COMSAとICOの今後や将来性とコムサトークン
COMSA(コムサ)とはICOをサポートする事業や取引所の提供を主体とします。
株に例えると分かりやすいのですが、COMSAが証券取引所であり、ICOが各企業の株式に該当します。
ICOはブロックチェーン技術を利用した自社専用の独自トークンを発行して、資金を調達する方法です。
一般的な企業であれば、東京証券取引取引所やジャスダック、マザーズに株式を上場させて資金を調達します。同じような方法を仮想通貨で行い資金を調達するのです。
COMSAはブロックチェーン技術の導入をサポートしたり、技術支援や発行した独自トークンを売買する取引所を提供します。
つまり、ICOにより資金調達を円滑に開始できるようサポートするのがCOMSAの役割です。
COMSAの事業はZAIF取引所の運営会社であるテックビューロ株式会社がプロジェクトを主導しています。資金調達の手段も必然的にZAIF取引所で行われます。
今後、各企業のICOが開始されれて独自トークンが発行されれば、ZAIFの取引所で売買できるようになります。
COMSAの事業内容
COMSAのICOサポート事業には3つの中核が存在します。
- ICOソリューション
- トークンソリューション
- コントラクトソリューション
ICOソリューション
ICOにより独自トークンを発行して円滑に資金を調達できるようにサポートします。
ホワイトペーパー
ホワイトペーパー(企業の事業内容)を発行して、資金調達による事業展開や使い道を明記する。
ホワイトペーパーは、投資家がICOの将来性や投資の可否を判断する材料になります。
ブロックチェーン導入のサポート
通常、一般企業はブロックチェーン技術の知識やノウハウはありません。これらの技術を支援して独自トークンの発行までをサポートします。
その他のサポート
その他、国内外への宣伝活動やトークンセール(売り出し)の実施ツールなど、ICOを開始するまでの支援を行います。
トークンソリューション
ICOにより独自トークンを発行すれば、次に資金を集めるための取引所を提供します。
市場に開放されれば活発な売買が行われます。有望なプロジェクトを備えたICOであれば、将来性を期待して多くの資金が流入するはずです。
基本的にCOMSAのICO案件はZAIFの取引所で売買が可能になります。
また、発行されたトークンはテックビューロが開発したプライベートブロックチェーン「mijin」により、内部勘定で一括管理ができます。
コントラクトソリューション
ICOで発行されたトークンは3種類のパブリックブロックチェーン「ビットコイン」「NEM」「イーサリアム」とプライベートブロックチェーン「mijin」を連動させて、整合性を保ちます。
また、実社会での法定通貨(日本円)での商取引をブロックチェーン上で実現して、第3者の仲介なしに取引を行えるようにします。
トークンを資金調達の手段だけでなく、実際のビジネスに応用しようとする試みです。
COMSAトークンとは
COMSA(コムサ)の事業そのものの資金を調達するためのトークンが発行されています。それが、COMSAトークンです。
取引所に上場する前にはトークンセールが行われ、僅か一ヶ月で約109億円の資金が集まりました。
現在はZAIFの取引所で売買ができ、CMS:ETH(ERC20トークン)とCMS:XEM(Mosaic )の2種類があります。
- CMS:ETH・・イーサリアムのブロックチェーン技術で発行されたトークン
- CMS:XEM・・NEMのブロックチェーン技術で発行されたトークン
どちらも同じ1COMSAであり、同一価値です。どちらを購入するかは好みですが、数%の価格差が発生している時もあります。基本的に僅かにでも安い方を購入するのが良いと思います。
ちなみにCOMSAトークンはウォレットに保管や管理ができます。
- CMS:ETH・・イーサリアムウォレット
- CMS:XEM・・NEMが保管できるNano Wallet(ナノウォレット)
COMSAトークンの将来性
COMSAトークンは明確に価格が上昇できる将来性があります。COMSAの事業が起動に乗れば、1COMSA=1000円は通過点に過ぎないと思います。
そのためにも最も重要なことは以下の2点です。
- ICOの案件が契約に結び付き、着実に実行されていくこと
- ICOの案件が増えていくこと
これらの成果が順調に積み上がって行けば、COMSAトークンの価値は飛躍的に上昇していくはずです。
COMSAトークンは保有しているだけでも2つのメリットがあります。
5%のボーナス
COMSAのICOで発行されるトークンセールでは、COMSAトークンを利用して購入ができます。しかも、5%のボーナスが付与されます。
例えば、日本円で100枚購入できるのであれば、COMSAトークンなら5%増の105枚購入できます。
COMSAは実用的な価値があるため、保有しておく人も増えるはずです。
特別なプレセールへ招待
COMSAトークンを保有している人には特別なプレセールに招待して貰える特典が付きます。
誰よりも早く購入することができるようになります。
このように使い道と保有するメリットがあり、今後ICO案件が増える程に価格は上昇していくと思います。
COMSAトークンのリスク
COMSA(コムサ)のICOへの参加は複数の企業が検討している段階です。
今後はICO案件が増えていくと期待して、価格が維持されている状態です。
契約がまとまり開始されればCOMSAトークンの価格は上昇していきます。まとまらずに撤退が続けば価格は下落していきます。
また、ICOはCOMSAだけが取り扱っている訳ではありません。日本では「QUOINE」が同様のICO事業を展開しています。特に注目すべきはSBI CapitalBaseの動向です。同様のICO事業を近い将来開始します。高い技術だけでなく、強固なセキュリティーや運営企業の規模や信頼性もICO案件が集まるかどうかを左右します。今後は更に参入してくる企業が現れる可能性もあります。
その中でどのようにしてブランド化や質の高いサービスを提供できるかが鍵になります。
各企業のICOにどれだけの人が投資してくれて資金が集まるかもポイントになります。ICOで資金調達をする企業はベンチャー企業や中小企業が多く、投資するには安定性に欠けます。
いわば、将来に期待して投資するのですが、成功する企業もあれば、失敗や倒産する企業も出てきます。そうなれば無価値になります。
しっかりと、ホワイトペーパーを確認すると共に企業の実態を見極めることが大切です。
COMSAのまとめ
COMSAトークンはICO案件が増えるに従って価格が上昇していくと思います。
テックビューロ社は元々ブロックチェーンの開発や技術力は高度です。NEMのコア開発者3人が合流しており技術力は卓越しています。
着実にICOの成果を継続していけば、価格の上昇は期待できると思います。