カソーダでシミやほくろを取る方法や作り方
皮膚に出来てしまったホクロやシミをアルカリ性のクリームで剥がし取れると人気の商品が「カソーダ」です。
Amazonやネットショップで購入できるため使った方も多いのではないでしょうか。値段は1000円程度で良く売れているようです。
実際にシミやほくろは小さい状態や薄い状態であれば除去が可能です。過度な期待は禁物ですが、正しい使い方を知り試して見ると良いと思いました。
また、ひまし油と重曹を組み合わせれば自宅でもカソーダが作成できます。
この記事ではカソーダでしみやホクロを取る方法や作り方をご紹介します。
カソーダとは
カソーダは日本で製造されておらず、海外(アメリカなど)から輸入して手に入れます。
海外では知名度もあり、しみやホクロ、イボ、魚の目、タコなどの皮膚疾患を除去する民間療法的なクリームです。医薬品ではありません。
アルカリ性の成分が含まれているため、皮膚に塗ると浸透してダメージを与えます。溶かして剥がすと考えて良いと思います。
アルカリ性が強ければ皮膚への侵食が強く、傷も深くなり危険です。カソーダのアルカリ性は弱いため、正しく使用すればそれ程問題にはなりません。
カソーダを購入する場合はアメリカ製のメーカー品を選びましょう。アジアなどでは模造品も販売されており、アルカリ性が強く危険です。注意してください。
カソーダの使い方は皮膚のしみやホクロができた部位に毎日塗ると、かさぶたができます。その後、数日経過すればきれいに剥がれます。
一度で取ることは困難ですが、何度か続ける必要があります。
注意点としては取れるしみやほくろは小さいものや薄いものだけです。
盛り上がったほくろや大きいほくろをカソーダで取ることは無理があります。あくまでも小さいほくろや平らなほくろに使用してください。
しみに関しては肝斑や大きいしみに使用すると悪化する恐れがあります。薄いものに限定してください。
カーソダの作り方
カソーダは家庭でもひまし油と重曹を調合して作ることができます。どちらもドラッグストア(薬局)やネットショップ(Amazon)で手に入ります。
ひまし油(カスターオイルやキャスターオイル)
重曹
1.自家製カソーダを保存するための小さな容器を用意します。ダイソーなどの100均で購入してください。
2.ひまし油と重曹を1:2で混ぜます。割合は間違えないように注意してください。
ひまし油1:重曹2
3.清潔な割り箸などでしっかりと数分は混ぜます。固体化してクリーム状になれば完成です。
完成したカソーダはその日で使い切ってください。保存すると成分が劣化したり効果が落ちます。必ず、使用の都度作成してください。
いきなり顔には使用せずに目立たない腕や足の部分で試してください。
カソーダの使い方
1.カソーダはしみやホクロの部分に、はみ出さずに小さく塗ります。軟膏のようにベッタリと付けることは避けてください。周囲の皮膚を巻き込むと炎症が広範囲になるためです。
麺棒や爪楊枝を使って、しみやホクロに慎重・丁寧に付けます。
2.カソーダを塗った部分はガーゼや絆創膏を貼っておきます。
注意点:湿潤化をするためのキズパワーパッドは使用しないでください。カソーダを塗った後に貼ると炎症が悪化する恐れがあります。
3.翌朝になれば、洗顔できれいに洗い落とします。
使用回数は1日2回(朝と晩)です。効果が強いと感じた場合は1日1回(晩)だけにしてください。
注意点:痛みや痒み、炎症の異常を感じた場合は中止してください。
4.毎日続けるとかさぶたになり、数日経過するとシミやほくろが剥がれ落ちて薄くなります。
ほくろであれば黒い部分が浮いてきて、剥がれ落ちてきます。カソーダは一回で効果を実感すりのは無理であり、数日~1週間程度は継続する必要があります。
ポイント
カソーダはアルカリ性による強いピーリング効果があり、しみやほくろが取れてきます。但し、無理に剥がすことはせずに自然に剥がれるまで継続してください。
カソーダを塗った後の皮膚は傷と同じ状態です。バリア機能も低下しているため、日焼け対策や患部を清潔にするように心掛けてください。
しみは広範囲に使用するため、炎症範囲が広くなります。予想外の炎症を起こすことも考えられます。慎重に使用してください。
スクラッチと呼ばれる竹串の先でほくろを擦ってから、カソーダを塗る方法があります。あまりお勧めできる方法ではありません。
レーザー治療
カソーダを顔のほくろやしみに使う場合は慎重に検討してください。
使用して効かないようなら、皮膚科や美容外科のレーザーで取る方が安全です。
- ホクロ・・炭酸ガスレーザー
- しみ・・Qスイッチレーザー
費用は1個5000~10000円程度掛かりますが、一度取れば再発することも殆どありません。
カソーダを使って、何とかしみやホクロを取ろうと試した結果、濃くなったり悪化したケースもあります。あくまでも民間療法でしかありません。
ホクロは表面から浅い部分や真皮の深い部分にあることも考えられます。中途半端に取ると何度も再発します。
また、顔のしみやホクロに関しては、やはりクリニックでレーザーにより除去することを推奨します。
カソーダのまとめ
皮膚のしみやほくろは気付かない内に増えて、悩みの種になりますよね。
カソーダは自宅で安価に使用できるため人気です。実際にそれなりに、効果があるのも事実です。一度、駄目元で使用してみるのも良いと思います。手や腕、足など見えない部分であれば試す価値はあります。
顔に関しては、カソーダを使用せずにレーザーを使う方が良いです。
くれぐれもカソーダは注意して使ってください。しみやほくろが良くなることを願っています。
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