因です。

その他にも、就寝前のパソコンやスマートフォンは、交感神経を高ぶらせて、入眠困難の原因になります。リラックスして眠るには、これらを避けて安眠を目指しましょう。

不眠症の改善方法

日中

日中の過ごし方

  • 起床時に日光を浴びるまたは取り入れましょう。
  • 休日でも起床時間は出来る限り同じにしましょう。
  • 3度の食事は規則正しく取りましょう。
  • 日中に軽い運動を心がけましょう。(ウォーキングなど)
  • 夕方以降の昼寝はやめます。(昼寝をするのであれば、 15時まで30分以内に心がけましょう。)

夜の過ごし方

  • 就寝前の運動は控えましょう。
  • 部屋の照明は明るすぎないように気をつけましょう。
  • 就寝前の喫煙はやめましょう。
  • 睡眠薬がわりにアルコールを飲むのはやめましょう。
  • 就寝前のコーヒーや緑茶などカフェインを含むものの取りすぎに注意しましょう
  • 就寝前のPCやスマホはやめましょう。
  • 寝る前に自分なりの方法でリラックスしましょう。(読書、ストレッチ、就寝前は何もしない。)