GMOコインの仮想通貨FXでスキャルピングをするコツ
仮想通貨FXでスキャルピングを行う際に便利なサイト「イナゴFlyer」があります。
各取引所で大きな買いや売りが入った際に棒グラフや音のシグナルで情報を配信してくれます。これを上手く利用してスキャルピングのトレードに活かします。
そもそも、仮想通貨でスキャルピングを行うにはスプレッドが低い取引所が必須です。今回はGMOコインをトレードに選択して検証してみたいと思います。そもそもGMOコインは、ビットコインにレバレッジをかけてトレードが行えます。買いだけではなく売りからもエントリーができるため、下落トレンドでも利益を狙うことが可能です。
スキャルピングのルール
まず初めに、数pipsの利益を狙うスキャルピングであっても、大きなトレンドを把握しておくことは大切です。日足や1時間足を確認して、現在が上昇トレンドか下降トレンドかを概ね把握しておきましょう。
例えば、日足や1時間足が上昇トレンドであれば、買いでエントリーした際に底値は固いと気持ちにも余裕が生まれます。しかし、売りでエントリーした場合は、全体的な流れは上昇であるから損気りは徹底しようと思えます。
また、しっかりとファンダメンタルズも確認しましょう。おすすめの情報アプリに「仮想通貨ニュース大図鑑」があります。
仮想通貨のアンテナサイトのようなアプリですが、様々な情報が配信されるため現在の市場がどのように推移しているかが一目で分かります。ビットコインが上昇基調になれば、プラス的なニュースが多くなりますし、下落基調になればネガティブなニュースが多くなります。
これを元にして、全体的な市場を把握しましょう。
スキャルピングで大切なことは、損切りを徹底することです。僅かにでも損切りが遅れて、そのままポジションを保有した場合は長い間塩漬けになるとも限りません。そもそも、仮想通貨は一度下落し始めれば元に戻る保証は何もありません。大切なことは、自分の思う方向と違う価格に進んだ場合は素早く損切りを行うことです。
イナゴFlyer
スキャルピングにイナゴFlyerを活かす方法を紹介します。トレード手法自体は以下のサイトを参考にさせてもらいました。
GMOコインで仮想通貨FXを行い、1週間で11万円を300万円にしたトレーダーさんです。この方がスキャルピングの際に、イナゴFlyerを利用してエントリーする方法を考案されました。
イナゴFlyerは以下のサイトで確認できます。
サイトにアクセスして「MarketActionChecker」をクリックします。
ビットコインの売買動向がグラフで表示されます。大きな買いや売りが入ると効果音が鳴り始めます。「ガーーン」「ダダダダー」などです。
様々なイナゴ音が鳴り始めるとトレンドが発生していると予測できます。特に大きなトレンドでは1方向に棒グラフが傾き始め、効果音がガンガン鳴り始めます。
このときがトレードのチャンスです。素早くエントリーをして利益を狙います。最初は慣れるのに大変ですが一度コツを掴めばエントリーも簡単になります。
棒グラフ下には以下のような数字が並んでいます。
ここで1番重要な部分が「Sell Volume」と「Buy Volume」です。売りの取引量が多くなれば「Sell Volume」の数値が上昇します。 一方で、買いの取引量が多くなれば「Buy Volume」の数値が増えてきます。
特にポイントとしては「500」以上の数値になれば、かなりトレンドが強くなる傾向になります。もしも、「Buy Volume」が500以上であれば買いエントリー、「Sell Volume」が500以上であれば売りエントリーを積極的に進めたいところです。
1番良い使い方が、イナゴFlyerが片方に大きく増えている場合は、その方向にエントリーをしながら、コツコツ利益を貯めていくことです。
もちろん、頻繁にイナゴFlyerが大きく傾き、取引量が多くなる訳ではありません。日にもよりますし、時期にもよるため一概には言えませんが、何よりもトレンドが発生するまで待つことが重要なようです。
他の使い方としては、イナゴFlyerが安定している場合はレンジ相場ということです。イナゴFlyerの動きが余りないのであれば、レジスタンスラインとサポートラインを引いて、価格が反転するごとに小さく買ったままor売ったままポジションを保有します。
利益が数pips程度になれば利確して、損切りはイナゴFlyerの棒グラフが大きくなり始め、効果音が鳴り響き出したら、すかさず損切りを行います。つまり、イナゴFlyerの動きがないのであればポジションを保有し続けて、動きが出始めれば損切りするという使い方です。
これでレンジ相場での価格の上下移動において小さく利益を積み上げていく方法です。
トレード例
GMOコインで仮想通貨FXを行います。まずイナゴフライヤーを立ち上げて、棒グラフが大きく上昇し始めて、様々な効果音が鳴るのを待ちます。
イナゴフライヤーが活発になれば、その方向に幾度とエントリーを重ね、数pipsの利確と損切りを行います。 1番良いのが「Sell Volume」か「Buy Volume」が500以上に達するときです。この数値を超え始めると、トレンドが一方向に傾き強くなり始めます。棒グラフも山のように大きくなるので、この時を待ち続けることが大切です。
しかし、一方向に取引量が多くなるのは1日に数回あるかないかです。チャートの90%以上がレンジ相場であるため、この時はイナゴフライヤーを使用してチャンスに活かす方法に変えます。
まず、イナゴフライヤーに大した動きがないのであればレンジ相場と判断します。 5分足チャートを確認して、反転しそうな場面ですかさずエントリーを行い、数pips程度の利益になれば決済を行います。損切りはイナゴフライヤーが大きく動き始めれば決済します。
レンジ相場では買いでエントリーを行うか売りでエントリーを行う日かは、それ程は重要ではありません。そもそも値動きが行ったり来たりするため、数pips程度の利益を、狭い範囲の中で継続することが可能です。損切りさえ徹底していれば大きく損失を出すことはありません。
中々、スキャルピングのコツを掴むのは難しいですが、幾度と経験を重ねて頑張ってください。
スキャルピングのまとめ
今回イナゴフライヤーを利用してスキャルピングを行いましたが、やはりコツをつ掴むのが難しいです。そもそもGMOコインでは値動きが大きくなるとスプレッドも変動制で開くため、中々難しいというイメージを持ちました。
FXのようにスプレッドが極小まで小さくなれば良いのですが・・。今後様々な取引所が参入するにつれて、仮想通貨FXのスプレッドもどんどんと縮小されていくと思います。そうなればスキャルピングもやりやすくなるのではと考えています。
実際にスキャルピングを行うにしても、損切りは徹底しながら利益もある程度伸ばしていくのが良いようです。出来る限り、利確と損切りは2対1以上にするのがお勧めです。
例えば、1BTCでトレードを行うとします。損切りは1万円程度、利確は3万円以上にするのが良いかなと思いました。いずれにしてもスキャルピングは難しいですが、更に検証を重ねて上手く行くように努力したいと思います。