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ほくろの炭酸ガスレーザーでホクロ除去を失敗しない方法

ほくろを炭酸ガスレーザーで失敗

炭酸ガスレーザーはホクロを除去できるレーザーです。

ピンポイントでホクロを確実に取れるため、受ける人も多い治療法です。

実際にホクロにレーザーを当てると、焦げ臭い匂いと共に、数秒で溶けてなくなります。皮膚に傷跡が残りにくく、ホクロを取る上で最も効果的で安全な方法です。

一方で、炭酸ガスレーザーを使ってホクロ除去をしても、失敗するケースもあります。失敗とは大きく二つに分けられます。

  • ほくろの取り残しや再発するケース
  • ほくろ除去後に跡が残るケース

とちらも割合は少ないですが、特に傷跡が残るケースは後悔することになります。

この記事では炭酸ガスレーザーで、ほくろを除去する際に失敗しない方法を解説します。

炭酸ガスレーザーとは

人間誰しも顔にはホクロが数個存在することが当たり前です。しかし、好んでホクロがあればと思う人は少なく、除去できればと考える人が多いはずです。但し、失敗して跡が残ったらどうしようかと悩んで躊躇する人もいます。

美容整形は失敗やリスクは付き物ですが、ホクロ除去は最も安全な治療法で、他のレーザーに比べてもリスクが少ない手術です。

美容外科や一部の皮膚科では、炭酸ガスレーザーなどを使用して簡単にホクロが除去できます。その手軽さ故に受ける人は何十万人といますが、大多数の人は結果に満足しています。

ほくろ除去は10点満点中、機械の性能が8だとすれば、医師の技術は2程度と言われています。しかし、この2割の技術量に結果が左右されます。

レーザーを行う医師は主に3つのタイプに分類されます。

  • 慎重にレーザーを行う医師
  • ピンポイントで確実にレーザーを行う医師
  • 適当さ大雑把なレーザーを行う医師

1.まず、慎重な医師は跡を残さないために注意して照射します。普通のほくろであれば問題ありませんが、大きなほくろや平らなほくろは取り残しが発生することも良くあります。

ほくろの取り残しが有ると高い確率で再発します。慎重になるのは良いことですが、再発しては意味がないので、次回は避けた方が良いと思います。

但し、ホクロが再発したときに保障があるクリニックもあります。

例えば、私の場合は鼻の下に小さなホクロがありました。慎重な医師に取って貰いましたが、終わって患部を見ると僅かに取り残しがありました。

この皮膚科は、一年以内の再発であれば千円で再レーザーが可能でした。

案の定薄く再発しましたが、一年以上経過していて、また元の基本料金が必要になりました。

2.次にピンポイントで確実にホクロを除去する医師は最も確実で頼りになると思います。

このような医師に出会えるかはネットの口コミや実際に体験して探すしかありません。

レーザーや自分の技術に確かな自信がある医師や美意識が高い医師は、跡を残さないギリギリのピンポイントで確実にホクロを除去してくれます。

私自身は、関東や関西の色々なクリニックでほくろを除去してきました。中でも、一番技術が良かったのは関西の大西皮膚科形成外科の大西勝医師でした。

ホクロ除去が上手い医師やクリニック

この方は、レーザーに関しては専門的な医師で、アザやシミ取りにも定評があります。

実際に何個も取って貰いましたが、大きなホクロから平らなホクロまで確実にピンポイントで除去して貰えます。

再発することも少なく、傷も殆ど残ることもなく安心できました。

美意識が非常に高く、技術のある医師です。

やはり、炭酸ガスレーザーと言えども、技術のある医師の元で受けることが一番安全ですし、失敗を防ぐことができます。

3.最後に失敗するケースとして、技術が適当な医師や大雑把な医師です。

炭酸ガスレーザーは手先が不器用でも、経験を重ねれば殆どの医師は上達します。それ程ポピュラーな手術であり、美容外科医なら誰でもできるレーザーです。

しかし、中には雑にレーザーを行う医師もいるので注意が必要です。

例えば、ホクロをレーザーで除去するにしても、傷跡を残さずに確実に取る気持ちがなく、ただ皮膚のホクロを雑に取る医師もいます。

存在するホクロ以上に皮膚を照射して、結果的に余分に傷跡が残るケースです。

ホクロが無くなっても、傷跡が永久に残ればレーザーを受ける意味がありません。

炭酸ガスレーザーは傷跡が僅かに残るケースも有ります。それを必要最小限に留めて、確実にレーザーを行う意識や技術が必要です。

診察やカウンセリングで医師に不安を感じたら、その場で断るか腕などのホクロで試してみるのも良いはずです。

何よりも不安な医師からは受けないことが自分の身を守る方法です。顔は大切な部分ですので注意してください。

概ね、自分に対する美意識が高い医師ほど、レーザーは上手いように感じました。

レーザー後の経過

時間の経過とともに色素沈着は消える

ホクロを炭酸ガスレーザーで除去すると、多かれ少なかれ、最初は傷跡ができます。

抗菌軟膏を塗り、瘡蓋ができると、茶色~黒い色素沈着が発生します。

この色素沈着は月日が経つごとに薄くなり、半年程で目立たなくなります。一年もすれば元の肌色に戻ります。

レーザーで開いた傷も月日が経つごとに目立たなくなります。半年もすると僅かな傷跡になります。一年、二年経過する程に更に目立たなくなります。

私は数十個ほくろを除去したことがあります。なお、小さいホクロであれば、傷跡が残るケースは一つもありませんでした。

3mm以上の大きなほくろは、僅かに傷跡は残っていますが、年々目立たなくなっています。このような大きなほくろを取る場合は、確実に取れて傷跡を残さないためにも医師の技術は不可欠です。

まとめ

ほくろを安心して確実に除去するなら、まずは信頼できる医師を見つけることです。

値段は1個5000~10000円程度と色々ですが、大切なことは費用ではありません。顔にあるほくろを一度取れば、効果は一生続く治療法です。

生涯一度と考えれば、10000円でも安いと思います。

技術のある医師を見つけるには、自分で体験するのが一番確かです。他にもネットの口コミや医師の個人ブログを見て総合的に判断してください。

なお、確実にほくろを除去したとしても、一割から二割程度は再発することもあります。もちろん、完全に元に戻ることは稀で、殆どは薄く発生する程度です。

この点は仕方がないと割り切ってください。

何よりも大切なことは、傷跡を残さないことです。

良い医師に出会えることを願っています。