仮想通貨のZAIFコイン積立のメリット・デメリット・評判
仮想通貨は僅かな期間で数十倍に上昇することもあれば、暴落することもあります。上手く上昇に乗り利益を伸ばせれば良いですが、高値を掴んだまま下落が始まり塩漬けになることもあります。
以前は一本調子で価格の上昇が続きましたが、最近は乱高下するようになり不安を覚える人も多いのではないでしょうか。
ZAIFコイン積立
その様な場合にリスクを抑えて投資する方法に「ZAIFコイン積立」があります。毎月設定した金額を申し込めば、後は自動的に毎日一定額を購入してくれるシステムです。
例えば、毎月1万円のコイン積立を申し込んだとします。銀行口座から毎月27日に1万円が引き落とされます。翌月の10日~翌々月9日まで日数で割った金額で自動的に仮想通貨を購入してくれるのです。
コイン積立のメリットは人の感情に左右されずに機械的に一定額を買い続ける点です。
人は誰しも毎日の相場に一喜一憂して、正しい判断を見失うこともあります。しかし、コイン積立であればルールに従って購入を続けるため安心です。
何よりも、毎日チャートをチェックする必要もなく、無駄に時間を使う必要もなくなります。
ドルコスト平均法
ZAIFコイン積立は「ドルコスト平均法」を使用した投資方法であり、リスクを抑えることが可能です。
そもそも、仮想通貨の価格は毎日変化します。相場が上昇しても下落しても、一定額を毎日買い続けるため平均的な数値で購入ができるのです。つまり、価格が大きく変動する仮想通貨においてはローリスクな投資方法ともいえます。
ドルコスト平均法によるコイン積立はZAIFしか取り扱っておらず、他の取引所ではできません。
もちろん、トレーダー自身が毎日手動で行えば、どこの取引所でも可能です。但し、時間の手間や感情が左右するため上手くいかないこともあります。
やはり、ZAIFコイン積立に任せるのが良いと思いました。
実際にネットの口コミや評判としては2017年にコイン積立を開始して、数万が数百万円になった例もあるようです。2017年は上昇トレンドが安定的に続いていたので利益が出るのは大半だと思います。しかし、ここ最近はレンジ相場や下落相場も続いており、価格の乱高下が激しいのが特徴です。
このような相場ではドルコスト平均法は価格の平均値に購入額が収まるため、損失を抑えることが可能です。
ZAIF(ザイフ)のコイン積立は以下のような仮想通貨が対象になります。
- ビットコイン
- イーサリアム
- ネム
- モナコイン
4つの仮想通貨からコイン積立を選べます。1種類に絞るのも良いですし、複数もできます。
この記事ではZAIFコイン積立について、メリット・デメリット・評判を詳しく解説します。
ZAIFコイン積立の特徴
ZAIFコイン積立はZAIF取引所が運営する積立型の投資システムです。毎月一定の金額を銀行口座から引き落として、仮想通貨を自動的に毎日買い続けてくれます。
- 「仮想通貨を始めたいが投資方法に自信がない。」
- 「時間がなく、チャート分析も面倒」
- 「リスクを抑えて、安定した利益を継続したい。」
このような、考えを持つ人にお勧めしたい投資方法です。
積立ルール
1.自分が毎月積立たい金額を1000円単位で設定します。毎月の最高額は100万円までです。
無理のない余剰資金での金額を設定することが大切です。
今月は多くて来月は少ないでは積立の意味がなくなります。半年や年間単位で継続して続けることに意味があります。
最初は毎月1万円程度で試してみるのも良いはずです。
2.投資する仮想通貨を選びます。「ビットコイン」「イーサリアム」「ネム」「モナコイン」から選択します。
毎月投資する銘柄を変更しているとドル・コスト平均法の意味もなくなります。最初にどの仮想通貨にするか決めておきましょう。
一番多いのがビットコインに積み立てる人です。もしくは複数の種類にコイン積み立てをしても構いません。
3.設定した積み立て金額は毎月27日に引き落とされます。
月の10日までに申し込みができていれば、当月の27日に引き落とされます。
月の11日以降の申し込みであれば、翌月の27日に引き落とされます。
引き落としがされた翌月の10日~翌々月9日まで一定額を購入し続けます。
例えば、コイン積立を月3万円に設定すれば、毎日1000円分の仮想通貨を買い続けます。
手数料
ZAIFコイン積立には若干の手数料が存在します。
通常の取引であれば手数料は0.1%なので、コイン積立の手数料割高に感じます。それでも、1.5~3.5%であれば僅かだと思います。
例えば、毎月1万円のコイン積立であれば、手数料は毎月250円です。毎月5万円であれば、1250です。
時間や手間暇を考えれば妥当な手数料だと思います。
コイン積み立ての中止や利確
コイン積立はいつでも中止や解約することができます。毎月の積立金額の変更も可能です。更には、購入したポジションはいつでも売却できます。
つまり、仮想通貨の購入は自動的に行われるものの後は本人の自由です。
これはメリットでもあり、デメリットでもあります。
人は気持ちが日々変わっていくものです。毎月設定金額を変えたり、購入したポジションを頻繁に売却していれば、ドルコスト平均法で購入する意味もなくなります。
やはり、一度コイン積立を始めたのであれば、一年程度は長い目で続けることです。定期預金のように満期になるまで継続することが安定した利益にも繋がります。
ドルコスト平均法とは
ZAIFコイン積立の購入方法である「ドルコスト平均法」は価格が上昇した日も下落した日も一定額を購入し続けるため、平均的な価格でポジションが保有できます。
例えば、ビットコインであれば1BTC=200万円の時や100万円の時もあります。価格は日々変化し続けます。
仮に1BTC=200万円で投資資金を投入したとします。その後、下落が進めば大きな損失に繋がります。
ドルコスト平均法は投資資金は日数で小分けしながら、上昇や下落してい時も日々買い続けるため、リスクを抑えることになるのです。
メリットとしては上昇局面や乱高下の激しい局面では安定な資産運用が可能になります。
但し、デメリットも存在します。ドルコスト平均法であっても下落相場が長い間続くと、平均的な購入価格が落ち続けて損失が膨らんでくることです。
更に、人は下落相場が続くとコイン積立自体を中止してやめてしまうパターンもあります。
上昇している時だけでなく、下落している安値の状態で買い続けるからこそ、平均法の意味があるのです。
やはり、一度コイン積立を始めたのであれば、一年間は完全に放置したままにすることです。その間はポジションの売却もせずにひたすらガチホするのが良いと思います。
トレード例
ZAIFコイン積立による一般的なトレード例を紹介します。
ビットコインを1BTC=100万円の時に、毎月3万円づつコイン積立を開始しました。積立額を日割すると1日の購入金額は1000円程度です。
ビットコインの価格は1BTC=100万円から150万円→200万円→150万円→100万円→150万円と1ヶ月を通して変動しました。
この間、平均的な購入価格を維持できたため、大きな損失も発生せずに安定した収益が確保できています。
*あくまでも取引のシュミレーションです。
まとめ
ZAIF(ザイフ)のコイン積立は日々価格変動が激しい仮想通貨の中においてはローリスクな投資方法です。
株式でもドルコスト平均法は良く使われます。長い目で見てもローリスク・ローリターンな投資方法です。
但し、仮想通貨は一日に価格変動が数十%あることも普通です。そのため、ドル・コスト平均法でも十分にハイリターンが狙えるのです。
まずは、無理のない範囲で始めてみるのも良いと思います。