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FXのRCIで1分足スキャルピングをするコツやトレード手法

FXのRCIでスキャルピングをするコツやトレード手法

RCIとはFXで人気のオーシレーター系のテクニカルです。MACDやRSIと並んで良く使われています。

一般的には買われ過ぎや売られ過ぎを表す指標であり、数値が大きくなればなる程、価格が反転する可能性が高まります。いわゆる逆張りに相性が合うテクニカルです。

実際のトレードで使うと上手く行きそうでダマしも多く、勝ったり負けたりを繰り返します。

今回はRCIを使用してスキャルピングするコツや安定した利益率でトレードする方法を検証してみました。

使用通貨ペアとFX社

RCIスキャルピングでトレードに使用する通貨ペアはUSD/JPYかEUR/USDです。

どちらもスプレッドが狭く、小さな利益を積み上げやすいためです。

トレードに使用するFX社はスプレッドが極小の所を選びます。

  • USD/JPY・・0.3pips以下
  • EUR/USD・・0.5pips以下

できる限りスプレッドは固定式を推奨します。

RCIのスキャルピング

スキャルピングを行う上で一番使うのが1分足のチャートです。こちらを使用足に設定します。

RCIは単独で使うとダマしも多く余り機能しません。大切なことは移動平均足やボリンジャーバンドと組み合わせて使うことです。これで精度は比較的良くなります。

1.まずは、メインの1分足チャートに120日移動平均線をセットします。

移動平均線でFXを予測する

2.次にRCIの9日間を設定します。

RCIでFXを予測する

これでチャートは完成です。

トレードルール

120SMAの上に価格が推移している場合は買いでのみエントリーします。下に価格が推移している場合は売りでのみエントリーをします。

買いエントリー

120SMAより価格が上に推移している状態で、RCIが-80以上まで下降すれば買いでエントリーをします。

売りエントリー

120SMAより価格が下に推移している状態で、RCIが+80以上まで上昇すれば売りでエントリーをします。

利確と損切り

利益確定(リミット)と損切り(ロスカット)は10pips:10pipsにします。
ポジションを建てたら、OCO決済注文を使用して決済します。

成行で決済しても良いのですが判断が曖昧になることもあるので、しっかりとOCO注文してください。

後はプラスで決済されるかマイナスで決済されるかを待つだけです。

トレード例

実際にRCIスキャルピングを使用したトレードをご紹介します。

1分足チャートでは120日移動平均線より上に価格が推移していました。

RCIが-80に到達した時点で、120SMAより価格が上にあるので買いでエントリーをします。

ポジションを建てたら、リミット:ロスカットは10pips:10pipsでOCO注文します。後は自動で約定されるのを待つだけです。

注意点としてはOCO注文をした後で気持ちが変わって成行決済することはしないでください。

ポジションの保有は1つのみであり、複数建てることはしません。1つのポジションが決済されてから、次のエントリーをしてください。

1時間辺りのエントリーチャンスは約5回程度です。
また、経済指標が発表される時間帯は突発的な値動きがあるため、トレードを避けるようにします。

資金管理

ポジションのコントロール次第では利益率も大きく変化していきます。

パターン 条件 平均枚数 合計損益
A 2枚固定 2 +約3万円
B 3連敗で1枚追加、3連勝で1枚減らす 4.2 +約10万円
C 3連敗で1枚減らす、3連勝で1枚追加 1 +約1.5万円

*4連勝、4連敗以上では増減なし。また、1枚になればそれ以下にはしない

*あくまでも検証するためのシュミレーションです。

A~Cのケースでは断トツでBの結果になりました。トレードではルールの勝率と共に資金管理が勝ち負けを左右するようです。

なお、Bパターンは最大ポジション数は3枚であり、最低ポジション数は1枚です。

トレードの心得

スキャルピングで大切なことは勝つことよりも負けないことが大切です。そのためにも損切りは徹底してすべきです。

また、多少負けていてもトレードルールには従うことが勝利への鉄則です。スキャルピングで負ける人の多くは損大利小でトレードするためです。

プラスに傾けば直ぐに決済を行い、マイナスになれば塩漬けしているようでは絶対に勝てません。

また、連勝した場合にポジションを増やす投資方法は失敗すると破産します。統計学的に見ても、3連勝したら4回目はポジションを1つ減らすべきです。

ある程度利益が積み上がり資産が増えてくれば、少しずつ投資金額を増やしていくのがベストです。

その他

RCIスキャルピングとは余り関係がないのですが、現在の市場から上昇や下落トレンドを見分ける方法にSBIFXのAIチャットに尋ねると比較的予想が当たりやすいようです。

SBIFXのAIチャット

AIチャットを開き「市場予測」と記入すると、市場を予想してくれるのでトレード戦略が建てやすくなります。

外国為替の市場を自動予測する

現在のトレンドやレンジ相場が予想されました。良く当たるので信頼できます。

上昇トレンドと下落トレンドの予想ができる

また、レンジ相場と分かれば不用意なトレードも減るはずです。効果的に活用してください。

RCIスキャルピングのまとめ

RCIと移動平均線を使ったスキャルピング手法は勝率も良いと感じました。まだまだ、コツを掴む前の検証段階でありデモトレードや少額で試している段階です。

実際にはSBIFXなど少額ロットで取引できる環境で十分に検証を重ねて頂けたらと思います。

また、10pipsの損切り=負けた場合は何故なのかを考えることも大切です。単純に押し目や戻りが深くてロスカットにあったのか、トレンドが転換してロスカットさせたのかを考えてください。

トレンドが分かりにくいのであれば、その日はトレードしないことも大切です。

また、通貨ペアはUSD/JPYだけやEUR/USDだけに偏るのではなく、まずはトレンドが強い方をトレードに選んでください。

スキャルピングが上手くいくことを願っております。ありがとうございました。