仮想通貨やビットコインのドル・コスト平均法でのトレード手法

毎日一定の金額を購入する方法に「ドル・コスト平均法」があります。リスクを抑えた、株式で使われる投資手法です。

一度の取引で資金を全て投入するのではなく、毎日一定の金額を買い続けます。これにより、相場が上昇しても下落しても平均的な価格で購入することができます。

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一番の利点は値段が上昇した場合に高値でエントリーすることが避けられることと、値段が下落した場合に安値で多くを購入できます。そのため、リスクが低く一喜一憂せずトレードが可能になります。

ドル・コスト平均法は短期間で利確するのではなく、中長期にポジションを保有しながら、ベストなタイミングで利益を確定できます。とても優れた投資方法です。

但し、リスクが低い反面、高い収益を見込める手法ではありません。長い目で見て安定した収益を確保するのであればお勧めします。

そもそも、仮想通貨は値動きが激しくハイリスクな投資商品です。出来る限り安定性を求めるのであれば、ドル・コスト平均法は良いトレード手法です。

この記事ではドル・コスト平均を使用した簡単なトレード方法をご紹介します。

トレード手法

まず、仮想通貨を小分けして毎日購入していきます。積立投資と思えばイメージが沸きやすいかと思います。

購入資金は人にもよりますが投資に使える資金を100等分に分けます。100万円であれば、一日の投資額は１万円です。10万円であれば、一日1000円が投資できます。

ここでは投資資金の合計額が10万円と仮定して、毎日1000円を積立購入します。

注意点

レバレッジを掛けるような、FX型の取引方法はしません。投資に使える金額内でトレードをします。

毎日購入する金額は必ず一定にします。日によっては増減すると平均的な購入ができなくなるためです。

ドル・コスト平均法に使用する仮想通貨は１種類に限定します。毎日色々内な種類の仮想通貨を買うと平均法の意味がなくなります。

取引に使用する仮想通貨は時価総額や取引量が多いものを選択してください。マイナーな種類を選ぶと、流動性が低いことや暴落する恐れもあります。

比較的安定している仮想通貨

比較的安定している仮想通貨

• ビットコイン
• イーサリアム
• ビットコイン・キャッシュ
• ライトコイン
• リップル

マイナー通貨は時価総額や取引量が少ないため、今日1000円の価格を推移していたとして、明日10円に暴落しない保証はありません。必ず、メジャーな仮想通貨を選択してください。

投資に使用できる資金を100回に分けますが、100日目に資金が無くなるはずです。更に続ける場合は使える資金を用意します。もしくはそれ以上の購入を中断して、ポジションの価格推移を見守ります。いずれにしても、利確できたポジションもあると思いますので、これを新たなトレード資金にするのも一つの方法です。いずれにしても程よい投資に終わるように心掛けてください。

ドル・コスト平均法はリスクを抑えた投資法ですが、仮想通貨自体はハイリスクです。必ず余剰資金で投資をしてください。

トレード例

ドル・コスト平均法を使用して、ライトコインを毎日10000円づつ購入することにしました。

現在の１LTC＝は10000円です。

• １日目は１LTC＝10000円で購入
• ２日目は１LTC＝12000円で購入
• ３日目は１LTC＝8000円で購入
• ４日目は１LTC＝9000円で購入

このようにしてトレードを続けます。

その後、１ポジションの利益が２倍になれば、順次利益確定を行います。

まとめ

ドル・コスト平均法による仮想通貨の投資方法をご紹介しました。

元々は株式で使えるリスクを抑えた投資方法です。数年単位で行うことも良くあります。但し、株式と違う点は仮想通貨は値動きが数十倍は大きいことです。

平均的な購入でも高い収益を期待できる反面、リスクも伴います。特に、一度暴落すると二度と戻らない可能性もあるため、慎重に取引を行うことを推奨します。

くれぐれも日々の生活あっての投資です。日常を大切にしてください。