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剥脱性口唇炎の原因や症状、治療法を解説

剥脱性口唇炎の原因や治療法を徹底的に解説

剥脱性口唇炎は何度も唇が剥がれて、慢性的に荒れる病気です。一度発症すると中々治らずに美容面でもに影響が出てきます。

剥脱性口唇炎の原因は乾燥やストレス、不衛生な状態が主な要因と考えられています。

治療法にはステロイド軟膏やプラスチ、ワセリンなどがあります。薬をぬると厚ごい皮は剥がれてきれいに成りますが、再度瘡蓋が発生して、治療経過は良くありません。

この記事では、剥脱性口唇炎の原因、症状、治療法を紹介します。

原因

剥脱性口唇炎の原因は完全に解明されている訳ではありません。要因の一つとして、ストレスや乾燥が考えられます。

誰しも季節の変わり目など寒くなる時期に乾燥して口唇が荒れることがあります。また、人によってはストレスが口唇に出ることもあります。
問題はこれらの状況により口唇が荒れたとしても、通常であれば治っていくのが普通です。しかし、この時点で何らかの要因が重なって、慢性的な剥脱性口唇炎に移行することがあります。

また、原因が一つだけと考えるのも良くありません。複合的な要因が重なっている可能性もあります。例えば、季節の変わり目で口唇が荒れて、そこにストレスが重なり慢性化していることも考えられます。

また、口唇炎を自己治療する方法にリップクリームがあります。荒れている口唇に塗ると刺激になり、更に悪化することもあります。あくまでもリップクリームは唇の乾燥予防です。
荒れているときに使うものではありません。

また、口唇が荒れていると、乾燥させては駄目だと思い、洗顔料で洗わない人がいます。しかし、剥脱性口唇炎で厚い瘡蓋が重なると、隙間に菌が繁殖しやすいので、毎日患部を清潔にすることが重要です。

その他様々な自己治療が変えって悪化させていることも自覚する必要があります。人によっては乾燥をとにかく何とかしなくてはと考えて、化粧水や乳液を付ける人がいます。しかし、前述した通り、それが変えって悪化を招きますので注意が必要です。

症状

剥脱性口唇炎の症状について

剥脱性口唇炎の症状は口唇の皮が繰り返して剥がれ続けることです。

上部の瘡蓋が剥がれても、また瘡蓋が発生して慢性的に症状を繰り返します。

命に関わる病気でもありませんが、見た目に影響が出てくるため、人に会うのが怖くなったり、ストレスになります。何よりも中々治らないためにうつやストレス障害になる人もいます。

治療法

剥脱性口唇炎はリップクリームなどの自己治療はしないことが賢明です。更なる炎症を起こすためです。しっかりと毎日洗顔料で清潔に洗います。軽い口唇炎であれば数日で良くなります。また、剥脱性口唇炎であっても数ヶ月を掛けてきれいになってきます。

口唇の細胞は皮膚組織が荒れて必要だから瘡蓋を作ります。瘡蓋を作る必要が無くなれば元の健康な状態に戻ります。

剥脱性口唇炎の乾燥を気にして、清潔に水洗いや洗顔を怠ると瘡蓋内に菌が繁殖します。患部が黄色味を帯びていれば、顕微鏡で拡大するとカンジタ菌が繁殖していることもあります。こうなると、口唇の瘡蓋が剥がれても再度瘡蓋ができるでしょう。正しい治療法は、毎日清潔を保つことです。

また、剥脱性口唇炎になった場合は自己治療せずに皮膚科に行くことも大切です。皮膚科では主に、ステロイドとプラスチを混ぜた軟膏が処方されます。これを患部に塗ると瘡蓋はきれいに剥がれていきます。
次に口唇は赤みを帯びた患部が現れて再度瘡蓋を形成しますが、徐々にきれいに元に戻りはじめます。傷が治るのと同じ経過を辿りながら完治します。

また、ステロイドは副作用もあるため、長期間使うことは好ましくありません。最初の瘡蓋が剥がれた時点で終了します。唇は皮膚と粘膜境目を担っています。唇の外は皮膚が形成されて、唇の内は口腔粘膜が形成されています。そのため、そのままプラスチを塗り続けると、軟膏の水分により口唇の上皮が粘膜組織に傾きます。

つまり、口唇が口腔の粘膜のようになるのです。もちろん、これは一時的ですので軟膏をやめれば、再度皮膚組織に傾き始めます。大切なことは、軟膏は一時的な効果で合って、清潔に患部を保ち自然に治るのを待つことです。

体験談

剥脱性口唇炎の体験談

剥脱性口唇炎の体験談をお話します。

私は、9月頃に季節の変わり目で口唇炎になりました。その頃はストレスも多く、様々な要因が重なったと思います。

通常であれば普通の口唇炎で完治していたものの、リップクリームや市販の軟膏を使用して更なる悪化を招きました。

この頃には乾燥が良くないと間違った認識により、患部を清潔にすることを避けるようになります。こうして気がつくと慢性的な剥脱性口唇炎に移行していきました。

皮膚科にも行きました。そこでは、プラスチやワセリンが処方されました。口唇炎に塗ると上部の瘡蓋は剥がれて一旦はきれいになります。

しかし、塗り薬をやめると再度瘡蓋が現れるため、毎日塗り続ける日々でした。

ここで、思いきって自己治療や塗り薬など全てやめて、毎日清潔にするだけの治療に戻しました。

それから、数ヶ月経過しましたが、少しづつ瘡蓋も薄くなり良くなりました。大切なことは、リップクリームや塗り薬に依存せずに自己治癒力に頼ることです。

それを自分が患部を清潔にしたり、ストレスを溜めずに睡眠をしっかり取るなど体をサポートすることが大切です。

また、誰でも口唇は乾燥などで荒れることが普通なので、あまりストレスに感じずに自己治癒は変えって悪化を招くため、行わないことが大切です。

現在は剥脱性口唇炎も完治しました。同じ苦しみを持つ方も、きっと良くなることを願っています。

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