無添加眼軟膏でドライアイを治療

ドライアイで辛い時は、目薬を使うことが一般的ですが、無添加の眼軟膏を使うと目が潤います。

パソコンやスマートフォンを長時間使用していると、どうしても避けられ無いのがドライアイなどの目の乾きです。症状が進むと角膜に傷ができたり、炎症が起きたりするので、早期に治療を開始することが望まれます。

眼科での一般的な治療法は、ヒアルロン酸点眼液やジクアス点眼液、ムコスタ点眼液などが有名です。これらの目薬を使えば、ドライアイは緩和されます。

海外などでは、無添加の眼軟膏が販売されており、薬局などで気軽に入手が可能です。しかし、日本では眼軟膏は存在するものの、無添加眼軟膏はありません。

無添加眼軟膏は、軟膏タイプ（油分）の薬です。目に塗ると、しっとりして潤います。また、べたべたして粘着性があるため、角膜を強固に保湿することが可能です。

このページでは、無添加眼軟膏の入手方法や使用方法をご紹介します。

入手方法

既に述べた通り日本の眼科や薬局などでは、無添加眼軟膏を入手することは極めて困難です。眼軟膏はステロイドや抗菌薬などでは認可されていますが、ドライアイなどに使われる無添加眼軟膏は存在しません。

そのため、インターネットの個人輸入で無添加眼軟膏を入手する必要があります。無添加眼軟膏は、eBayなどで購入が可能です。商品名は「soothe nighttime」です。

金額としては1個10ドル程度で配送料は300円程です。商品が届くまでに2～4週間掛かることもあるため、余裕を持って注文してください。

また、少し手数料が掛かりますが、セカイモンであれば購入時に日本のサポートが受けられて安心して購入できます。

また、日本ではほんの一部ですが眼科で取り扱っている場合もあります。一例を挙げると、東京の上野にある吉野眼科などでは、ドライアイスの患者さんに無添加の眼軟膏を処方しています。

1個1080円（税込み）「2015年現在」で販売されています。必要な場合は医師の診察を受けて、処方してもらいます。

何かと無添加眼軟膏は入手するのが困難ですが、ドライアイにとても効果があるため、一度使用してみることをお勧めします。

無添加眼軟膏の利点

• ドライアイによる目の乾きを治療。
• 防腐剤を含まない。
• 必要に応じて頻繁に使用ことが出来る。
• 使用前にコンタクトレンズを取り外してください。
• 日中だけではなく寝てる時に使用することも可能。

使用方法

無添加眼軟膏の一般的な使用方法は、夜間寝ている時に塗って、ドライアイを治療する方法が取り扱い説明書に添付されています。

では、日中使用しても問題無いのでしょうか。

答えは、日中に使用してこそ、無添加眼軟膏の効果が最大限発揮されます。

しかし、一つだけ問題点があります。無添加眼軟膏は、性質上油分が多いため、使用すると目にべっとりと眼軟膏が行き渡り、視界が見えにくくなります。

点眼薬は水分のため、眼に注しても違和感はありません。一方眼軟膏は、油分のため視界が一時的に濁って見えにくくなります。時間とともに眼から排出されて視界は問題なくなりますが、運転や機械作業している内は十分に注意して使用してください。

日本でも認可されて販売されるは良いのですが、軟膏や油分で視界がぼやけるので、自動車の運転や野外での使用は危険のため、認可されるためにはハードルがあるようです。

水溶性の点眼薬と違い眼軟膏は、油分のためとても潤います。一度塗れば数時間は目が保湿され全くドライアイが気にならなくなります。

また、無添加眼軟膏を製造しているメーカーはボシュロムのため安心して使用できます。防腐剤等は一切含まれておりません。

使用経過

ドライアイの症状なのが辛い時に、無添加眼軟膏を塗ると素早く保湿されて眼の乾きがなくなります。

パソコン用スマホなど、目を酷使する前に塗っておけばドライアイの予防にもなります。

私は、目の乾きが強いときに無添加眼軟膏を塗ってドライアイを凌いでいます。一般的な目薬より余程効果があり、目の潤いはとても良好です。

夜間に無添加眼軟膏塗って、寝ることもできますが、あまりこのような使い方をすることはありませんでした。夜間は目を閉じているため、目の乾きはそれ程は気になりません。

それよりも、日中のオフィス内でのパソコン作業や暖房、冷房などの目の乾きで使用する方が効果的です。

注意点

コンタクトレンズを使用している場合は無添加の眼軟膏は使用できません。あくまでも裸眼や眼鏡を掛けているときに使用してください。

仮に、コンタクトレンズを使用している最中に無添加眼軟膏をつけると、視界がぼやけるばかりではなく、コンタクトレンズがずれたり、外れたりすることもあるため、危険です。

また、コンタクトレンズに油分が付着して劣化させることもありますので、使用しないでください。

商品を開封後は、1ヶ月程度で使い切ってください。無添加のため防腐剤が含まれていません。そのため、長期間保存すると腐敗することが考えられるため、開封後は早期に使用するようにします。

人によっては、無添加眼軟膏が合わ無いことがあります。その場合は、炎症が起きたり、悪化することもありますので、目に違和感を感じたら使用を中断して医師の診察を受けてください。

なお、ドライアイの基本治療は眼科で行うのが推奨されます。無添加眼軟膏を使用している場合は、定期的にドライアイの状態が大丈夫か、医師の診察を受けることが適切です。

まとめ

パソコン作業が多いとドライアイや目の乾きがあって作業に集中こともありました。無添加の眼軟膏使用するようになってからは、目の乾きに悩まされることもなくなっています。

日本の薬局などでも認可され、販売されれば良いのですが、現状では海外から入手するしかありません。海外では、薬局で一般販売されているため、数百円で誰でも購入することが可能です。

とても効果があるため、今後日本でも認可製造されることが期待されます。