Wavesで独自トークンの発行や作成方法
Wavesは独自トークンが数分で誰でも作成できる仮想通貨です。
独自トークンが作成できる仮想通貨はXCP(カウンターパーティー)やEtherem(イーサリアム)が有名ですが、最近はWavesも人気が出てきました。
メリットとしては送金が高速で手数料が0.4円程度と安いことです。AirDropなどで多くの人に配っても大した費用になりません。
また、作成した独自トークンはそのままWavesの取引所に上場できるため、直ぐに売買が可能です。
このような特徴もあり、Wavesのトークンは次第に増えています。
誰でも作れることは価値のないトークンが大量に溢れる結果にもなります。どのようにして、ブランド力やオリジナル性を高めていけるかが成功のポイントになりそうです。
独自トークンの作成にはプログラム知識も何も要りません。作成費用は1Wavesのみです。
詳しい独自トークンの作り方を解説します。
Wavesの作成方法
独自トークンの作成はWEBサイトで数分+低コストで作成できます。トークンを発行した後は維持費やメンテナンス、監視は一切不要です。
1.独自トークンを作成するには1Wavesが必要です。
日本円にすると500円程度です。(2018年現在)
送金手数料も考えると1.5Wavesを調達しましょう。
日本の取引所ではWavesを取り扱っていませんので、海外取引所が必要になります。
- Binance
- Bittrex
2.Waves Walletのサイトにアクセスします。
URL:Waves Wallet
3.Waves Walletのアカウントを新規に作成する場合は「NEW ACCOUNT」、既に作成済みの場合は「IMPORT ACCOUNT」を選択します。
ここでは、説明のために新規作成を選びました。
4.注意書きが表示されます。アカウントをしっかりと忘れないようにしましょうといった内容です。「I UNDERSTAND」をクリックします。
5.アカウント登録画面です。
- WALLET SEED・・ウォレットを復元するためのフレーズです。忘れないように確実にコピーや保存しましょう。
- ADDRESS・・Wavesウォレットのアドレスです。
- NAME・・名前を入力します。
- PASSWORD・・パスワードを入力します。(大文字小文字を含む英数字や記号)
- REPEAT PASSWORD・・確認のため再度パスワードを入力します。
全てが記入できれば、「REGISTER」をクリックします。
6.waveswalletにログインできました。
7.独自トークンの作成は「Tokens Creatoin tab」を選択します。
8.独自トークンの各種情報を入力します。
- NAME・・トークンの名前
- Description・・トークンの説明。例えば、WEBサイトがあればURLを入力しておく方が良いです。後から変更することはできないため、しっかりと考えてから記述しましょう。
- Total Tokens・・トークンの発行枚数
- Token Decimals・・小数点の桁数。最高は8桁までです。例えば、ビットコインは8桁です。おすすめとしては細かい小数点で取引できるため8桁ある方が良いと思います。
- Re-issuable・・チェックすると追加発行が可能になります。通常は発行するしないに関わらず、念のため追加発行ができる方が良いと思います。
全ての入力が完了すれば、「SUBMIT」をクリックします。なお、作成には手数料として1Wavesが必要です。
9.トークン発行の確認画面が表示されます。宜しければ「CONFIRM」をクリックします。これで独自トークンは直ぐに発行されます。
10.作成されたトークンを確認します。「Portfolio」を選択します。
11.「DETAILS」をクリックするとトークンの詳細情報が表示されます。
12.トークン名から概要や発行枚数が表示されています。
*作成した独自トークンのロゴ画像を設定する機能は現在ありません。今後の開発が進めば採用されるかも知れません。
取引所に上場
Wavesで作成したトークンはWaves DEX(分散型取引所)に上場されるため、直ぐに売買ができるようになります。
パソコンであれば、Wavesplatformにアクセスします。
スマートフォンであれば、Wavesのアプリである「Waves Wallet」をダウンロードします。*iPhone、Androidに対応
WavesplatformやWaves Walletで独自トークンを検索すれば表示されます。
沢山の人に独自トークンを配布して売買取引を活性化させましょう。
一括送信機能
Wavesplatformでは、作成したトークンを一括で送信する機能Mass Transferがあります。これを使用すると最大100件のアドレスにトークンを一括送信することができます。送信手数料も半分程度になり、Airdropがより実効しやすくなりました。
Wavesのまとめ
Wavesで独自トークンを作成する方法はとても簡単です。最近は個人でも独自トークンを作成して、TwitterでAirDropを行う人が増えています。
結果的に価値が少ないトークンが大量に発行されています。
イーサリアムを利用した独自トークンはプログラム知識が必要であり、スマートコントラクトを備えたり複雑な開発ができます。一方で、Wavesはどの独自トークンも機能が同じであり、オリジナル性がないため将来性があるかどうかは不透明です。
作成したトークンはホームページやホワイトペーパー、Twitter、Discordなどを駆使して価値を想像していけるかが成功のカギを握ると思います。