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越後真人さんの元ジャニーズJr.時代とその後の人生の物語

越後真人のジャニーズ時代

~夢の舞台に立つ寸前で去り、沈黙の時代を越えて声を上げた元ジャニーズJr.~

元ジャニーズJr.の越後真人は、V6候補にもなった実力者。1995年に退所後は表舞台を離れるが、後年ジャニー喜多川氏による性被害を告発。補償対象外とされた不条理と向き合い、今も声を上げ続けている人物です。

幼い頃・ジャニーズとの出会い

越後真人(えちご まさと)さんは 1974年7月11日生まれ。秋田県出身で、高校生の頃にジャニーズ事務所に入所しました。
1991年4月2日 に特待生としてジャニーズ入りし、事務所に通う生活が始まりました(秋田から東京まで通っていたと言われています)。
ニックネームは「秋田君」。これは後に俳優の井ノ原快彦さんがつけた名前として知られています。※井ノ原さんは当時からとても人気のあるジュニアでした。

当時の越後さんは、同じく次のV6メンバー候補として名前が挙がっていたジュニアの一人でもありました。実際に 1995年のV6デビュー会見(六本木・ヴェルファーレ)前に事前に呼ばれていたことがあった という記録も残っていますが、この時は 内容を知らされないまま参加を辞退し、その後退所する道を選びました。このことから「もしそのままデビューしていたら…」という可能性も感じられる存在でした。

しかし、当時の事務所はとても厳しい世界で、人気者になる人もいれば、その道を去る人もたくさんいました。越後さんは1995年の夏に ジャニーズ事務所を退所しています。

芸能界を離れた後の越後さん

退所後は、一般社会で生活を送りながら人生を歩んでいます。芸能界に残らず、普通の仕事をしながら暮らしていたようです。普段は目立つ存在ではなく、その名前を知らない人も多かったでしょう。

でも、越後さん自身の人生や当時の大変な体験は、後に大きな社会問題につながります。

ジャニーズ性加害問題と越後さんの告発

ここからが越後さんの人生で 大きな転機になった出来事 です。

ジャニーズ性加害問題とは?

有名な芸能事務所「ジャニーズ事務所」は、創業者である ジャニー喜多川(1931〜2019)氏が長年にわたって未成年者への性加害を行っていた とされる問題が2023年頃に大きく世間に知られるようになりました(被害者は何百人にも上ると報じられ、多くの元ジャニーズJr. が名乗り出ています)。

このことでジャニーズ事務所は SMILE-UP. という名前に変わり、性加害の被害者救済と補償の仕組みを整える動きが進められていますが、その対応や基準が社会でも大きな議論になっています。

越後さんの告発・裁判・活動

越後さんは 2025年6月17日 に霞が関で行われた 司法記者クラブでの記者会見 に登壇しました。ここでは、ジャニー喜多川氏による 性的児童虐待問題の被害者として、そして救済の対象から外されてしまった実態を訴えた のです。彼自身はジャニーズに 約4年半在籍していたにもかかわらず、 SMILE-UP. の救済制度で在籍が確認できない理由から補償の対象外として扱われてしまった と訴えました。

越後さんは次のような言葉を残しています(記者会見での主な主張)

  • 在籍確認が取れないため補償対象外となってしまった。
  • SMILE-UP. から十分な説明がないまま除外されている現状はおかしい。
  • 必要ならば 調停や民事訴訟も検討する と話しています。

そして同年6月21日には週刊実話Webの記事でもインタビューが公開されました。

それだけでなく、YouTubeチャンネル「河田町姉妹のおしゃべりワイドショー」などにも出演し、自らの体験や当時の状況、被害の告発について語っています。

補償制度とのやり取り

越後さんは SMILE-UP. に提出していた再調査・再面談を求める陳述書にも丁寧な対応がされず、同年8月8日に再び補償対象外との回答を受けています。これには大変なショックと失望を感じたようです。

その後、YouTubeなどで現状を告白し、「諦めるという選択肢はない」と語り、支援や理解を求め続けています。

支援の呼びかけと発信

越後さんは 旧ジャニーズ事務所で一緒に活動した人たちへ、証言協力を呼びかけるメッセージをSNSに投稿 したり、関係者の証言や協力を求める活動を続けています。
2025年12月〜2026年1月にかけても、同期のジュニアに協力を呼びかけたり、当事者同士で考えを語り合う配信などの活動が行われています。

また、補償制度や救済委員会の対応についても、自身の経験を語りながら改善を求めています。こうした活動は、同じような立場の人々の声を社会に届ける大切な動きにもなっています。

越後さんの思い・これから

越後真人のジャニーズと現在

*週間実話

越後真人さんはこれまでの人生で、 夢であった芸能界に進むチャンスを持ちながらも、その未来を閉ざし、長い間苦しい思いを抱えてきた人です。
いまはその苦悩を隠さずに、同じような体験をした人たちのために声をあげる活動に力を注いでいます。

彼の訴えは 「同じように苦しむ人がまだたくさんいる」 という事実を知ってほしい という強い思いにつながっています。これからも当事者として、また声を届ける人としての活動が注目されています。