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スマホ依存症をやめたい治療法とタイマー式金庫

スマホ依存症の治療ややめたい改善方法

スマホ依存症はスマートフォンをやめれなくなり四六時中見ているような状態になります。

近年、スマートフォンの急速な普及により、大半の人が使うようになりました。通話やメールだけでなく、SNSやインターネットと様々なコンテンツが溢れています。

スマホを使い続けると脳内にはドーパミンが放出されて、一日中使い続けてやめられなくなります。

スマホ依存症は体に負担が掛かる深刻な病気ではありませんが、ある程度はコントロールしながら生活に支障が出ないようにすべきです。

この記事ではスマホ依存症を適切に治療する方法を解説します。

スマホ依存症

スマートフォンを一日2時間使っていれば、一ヶ月で60時間も人生を消耗していることになります。

それが良いかどうかはさておき、スマホの中で無駄に時間を使い続けるのは良くありません。

もちろん、意味や理由があって使っているなら問題ありませんが、ただ何となく操作していたり、他にすべきことがあるのに見ていれば良くありません。

しかし、スマホ依存症はやめたくても、やめれないのが症状です。

特に子供は自分の意志でコントロールするのは難しい傾向にあります。中学生や高校生であれば勉強があるのに気づけばスマホを触っている。大人でも他にすることがあるのに、結局はスマホに夢中になってできない。これでは問題です。

治療に関して大切なことは、自分自身がスマホ依存症であることをしっかりと認識すべきです。

人によっては一日に4時間も5時間も操作しているにも関わらず、全く依存だと思わない人もいます。

この点に気づきやめたいと思うことができれば、後は完治に前進するのみです。

治療法

スマホをやめるには自分の意思だけのコントロールでは困難です。

その時はやめようと心に決めても数時間経てば、結局触っています。

大切なことは物理的に使えないようにすることです。

キッチンセーフ

タイマー式金庫のキッチンセーフで依存症を治療

ここでお勧めしたい物がタイマー式金庫の「キッチンセーフ」です。コンテナにスマートフォンを入れて、時間を設定すればロックされたまま開けることはできなくなります。

タイマー時間は1分~10日間と長く閉じ込められます。一度ロックされれば一切開きません。仮に時間が来るまでに開けるにはハンマーで壊す以外にはない程頑丈な作りになっています。

人は不思議なものですが、物理的に使えないと分かると諦めることが簡単なのです。

仮に意思だけでスマートフォンをやめようとすれば上手くはいかないので、しっかりとタイマーロックして時間が来るまで取り出せないようにすべきです。

例えば、勉強や作業をしなければならないなら、時間になるまでキッチンセーフに閉じ込めておけば、他のことに集中できます。

寝ている最中も使いたくなるなら、朝まで入れておけば不眠にもなりません。

上手く、キッチンセーフを利用してください。

病院での治療

スマホ依存症は病院でも治療が可能です。診察はメンタル系の診療科(心療内科や精神科、神経科)になります。

但し、注意として薬物でコントロールすべき病気ではありません。

依存症系の治療にはドーパミンの活動を抑える薬もあります。これらは副作用も強く安易に服用すべきではありません。

他にも、スマホ依存症で眠れないと言えば、ベンゾジアゼピン系の睡眠薬が処方されます。逆に薬に依存するようになります。

投薬ではなく、カウンセリングを中心とした治療がまだ良いでしょう。

但し、先程述べた通り、一番の治療法は物理的に使えないようにすることです。これが、最も治療の近道になります。

スマホ機能で治療

スマートフォンの中には利用時間が制限できるキッズモードが搭載されている機種もあります。

これば設定した時間以外ではスマホの使用ができなくなる機能です。使えないと分かれば、諦めが付き依存傾向から脱出できるのでお勧めします。

キッズモードが使える機種では「Priori5」などがあります。

キッズモードが搭載されているスマホ

なお、タイマー式の利用制限機能があるスマホアプリも存在します。例えば、スマホ依存症で検索すれば沢山出てきます。

スマホ依存症の治療アプリ

但し、タイマー時間も最大6~12時間と短く、ロックを無理矢理解除する方法もあるため、余りお勧めできません。

そもそも、アプリは電源を再起動した際に、すかさず削除すれば解除ができるためです。

人はロックしても解除できる方法があると分かれば、結局はコントロールできません。

やはり、元から機種に備わっているキッズモードを利用しましょう。

体験談

スマホ依存症は誰にでも起こりえる病気です。中々、完治するのは難しいですが、使用時間を適切にコントロールさえすれば、依存傾向は回復していきます。

なお、気を付けたい症状が就寝前のスマホ操作です。寝る1時間以内に使うと交換神経が高ぶり、いざ横になっても寝付くことができなくなります。

寝付けない症状がある場合は就寝前のスマホ利用がないかチェックしてください。

治療の体験談として、スマホがやめれないなら、まずはキッチンセーフに閉じ込めます。

タイマー式金庫で時間になるまでロック

これで、スマホへの意識が遠ざかり他の作業に集中できるようになります。

なお、スマホを閉じ込めておく時間を、余りに長期間にすることはおすすめできません。キッチンセーフは最大10日間もロックすれば全く何もできなくなります。自分が許容できる時間で、メリハリを持って封印するようにしてください。

キッズモードが搭載されている携帯であれば、毎日設定したスケジュールに乗っ取って利用制限がサイクル化されます。これが、一番機械的で良いかも知れません。

スマホ依存症のまとめ

スマホで使う時間をコントロールできれば、その分他のことに使えるようになります。人生においては、スマホ以上に大切なことが山ほどあります。人の時間や人生には限りがあるので、長い目で見ると多くの時間をスマホで消耗するよりは、日々の暮らしや仕事、学業、趣味などを大切にしてください。