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FXモモタ氏のスキャルピングトレード手法

FXでモモタ氏のスキャルピングによるトレード手法

FXのスキャルピングで優れた才能を発揮して、安定した利益を得るトレーダーに一色モモタさんがいます。

FXを始めた当初から3年間は-621万円まで損失が膨らみますが、ここから1年で儲かるトレーダーに変貌を遂げました。一時の黒字額は約3000万円を超えます。

勝てるようになったきっかけは損切りをしっかりと行い、大きな損をしないことが重要だそうです。

小さく勝って、小さく負けることを徹底しています。また、最初に損切りラインを決めておくことも大切です。大抵は、それより前に損切りをしているようです。

トレードをする時間は午前3時~9時までです。この時間は値動きが少なく飛ぶリスクが軽減されます。

なお、スキャルピングに使用する通貨ペアはUSD/JPYに限定しています。スプレッドも狭いためです。

この記事ではモモタ氏のスキャルピングテクニックを紹介します。

トレード手法

スキャルピングにおけるトレード手法のルール

トレードルールは基本的に順張りスキャルピングで行います。取引単位は100万通貨を使用しています。

チャートにはローソク足とレジスタンスライン、サポートラインだけを見てスキャルピングをします。

一回当たりの利益は1pips程度、最大でも5pipsです。一日辺りのトレード回数は200~300回程度になります。小さな利益を幾度となく積み上げる手法です。

FXのスプレッドにはUSD/JPY=0.3pips以内の取引所を使用します。

チャートから値動きの特徴をつかむ

FXには値動きのクセがあります。これを掴むには日々のトレードで経験を重ねることです。

また、以下の予測が重要になります。

  • この値動きが発生すれば利益が得られるトレードになるのではないか
  • この値動きのときは損失になる可能性が高いのではないか
  • この値動きなら損失はこの程度まで許容できるのではないか

このようにエントリー前に利確や損失を予想して、素早くトレードをします。単純に買いや売りをしている訳ではなく、一つ一つのエントリーに意味を持たせています。

損失を抑える

スキャルピングで大切なことは損切りを徹底することです。僅かな判断の遅れが大きな損失や塩漬けポジションになるとも限りません。

とにかく、少しの利益でエグジットすると共に、僅かな損失でロスカットすることが大切です。エントリー前には許容できる範囲の損失を決めておきましょう。

スキャルピングで成功する極意は損切りに掛かっています。

テクニック

スキャルピングをする場合は明確に勝てる状況になるまで待つことが重要です。

チャンスのある値動きになるまでは山の如くどっしり構えて動かないことです。意味なく不用意にエントリーすることは無駄です。

また、チャンスが来たら素早くエントリーすることが大切です。躊躇して遅れたらチャンスは既に逃げています。焦ってエントリーするよりは次を待ちましょう。

チャンス待つこと+素早くエントリーをすることが重要です。

テクニカル分析

スキャルピングでは短い時間足を見ますが、トレードを始めるに当たっては大きな流れも確認しておきます。

日足や4時間足、1時間足を確認して中長期的な相場の流れを見ます。次に、30分足や15分足、5分足を確認して短期的な相場の流れを見ます。

例えば、短期的なトレンドが上昇中であっても、中長期が下降トレンドだとします。短い期間は上昇トレンドが起きやすいが、全体的な流れは下降しているので下落トレンドに転換する可能性も高いと予想できます。

大きなトレンドと間近のトレンドを両方把握しておくと、急な値動きに対処できるためです。

また、前日や前週の高値や安値はレジスタンスラインやサポートラインになりやすいため把握しておきます。

なお、実際のスキャルピングでは5分足を使用します。

5分足チャートにレジスタンスラインとサポートラインを引きます。中心にラインを引いておきます。

レジスタンスラインとサポートラインを引く

  • レジスタンスラインから価格が反転した辺りから中央ラインまでは売りでエントリーを重ねます。
  • サポートラインから価格が反転した辺りから中央ラインまでは買いでエントリーを重ねます。

買いと売りを細かくスキャルピング

利確や損切りは1pips程度を徹底します。

トレードをする時間帯(AM:03~09時)は値動きも安定しているため、スキャルピングもしやすくなります。

トレード例

モモタ式スキャルピングのトレード例

スキャルピングをするに当たってはデモトレードで良く練習する必要があります。SBIFXは少額な資金からトレードが可能です。数ドル程度を使用して、スキャルピングを練習するのが良いと思います。

実際に午前3時~9時辺りでトレードをしてみましたが、値動きは少なくレンジ相場が形成しやすいのと分かりやすいトレンドが起きます。

この状態で5分足チャートを使用して、レジスタンスラインとサポートラインを使い細かくスキャルピングをします。

まとめ

一色モモタ氏のスキャルピングはトレードチャンスも沢山あり、効果的だと思いました。しかし、実際にスキャルピングは瞬時の予測と判断が必要になります。これは経験や技術が要ると思いました。

なお、スキャルピングはFX取引所によっては可能な所と禁止している所があります。SBIFXとLIONFX、JFXがお勧めだと思いました。

また、ドル円のスプレッドは狭くても変動性であれば、急な値動きでは開く場合もあります。必ず、スプレッドが固定性の取引所を使用してください。

なお、モモタ氏のスキャルピングテクニカルは書籍で詳しく解説されているようです。トレードルールが分かりやすいかと思いました。