EOSイオストークンの今後や仮想通貨の将来性
EOSは今後の将来性が最も有望視されている仮想通貨です。
独立系格付け機関のWeiss RatingsがEOSを高評価に分類されるBランクに位置付けました。現時点では利用価値が無いにも関わらずです。
また、EOSは2017年の6月にICOが開始されて7月に上場しました。僅かな期間ながら、時価総額は急激に高騰して9位に到達します。
ここまで投資資金が集まった理由は、数々の実用的価値と将来性があるためです。特に次の2点は期待されています。
- 取引処理スピードが超高速(1秒間に数百万件)
- 取引手数料が無料
仮想通貨には沢山の種類がありますが、この2点を兼ね備えたEOSは他を圧倒する可能性を秘めています。
通貨の発行枚数は10億枚と適度な量です。時価総額が100億ドルで1EOS=1000円程度に到達します。
EOSそのものはイーサリアムのブロックチェーンをベースに開発が行われたトークンです。しかし、イーサリアムを圧倒的に超えるスケールを兼ね備えています。
この記事ではEOSの特徴や将来性を詳しく解説します。
名称 | EOS(イオストークン) |
---|---|
発行枚数 | 701,884,009 PEPECASH |
公開日 | 2017年07月 |
発行枚数 | 10億EOS |
公式URL | EOS |
ホワイトペーパー | EOS whitepaper |
EOSの特徴
取引スピードが超高速
EOSは分散型のアプリケーションに特化するプラットフォームを備えています。大規模で高速の取引にも対応できる設計です。
ビットコインは取引スピードも遅く、送金手詰まりもしばしばです。EOSに関しては1秒間に何百万件の取引を処理できるため、世界中の企業や人が高頻度に使用しても問題なく機能します。
仮想通貨が実用化されるには取引スピードの早さが要求されます。ビジネスにおいては尚更です。
この点、EOSは非同期処理と並行処理が使えるため、1秒当たり何百万ものトランザクションが処理できるのです。
取引処理スピード
- ビットコイン・・3~5回/秒
- イーサリアム・・15回/秒
- リップル・・1500回/秒
- VISAクレジット・・5000回/秒
- EOS・・数百万回/秒
上記を比べて見るとどれだけ高速かが分かります。
今後は大企業間や個人間で幅広く使われると思われます。
取引手数料が無料
仮想通貨は送金に対する手数料が多かれ少なかれ掛かります。
僅かな金額でも1回1回必要になることから不満に思う人も多いはずです。特に企業は高頻度に取引を行うため、僅かな手数料でもコストになります。
この点、EOSは送金手数料が無料です。費用は必要ありません。
無料であることは間違いなく大多数の人が利用します。EOSはいずれ送金に最も使用される仮想通貨になりえます。
オープンソース
EOSは誰もが自由に開発や利用できるようにオープンソース形式が採用されています。
様々なユーザー(利用者)や企業が開発者として参加でき、アップグレードしていく仕組みです。
このようなオープンソースを採用しているのはスマホのAndroiやブログ作成システムのWordPressが有名です。
今後も飛躍的な開発進歩が期待できます。
EOSの将来性
EOSは現時点では利用価値はなく、提携先の企業もありません。
しかし、高速かつ手数料が無料であることからも、今後急速に実用化される状況にあります。
仮に企業や銀行、証券会社などに採用されれば、瞬く間に価格が高騰して時価総額が増えるはずです。順調な道のりを歩めるかどうかが今後の価格を左右します。
また、EOSと似たような仮想通貨やトークンは今後も開発されて増えていきます。その中でどのようにシェアを確保して強みを発揮できるかもEOSが生き残るポイントになります。
EOSのチャートを見ると2017年7~11月までは100~200円台をレンジ相場で推移していました。
12月当たりから上昇トレンドに移行して、順調に価格を上げています。また、格付け機関のWeiss RatingsがBランクの高評化したため、安定して上昇していくと予想できます。
今後は企業や個人で使用されるようになれば、更なる上昇が期待できます。
EOSの取引所
国内の取引所ではEOSの取り扱いはありません。そのため、EOSを購入する場合は海外の取引所を使用する必要があります。
- Bitfinex(ビットフィネックス)
- BINANCE(バイナンス)
- HitBTC(ヒットビーティーシー)
- Kraken(クラーケン)
上記のような取引所が有名です。日本円が使用できないため、一旦はビットコインやイーサリアムに変えてから送金する必要があります。
海外で購入した後はウォレットに移動して保有することをお勧めします。
今後、EOSが金融庁のホワイトリストに登録されれば、日本国内でも取り扱う取引所が増えるはずです。
EOSのまとめ
EOSは近年のICOで最も資金集めや上場後の価格上昇に成功した仮想通貨です。最近ではADAコインも同様の成功を収めています。
ICOが話題になる度、購入を考える人も多いですが、実際に上手くいくのは10%あるかないかです。
ICOの案件によっては目立った成果も出ないまま解散したり、消滅することもあります。失敗した場合に損をするのは投資家です。
ICOの事業内容が記載されたホワイトペーパーを良く確認して、企業実態や将来性を見極めてから投資してください。
EOSは今後1EOS=10000円程度は通過地点だと思います。更なる成長を期待したいです。