ピコフェイシャルのシミやくすみ、シワへの効果

ピコフェイシャルは７色のレーザーにより、お肌のくすみやしみを緩和して美肌を目指すフォトフェイシャルのような働きがあります。

一回で大きな変化はありませんが継続して続けることにより、肌は見違えるほどに綺麗になっていきます。このレーザーはクリニックでいえばフォトフェイシャルに近い働きがあります。家庭用ですので医療用のレーザーのように強い出力や劇的な効果はありません。逆に、弱いことはリスクも少なく、この点は安心できます。

しかも、家庭用であるため、長期間続けることができコストも掛かりません。

この記事ではピコフェイシャルの効果やメリットを紹介します。

ピコフェイシャルとは

ピコフェイシャルの目的はシミやそばかす、くすみを緩和して美肌を目指すレーザーです。更に波長を変えると真皮の深い部分にまで到達するのでコラーゲンやエラスチンの増加が見込めます。薄いシワや皮膚の老化も改善できる場合もあります。

フォトフェイシャルに比べても出力は5～10分の１程度とマイルドです。そのため、１回で大きな変化はないものの２～３ヶ月で十分効果が出てきます。

そもそも、肌に多数できたしみやそばかすはレーザーで一つ一つ取るのも大変です。そのため、クリニックではフォトフェイシャルを使って除去する方法が行われます。但し、料金も高いですし、医療用は出力も強くリスクがあるのは確かです。

その点、ピコフェイシャルは出力がマイルドですので心配はいりません。但し、レーザーは発生するのでしっかりと使い方を正しくマスターしてください。

ピコフェイシャルの感想

私自身はピコフェイシャルをネットで購入しました。ヤフオクやメルカリ、ラクマでも検索すれば出てきます。

年齢を重ねると顔全体にしみやくすみはできてきますが、１つ１つケアするのは大変です。ピコフェイシャルは顔全体や首筋まで、皮膚全体に照射できるため効率的です。同じような商品にオメガライトもあります。こちらは照射口から顔が離れており、効果にもムラがあるため余りお勧めできません。

なお、ピコフェイシャルには類似品もありますが効果が不透明なため、正規品をお勧めします。

ピコフェイシャルの使い方

ピコフェイシャルは顔に１cm程度と密着するため、顔全体に均一に照射ができます。

実際には１日15～30分程度を週に３～４回続けて、４週間を１セットとします。私の場合は１ヶ月行えば、１ヶ月休みました。肌への負担も最大限減らすためです。

最終的に６ヶ月の内、実働３ヶ月続けたことにより、皮膚からシミは大きく減りました。Ｑスイッチレーザーのような除去後の黒いかさぶたや色素沈着もなく快適です。

続けていくと薄いかさぶたができたりもして、自然に剥がれるのを待てばしみやくすみが一段階は薄くなります。続けることで確実に綺麗になりました。結構、シミが散らばっていたのですが、全体的に消えています。

ピコフェイシャルでしみやくすみに効果のある波長は450nmです。皮膚の浅い部分に光りが届き表皮や基底層、真皮の浅い部分に効果が出てシミが押し出されます。

一方、シワやコラーゲン、エラスチンを増殖させるのに効果がある波長は630nmです。続ければシワが緩和されて美肌や若返りも目指せるかも知れません。

今回は450nmの浅い波長でしみやくすみに使い続けたため、この点はとても効果があり良かったと思います。

ピコフェイシャルの使い方

ピコフェイシャルは主にリモコンで操作します。波長は７種類ありそれぞれ違うため、自分にあうものを使ってください。詳しくは取り扱い説明に書かれてあり詳細は省きますが、次のようになります。

• 1.赤LED：たるみ シワ 小じわ・・皮膚深部1～6mmmまで到達する630nm波長でコラーゲン、エラスチンを増やして、シミ、しわ、たるみなど肌年齢を改善。
• 2.青LED：赤ニキビ・・皮膚深部1mmmまで到達する470nm波長でアクネ菌を殺菌、皮脂腺を収縮させ皮脂分泌を抑制します。また細胞を活性化させ、にきび跡や傷跡の回復を早める。
• 3.緑LED：皮脂腺 美白・・皮膚深部0.5～2mmmまで到達する520nm波長で肌腺を整え、新陳代謝を促進し、お肌のターンオーバーを正常化。
• 4.黄LED：シミ くすみ・・450nm波長で真皮や細胞に作用して活性化し、角質層のターンオーバーを正常に保ち、メラニンの排出をスムーズにする作用があり、シミやくすみの改善に効果的。
• 5.水色LED：細胞活性・・赤、青、緑が合わさった490nm波長で細胞の働きを活発にして代謝を促進する効果。
• 6.紫LED： アンチエイジング ニキビ・・赤と青が合わさった390nm波長で、アンチエイジング効果に加え、にきび、にきび跡改善にも効果がある。
• 7.白LED： 回復 リラックス・・青と緑が合わさった510nm波長で、日焼けした肌を鎮め、肌本来の再生力を取り戻す効果がある。

効果はシミやくすみをケアする浅い波長を選ぶかシワのケアやコラーゲン＆エラスチンの生成を目指す深い波長を選ぶかに分かれます。

１回15～30分照射します。最大でも30分を限度にしてください。何事も適度をが原則です。個人的には15分でしっかりと効果がありました。浅い波長と深い波長の両方を行うのであれば、15分ずつがお勧めです。

次に大事なことは出力の強さです。１～９段階あり、数値が大きくなれば強さも増します。ちなみに１では効果も小さいですが９となると強力です。人によっては強くて炎症が大きくなる恐れがあります。肝斑に使用する場合は最大でも３程度の出力で続けていくと薄くなります。

お勧めは３です。慣れれば５程度で十分に効果があります。冒頭でも言いましたが１回で大きな変化はないため、最低でも一ヶ月は様子を見て、どのように変化していくか体験してください。

因みに、最初の頃は不安もあり腕や足に照射しながらどのように変化するのか確かめました。結果的に何も問題なく顔に使用しています。

まとめ

久しぶりにお勧めのアイテムを見つけたのでピコフェイシャルを紹介させて頂きました。

初めて見たときはお面のような風潮で怪しさ満点でした笑。しかし、使い続けることにより、沢山あった小さなシミが薄く消えていったのは感動です。そもそも、シミは皮膚の浅い部分に沈澱しますが、ピコフェイシャルのレーザーにより破壊されて徐々に表皮まで浮き出て剥がれてなくなります。なお、紫外線の波長とは違うので安心です。

機器は１万円程度ですが、フォトフェイシャルを受けることに比べれば長年使えるのでお勧めだと思います。

今回は美肌を目指すのに最適なアイテムとしてピコフェイシャルを紹介しました。