FXの日経平均株価でドル円のトレード手法
最近ようやく少しずつ起動に乗りつつあるスキャルピング手法をご紹介します。
FXにおいてはテクニカルも大事ですが、ファンダメンタルも重要です。FX社には経済ニュースがリアルタイムで用意されていて、チャートと一緒に見ることができます。
しかし、ニュースも多岐に渡るため、どれを参考にすれば良いか迷うことも沢山あります。
私自身、毎日AM09時頃に配信されるSBIFX社の「SBI FXトレード FX Today’s Live」を参考にしています。YouTube動画で配信されるため、読まずに聞き流すだけです。
文字で読むニュースは理解する必要がありますが、動画はすんなりと内容が理解できて、市場の動向が把握できるのでお勧めです。
前日の市場の流れや為替の方向性から本日のトレンドや重要点も詳しく解説されるので売買戦略が立てやすくなります。
ドル円は基本的に世界経済や有事などもなく安定している場合であれば、円安や下値も固いです。
逆に突発的な有事や経済悪化などが発生すれば円高に進みます。また、それらのマイナス要因がいつまで続くかによっても、一時的な円高で終わるか継続性があるか判断できます。
日経平均株価を使用
「SBI FXトレード FX Today’s Live」で本日の市場予測や重要点を把握すれば、9時からは日経平均株価もトレードに利用します。
日経平均株価とドル円の相関性は強く、連動して動きます。AM09:00~PM03:00までの日本時間は日経平均株価と需要取引に注意しながら、ドル円の動きを掴みます。
基本的に日経平均株価が上昇すれば、ドル円も上昇しますし、日経平均株価が下降すれば、ドル円も下降します。
前日の日経平均株価数値より上に株価が推移していれば、ドル円は買いでエントリーして、細かく利確や損切りを繰り返します。
逆に、下に株価が推移していれば、ドル円は売りでエントリーをします。
単純ですが、かなり有効性もあるのでお勧めです。
同日のリアルタイムの日経平均株価は証券会社の口座を保有していればチャートソフトが無料で見れます。良く使うのがGMOクリック証券の株価チャート「スーパーはっちゅう君」です。
リアルタイムに日経平均株価が確認できて、FXのドル円と組み合わせてトレードすると確実です。
例えば、日経平均株価が上昇していれば、ドル円も安心して買うことができますし、細かく利益を積み重ねることができます。
エントリー方法
エントリーはティックチャートを使用します。
ティックチャートとは秒単位で切り替わるチャートで一般的なFX社であれば基本装備されているはずです。
買いの場合
日経平均株価が前日よりプラス圏内にいる場合に、ドル円が一気に下落した際にすかさず買いエントリーをします。
ティックチャートでリアルタイムタイムな値動きを監視しながら、タイミングを待ちます。
売りの場合
日経平均株価が前日よりマイナス圏内にいる場合に、ドル円が一気に上昇した際にすかさず売りエントリーをします。
ティックチャートで絶妙のタイミングが来るのを待ちます。
エントリーチャンスは5分に1回程度ですが、一日を通せば沢山のチャンスがあるので、待つことが大切です。
エントリータイミングを焦って、高値や安値を掴まないように注意してください。
また、為替相場にはトレンドとレンジの2種類があります。レンジ相場は値動きもなく方向性もわからない状態です。
この時にエントリーしても負ける確率も増えて、トレードをする意味も無くなります。無駄なエントリーを避けるためにも、値動きがある状態を待つようにします。
ドル円は日本時間であれば、AM09:00~AM11:30、PM002:30~PM03:00が最も値動きのある時間帯です。この時にトレードをするように心掛けます。
なお、AM11:30~PM00:30は株式が昼休みに入ります。必然的にドル円の値動きも無くなりますので、この時間帯のトレードは控えます。
利確と損切り
- 利確は3pips程度です。
- 損切りは3pips程度です。
トレードに置いて、一番大切なことは損切りです。何十回連勝で勝てる人のであっても、一回の損切りを忘れれば全ての利益を失うことになります。
例えば、毎回3pipsの利益で決済していて、順調に利益が積み上がっていたものの、たまたま損切りを忘れて逆行したとします。
再度値段が戻れば良いですが、運悪くそのままマイナスに進み、気づけば50pips、100pipsと損失が拡大し続けます。
こうなると、ポジションは塩漬けになり長期間何もできなくなる恐れが出ます。
こうならないためにも、確実に躊躇せず損切りをするようにしましょう。
実践トレード
日経平均株価の現在値を見ながら、リアルタイムに上昇か下降かを判断します。
現在値が上昇し始めたら、素早くUSD/JPYを買いエントリーします。
上記の画像では、前日に比べて日経平均株価がプラスになっています。現在値が上昇し始めたら、USD/JPYを買いエントリーで入ります。
日経平均株価の現在値が安定して上昇していれば、そのまま利益を伸ばし続けることができます。現在値が反転しない限りは大丈夫だと言うことです。
日経平均株価の現在値が反転を始めたり、下降するなら素早く損切りをすべきです。
まとめ
FXで日経平均株価とティックチャートを使用したトレード方法をご紹介しました。日中の日本時間に置いては有効性の高いトレードですので、是非試してみて欲しいトレード手法です。
主にスキャルピングのような細かい利益を積み重ねるのに適しています。
最初の内はコツを掴むのも大変なため、デモトレードや僅かな掛け金から初めることが推奨されます。
このトレード手法で大切なことは、損切りの徹底とエントリータイミングを待つことです。
全てはエントリーした時点で結果は出ています。負ける人の多くは、エントリーした後に利確や損切りを探し始めます。
しかし、勝つ人の多くはエントリーした時点で利確や損切りをどうするか決まっており、全ての結果は出ています。
何よりも、エントリーが重要だということです。