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仮想通貨やビットコインの買い増しやナンピンのトレード手法

仮想通貨の買い増しやナンピンをする手法

ビットコインは急激に価格が上昇している仮想通貨です。トレードをする人の中には億り人と呼ばれる多額の収益を得られた人も多くいます。

まだまだ、仮想通貨は始まったばかりであり、今後多額の投資マネーが流入し始めます。

さて、ビットコインやアルトコインにはトレードする場合に収益性の高い手法が存在します。

通貨分散買い増し手法

この取引手法をご紹介します。

仮想通貨の取引所

トレードにはスプレッドが狭い仮想通貨の取引所を選択します。ここではスプレッドも小さく、信頼のあるGMOコインで取引することにしました。

追記:2018年1月現在GMOコインはスプレッドが大幅に広くなったため、他の取引所も検討してください。

使用仮想通貨ペア

トレードを行う際の仮想通貨ペアは時価総額が大きく、取引も活発なものを5つ選択します。

  • ビットコイン
  • イーサリアム
  • ビットコイン・キャッシュ
  • ライトコイン
  • リップル

仮想通貨は1100種類以上存在します(2017年現在)。その中には日の目を見ないで消滅する通貨や不透明な通貨も多数あります。そのため、価値や内容が分かりづらいマイナー通貨は取引しません。

この手法では取引量や時価総額も大きい仮想通貨のみを使用します。

トレード方法

均等購入するトレード手法

仮想通貨を購入する際は1種類に資金を集中するのではなく、メジャーな5つの通貨に分散します。

1.まずはトレードに使用できる資金を5つに分けます。5種類の仮想通貨に現在の価格で均等に購入します。

例えば、先程紹介した5種類の仮想通貨を1万円づつ購入します。

2.ポジションを保有したまま価格が下がり、購入レートから25%下落するごとに同じ資金を買い増します。言わば、ナンピン手法です。

例えば、ビットコインを1BTC=100万円で1万円分購入しました。25%下落した1BTC=75万円で再び1万円分を買い増します。

もしも、更に下落が進み1BTC=50万円まで下がった場合は再び1万円分を買い増します。

このようにして、他の仮想通貨も25%下落するごとに買い増すのです。

3.利確と損切りについて説明します。基本的に損切りはしません。

利確は25%下落した際に買い増して、25%上昇すれば利益確定します。

例えば、ビットコインを1BTC=100万円で1万円分購入したとします。25%下落した1BTC=75万円で買い増した後に再び1BTC=100万円に戻れば1BTC=75万円で購入したポジションのみを利確します。

1BTC=50万円で購入したポジションは25%上昇した位置にある1BTC=75万円に戻れば利確します。

このように5種類の仮想通貨を均等で25%下落時に買い増して、リスクを分散しつつ取引をします。

ポイント

通貨分散買い増し手法は機械的なトレード手法のため、価格に一喜一憂せずにストレスなくできます。

また、購入時から25%の下落で買い増す位置は厳密でなくても構いません。

例えば、ビットコインを1BTC=100万円で1万円分購入したとします。そこから、25%下落した位置は75万円ですが、それ以下である74万円や72万円で購入しても構いません。

必ず、25%以上の下落で購入できるようにします。この例では1BTC=75万円を僅かにでも上に価格推移している状態では買い増さずに、75万円未満になるまで待ちます。

お使いの仮想通貨の取引所によっては新規取引の際に指値が使える場合もあります。価格の下落まで日々待つ必要がなくなりますので指値を利用してください。

その他

ここで一番始めに購入したポジションはいつ利確するのかという点に疑問を持たれると思います。

最初に購入したポジションは25%上昇すれば売却するか、そのまま更に利益を伸ばしてください。

注意点としては25%下落して買い増すのであって、25%上昇して買い増すのではありません。この点に注意してください。安く買って、高く売ることを目指しています。

トレード例

実際に通貨分散買い増し手法を使用したトレード例を解説します。

現在の5種類の仮想通貨の価格

  • ビットコイン1BTC=100万円
  • イーサリアム1ETH=5万円
  • ビットコインキャッシュ1BCH=10万円
  • ライトコイン1LTC=1万円
  • リップル1XRP=20円

5種類の仮想通貨を1万円づつ均等に購入します。

その後、それぞれの仮想通貨が購入時から25%下落するこどに1万円分を買い増します。

利確は25%上昇する位置まで戻ればポジションを手仕舞います。

以上がトレード手法です。

リスク

均等に買い増す手法はリスクを抑えていますが、全くない訳ではありません。仮想通貨を購入後に大暴落が起きて、そのまま価格が戻らない場合もないとも限りません。必ず、余剰資金で少ない金額でお試しください。

また、価格通貨を購入後に買い増す資金がそもそもない場合は、このトレード手法自体ができません。必ず、買い増す資金を予め確保してから開始します。

いずれにしても、仮想通貨は外貨や株式と違い実体のない金融商品です。ハイリスク・ハイリターンであることを考慮して、十分に注意しましょう。

まとめ

仮想通貨の利益や損失についてのまとめ

5つの仮想通貨に資金を分散して買い増す手法をご紹介しました。

実際にトレードに使用して見ましたが余り稼げるような方法でもないものの、損失までには至っていません。

このトレード方法は株式で良く使われるリスクを分散した取引法です。仮想通貨にも相性が良いようです。

但し、仮想通貨は値動きが激しいため十分に注意して、トレードを行うことをお勧めします。

お読み頂き、ありがとうございました。