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マイボーム腺の詰まりを解消する方法

マイボーム腺の詰まり

従来はマイボーム腺機能不全の治療は困難といわれていました。

油分の詰まりが原因と分かっているものの、有効な手立てが無かったのが現状です。

しかし、マイボーム腺を押し出すのに最適なピンセット「SK11」を使用することにより、自己治療が可能になりました。

ピンセット

治療のポイント

マイボーム腺に詰まった皮脂をピンセットで押し出す際は、無理に強く圧迫しないで下さい。

固まった皮脂を上手く排出するには、蒸しタオルを使用します。水に浸したタオルを電子レンジで温めて、目元に5分程のせます。温まった目元は皮脂が柔らかくなるため、ピンセットで簡単に押し出せます。

また、ホットアイマスクを使うとより効果的です。10分程使用すると、マイボーム腺の皮脂が柔らかくなるため、安易に押し出すことが可能です。

また、あずきの力にも同様の効果があります。

こちらは繰り返しの使用ができるため経済的です。

お風呂上がりは目元が温まるので、マイボーム腺の皮脂が柔らかくなります。そのため、ピンセットで簡単に押し出せます。

お風呂では十分に体を温めて、お風呂上がりにピンセット治療をします。
普段の数倍油が押し出せて効果的です。

マイボーム腺の皮脂はピンセットで排出すると、ドライアイが良くなります。しかし、数日すると再度溜まり出します。
そのため、3日に1回のペースで治療を行うと効果的です。

マイボーム腺機能不全とは

マイボーム腺とはまぶたにある油を出す分泌腺であり、この油と水を混ぜて涙ができています。

しかし、その配合比率が悪いと涙がすぐ乾いてしまったり、違和感が生じてしまったりします。

特にマイボームの機能が悪いと涙の量は正常でも質が悪くなるため、出てもすぐ乾いてしまうという状況になる。

  • 涙が出ているのに涙の質がわるい人
  • 朝、眼がカラカラに乾いてるドライアイの人
  • 年中「目がくしゃくしゃする」といった不快な症状
  • 「慢性結膜炎」と言われ、ドライアイの異物感等がすっきりしない

マイボームが悪くなるのは血流の不全により、脂がうまく溶けてくれない。
(瞼がある程度の温度以上になって油が溶けだす)
慢性的な刺激・炎症、バイ菌の作用、不適切な点眼薬の使用があります。

温熱法の要領で蒸しタオルなどで眼瞼を温め、融点の高くなった脂質を押し出しやすくし、マイボーム腺の走行に沿って眼瞼マッサージを行って内容物を排出させる。その後、市販されているベビークレンジンなどのマイルドな消毒薬を含んだ綿棒で瞼縁の排出物をぬぐい、最後に抗菌薬の眼軟膏を塗布します。

一部の眼科では吉冨式マイボーム腺圧迫セッシなどで、定期的に内容物を排出すると安易に取り出せます。このページでは自分でピンセットを使用して取り除く方法も紹介しています。

体験談

*この内容は旧マイボーム腺の原因・症状・治療法で掲載していた体験談です。

旧マイボーム腺の原因・症状・治療法について

マイボーム腺機能不全は病院やクリニックでしか治療できないと思っていたが、こんなに簡単にピンセットで押し出して治療できるとは思わなかった。

自分でできるためありがたい。

ピンセットでマイボーム腺を押し出すときに、眼を傷つけないように注意した方が良い。

自分で押し出す場合は細心の注意を払いたい。

眼が常に乾き、ドライアイの症状が酷く眼科では、ヒアレインを処方されるだけでした。

何件か眼科を回る内に、マイボーム腺に油が詰まっているのではと言われて治療しています。

医師がピンセットで押し出すと固まった油が大量に出てきます。

いつも、ソフトサンティアを使っていましたが、逆に頻繁に注すと油分が流れ出て、油分が原因のドライアイには良くないと知りました。

アイマスクや湯舟で瞼をマッサージしていたけど、自分でピンセットで押し出すようになってからは、眼が格段に快適になった。

病院で治療する場合は、2週間ごとにピンセットで押し出してもらわなければなりません。これが結構面倒で通い続けるのは大変です。しかも、1,000円2,000円は掛かるため結構な出費です。更に、一番辛いのが麻酔の目薬を注さなければいけません。これが翌日にかけて、目に染みて痛いのです。

自分でピンセットで押し出すようになってからは、簡単に出来てマイボーム栓が完治しつつあります。長く自分で続けられるので良かった。

今まで2個マイボーム栓用のピンセットを購入しましたが、1個目は完璧で痛みもなく取れます。

2個目は、少し角の部分が凸凹があり、押し出すときに瞼に当たるので、耐水サンドペーパーで滑らかにミクロ部分を削りました。

マイボーム腺用のピンセットsk11

耐水サンドペーパーは、ホームセンターで購入できます。

精密なサンドペーパーを選びます。慎重に凸凹部分を削り落としました。

まあ、ピンセットにも稀にですが当たり外れがあるのかも知れませんね。

マイボーム腺に詰まった油をピンセットで押し出す時は、目に当たらないように十分に注意してください。

赤ちゃん用のベビーピンセットで先端は丸くなっていますが、目に当たれば危険です。必ず保護用のソフトコンタクトレンズは着用します。

また、マイボーム腺を押し出すペースは、週1程度にするのが良いです。毎日押し出していると、まぶたのダメージも大きいですし、それ程たまり続けるわけではありません。

一度マイボーム腺の油を除去すれば、数日程度は快適に保てます。そのため、多くても週に1~2回に留めてください。

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