仮想通貨XCPトークンの今後や将来性とトレード手法

仮想通貨のXCPはビットコインのブロックチェーンを元に作成されたトークンです。

一般明はカウンターパーティー（counter party）と呼ばれます。マイナーな通貨ですが、今後将来性があり注目されています。

最大の利点は２つあります。

• 発行枚数が264万枚と少ないこと。
• XCPを使用して独自のトークンが簡単に作成できる。

XCPは言わば付加価値が高く、今後更に上昇できる可能性を秘めています。

この記事ではXCPトークンを詳しく解説します。

XCPの概要

XCPはトークンに分類されます。ここで、仮想通貨（コイン）とトークンの違いを解説します。

XCPトークンは元々のシステムはビットコインから来ています。そのため、処理能力や性能、ブロックチェーンはビットコインに依存します。

XCPの発行枚数

XCPトークンは仮想通貨の中でも最大発行枚数が264万枚と極端に少ない量です。

発行枚数が少ないことはお金の価値が上がりやすい傾向になります。

また、XCPトークンから独自のトークンを作成や発行ができます。発行の際にXCPをバーン（燃やして消費）するため、XCPの最大発行枚数も減少します。

その結果、更なる価格上昇も期待できます。

独自トークンの発行

XCPトークンの最大メリットとしては、独自のトークンが作成できる機能にあります。企業だけでなく、個人でも簡単に作成や発行ができるため、二次的な価値があります。

独自トークンはXCPトークンを消費して作成するため、元々あるXCPの価値が保障されています。

独自トークンとしては、以下のような銘柄が有名です。

• ZAIFトークン
• FISCOトークン
• CAICAトークン
• ペペキャッシャ
• Bitctystal

企業や団体が株式のように独自トークンを発行して、価値を高めています。

XCPを利用した独自トークンは個人でも簡単に作成できるため、クラウドファンディングのような資金調達も可能になります。

一例では堀江貴文さん（ホリエモン）がホリエモンカードをいう名の独自トークンを発行しています。

XCPの機能

XCPトークンはビットコインのブロックチェーン技術を利用しているため安全性は高く、改ざんの恐れもありません。そのため、セキュリティや安定感も保障されています。

但し、ビットコインのメリットを受けれる反面、デメリットも引き継ぐのです。ビットコインのデメリットはブロックサイズが小さい、送金速度が遅いことです。

もちろん、開発や改善が重ねられています。今後、「決済チャンネル」や「ライトニングネットワーク」のシステム改良により、一定の改善は期待できます。

XCPのデメリット

独自トークンを発行できる仮想通貨にはイーサリアムやNEMがあります。どちらもビットコインよりも手数料は安く、処理能力も上です。

つまり、独自トークンを発行するのであれば、わざわざXCPを利用しなくても、イーサリアムやNEMで代替えが可能になります。

XCPトークン自体は開発当初は相次いで企業や団体が採用しました。しかし、現在はイーサリアムやNEMに移行する独自トークンも出始めています。

例えば、ZAIFトークンは当初はXCPのプロトコルにより発行されていました。今後、段階的にNEMのプロトコルに移行されます。

XCPトークン自体はビットコインのシステムを利用しているため、自ずと機能に限界があるのは仕方がありません。取引手数料が高く、取引スピードも遅く、ネットワークの混雑が多いのが現状です。

更に、企業のXCP離れが増えていけば、価値は暴落することも考えられます。

XCPトークンが安定して価格上昇するためには、XCPを採用して独自トークンを発行する企業や人が増えることや継続することです。

XCPのトレード手法

XCPは時価総額も小さく値動きが極めて激しいのが特徴です。ハイリスク・ハイリターンな仮想通貨です。

僅かな期間で50％の上昇や下落も良くあります。そのため、暴騰している最中に高値を掴まないように注意してください。

安全なトレード手法としては間近の高値から３分の１以上下落してから購入する方法です。

例えば、１XCP＝12000円まで上昇すれば、8000円程度の下落まで待つ方が賢明です。

いずれにしても下落幅か大きいため、高値には注意してください。

まとめ

XCPトークン（カウンターパーティー）は発行枚数が少ないため今後の展開しだいでは、１XCP＝10万円程度も十分に可能性はあります。

大切なことは多くの企業や個人がXCPを使い、独自トークンを発行する状況が続けば未来は明るいと思います。

開発元であるカウンターパーティーグループにもシステム開発や改良を期待したいところです。

現在はXCPトークンを購入できるのはZAIFのみです。他の取引所にも上場すれば価格の上昇は期待できます。

また、金融庁が許可した仮想通貨のホワイトリストにも含まれています。そのため、今後複数の取引所に採用される可能性も十分にあります。

個人的には今後XCP離れが加速してNEMやイーサリアムのプロトコルへ、移行が続くのではと予想しています。

その中で、どうやって独自色を強めてブランド化していけるかが、今後の将来性を左右すると思います。

いずれにしても、XCPトークンには期待したいです。