角栓YouTube動画に使えるマイクロスコープの種類を検証
YouTubeで動画を検索していると「角栓」動画を良く見掛けると思います。
角栓動画は10万回や100万回再生されていることも多く、作成して投稿すれば収益になりやすいです。
角栓動画の何が良くて、どういった需要があるのかわかりません。とても不思議ですが見る人は多いので、今回は角栓動画にお勧めのマイクロスコープを検証して動画作成方法を紹介します。
マイクロスコープ
マイクロスコープといっても千円から数十万円とピンからキリまで様々な種類が存在します。どれにしようか迷うところですが基本的には値段通りです。安いものはそれなりの画質や機能しか無く。高いものは画質も良く高機能です。
Dino-Lite
マイクロスコープで有名な製品は「Dino-Lite」です。研究所や製造業などでも幅広く使われています。これを角栓撮影に使うこともできます。
画質も良く、詳細に撮影が可能です。ピントは20倍から200倍と高倍率の撮影が可能です。
しかし、デメリットもあります。解像度が1280×720以上になるとフレームレート15fps以下になり。画面が揺らぎます。
逆に解像度が640×480だと、フレームレートは60fpsになるため早送りのような画像になります。通常の30fpsにはならないので、画質はきれいでも揺らぎが発生して、納得の行く画像は撮影できませんでした。
また、動きの速いものを追うと画面がちらつきます。
今回試したのは以下の2点です。
- Dino Lite Premier2 S Polarizer 型番:DINOAD7013MZT
- Dino-Lite Premier2 M Polarizer 型番:DINOAD4113ZT
どちらも値段が数万以上いるため、無理に購入しない方が良いと思いました。
なお、エランドショップではマイクロスコープの貸し出しが可能です。購入前に一度試して見ることをお勧めします。
USB3.0マイクロスコープ
USB3.0マイクロスコープ
ショップ名 | オプトワールド |
---|---|
URL | USB3.0マイクロスコープ |
USB3.0マイクロスコープ「TGR350PC」は角栓撮影に最も適したマイクロスコープだと思います。
USB3.0カメラ搭載のため、従来の約4倍のスピードがあります。USB2.0でありがちな表示遅れがありません。画像も高解像度で画面の揺らぎもありません。しかし、値段が20万円掛かるためかなりの出費になります。
USB3.0対応のため、高速に機能します。
次のような動画を撮影するのであればUSB3.0マイクロスコープ「TGR350PC」は必要だと思います。
USB 2.0デジタル顕微鏡、5MPビデオ付き顕微鏡
USB 2.0デジタル顕微鏡、5MPビデオ付き顕微鏡は500万画素のセンサーを搭載していて値段もお手頃です。Amazonのレビューにも好評価の書き込みが多いです。
しかし、好評価している方はモニターの方が多く、実際の機能は対したことは無かったです。どちらかというと画質を引き延ばして500万画素にしているようで体感的に30万画素程度の機能だと思いました。
エレコム USBマイクロスコープ
「エレコム USBマイクロスコープ UCAM-MS130NSV」は最も売れているマイクロスコープで数千円で購入が可能です。
画質は130万画素あります。しかし、画面が暗く画質も荒いため、鮮明な角栓動画は撮影できません。
解像度が1280×720で撮影できますが、フレームレートが15fps以下になり画面が揺らいで使い物になりませんでした。また、運が悪いと画面にドット欠けがある製品に当たります。僅か一つでもあれば撮影の倍率が高いため目立ちます。
個人で肌や頭皮の確認に使うには十分ですが、角栓動画にはお勧め出来ないと思いました。
ミヨシ USB顕微鏡 UK-02
ミヨシのUSB顕微鏡は、値段も手頃ですがセンサーは200万画素あり、画質も綺麗です。検証した中では一番良かったと思える製品でした。角栓動画もきれいに撮影で来て、YouTubeにアップロードが可能です。
何万もするマイクロスコープを購入するよりは、ある程度手頃で購入できて試せるマイクロスコープだと思います。
動画編集
角栓動画を撮影したら、次は編集が必要です。
動画編集は、Windowsムービーメーカーなど無料のソフトもありますが、ここでは「Adobe Premiere Elements 15」を使用して動画を完成させます。
タイトルやBGM、エフェクト効果など様々な編集が行えます。例えば、動画の画面が暗い時などは彩度を調整して明るくすることも可能です。動画編集も操作がシンプルで、編集や修正だけでなく、チュートリアルに従って作成すると映画のような演出も可能です。無料ソフトでは中々ここまでの動画編集ができないのでお勧めです。
動画編集には「Final Cut Pro」や「Adobe Premiere Pro」もありますが、価格が数十万掛かります。そのため、手ごろな価格で高機能な編集が行える「Adobe Premiere Elements 15」を使用しています。
まとめ
角栓動画を投稿しているYouTuberの中には全再生回数が8000万回に到達した方もいます。
これだけ需要があるということは、良質な角栓動画を沢山アップロードすれば、多くの方が見てくるのではないでしょうか。
しかし、最近気づいたのですが、こういった角栓動画には広告が表示されなくなっています。 YouTubeの規約変更による対処かもしれません。YouTubeは順調に利益を積み上げていても、突然の規約変更に敢え無く散ることもしばしばです。
こうなると堅実にオリジナル動画で作成していくのが一番かもしれません。