WEB制作会社の仕事を独学や未経験で就職するには
WEB業界の仕事は人気があり、希望する人も多い職業です。
普段からスマホやPCでネットを観覧していると、次第に自分も制作できたらといった気持ちになる人も多いはずです。
WEBの仕事は、やりがいもあり楽しいですが、大変なことも多々あります。
この記事では、実際の仕事内容やWEBデサイナーになる方法や給料などを紹介いたします。
WEBデザイナーになるには
WEBの仕事はハローワークや民間求人紙などで多数応募があります。
但し、求人に応募するには必要なスキルがいくつかあります。
ます、HTMLやCSSが理解できてドリームウィーバーが使えること。
フォトショップやイラストレーターが使えることが大体の条件になるようです。
もし経験がないからといって諦める必要はありません。WEB書籍を購入して独学で勉強することも出来ますし、Adobe Creative Cloudを数ヶ月間購入して操作方法を覚えると良いです。
基礎的な知識があり、やる気さえあれば内定を貰えるはずです。
後は、自分で制作した作品を面接に必ず持って行きアピールしてください。
その他近道としては、WEBスクールに通うのも就職する上で確実です。
有名WEBスクールには、デジハリがあります。料金は高いですが、卒業生は仲間意識が強いので、就職先にデジハリ出身者がいると有利です。
また、他にも沢山のWEBスクールがあるので一度体験してみて自分にあったスクールを見つけます。
基本的に数ヶ月から半年程学んで終了ですが、基礎的な知識は確実に身につくと思います。
WEB制作会社の就職に有利な資格としては、WEBクリエイター能力認定試験のエキスパートがあります。この資格があると制作の基礎技術を証明できるのであると良いです。
参考記事:WEBクリエーター能力認定試験の上級と初級の合格裏技ガイドブック
より雇用が安定した会社に入るためにも基礎的な技術はしっかりと身につけておきます。
入社後
初めの内は、簡単なマークアップ作業や写真加工が続きます。
何よりもWEBは覚えることが沢山ありますので、勉強は必須です。
人によってはデザインタイプの人もいれば、コーディングやプログラマータイプと多様です。
デザインセンスが無い方はどれ程学んだとしても、センスは上がってきません。
男性に比べて女性の方がデザインセンスは良いです。また、男性が作るサイトと女性が作るサイトは全く違う傾向になります。
WEBサイトのデザインを担当できるかどうかはセンスに掛かっています。
WEBの仕事は不思議ですが、伸びる人はどんどんと技術が上達していきます。逆に伸びない人は全く伸びなく、合う合わないが分かれてくる仕事だと思います。
次にコーディングですが、HTMLやCSSは覚えれば容易ですので、日々の業務をこなす内に覚えていきます。
WordPressやレスポンシブサイトなど学ぶことも多数ありますが、日々の業務と努力で身についていきます。
WEBには良く使用されるプログラミングとしてPHPなどがあります。PHPはHTMLやCSSと違い身に付けるにはかなり勉強する必要があります。仕事として使いこなすには数年以上掛かります。
そのためWEBデザイナーとプログラマーの職種は別々に存在して求人があります。
但し、WEBデザイナーだからといって、PHPの基礎的な技術は必要ですので最低限は覚えておく必要があります。
WordpressでPHPは使いますし、何よりもPHPが使えると仕事の幅が拡がりWEB業界の就職にも有利です。
後はコミュニケーション能力も必要になります。WEB制作はディレクター、コーダー、デザイナー、プログラマーなどに分かれてチームで仕事をします。
それゆえに自分で1から10まで制作するのではなく、チームで分担しながら作業するので人間関係は必須になります。
営業職の様な体育会系や情熱的な人は殆どいないです。逆に物静かな人や細かい人、ごく普通の人が多い職業です。
仕事内容
WEB制作会社での一般的な仕事の進み方を紹介します。
- 1.お客様の依頼などで、営業の人が仕事を請け負います。次に、お客様の元に営業やWEBデザイナーが訪問して、どのようなサイトにするか話しをします。
- 2.画面定義書を作成します。
- 3.フレームワークを作成します。
- 4.コーディングやデザインに担当が分かれてサイト制作。複数の案件をこなしながら業務を進めます。
- 5.お客様と連絡を取りながら、サイトを完成します。
- 6.完成データを納品します。ドメイン登録やサーバーへのアップロードなども行います。
- 7.継続してサポートを受ける場合は、月額料金を設定して、サイトの内容更新や編集を請け負います。
以上が概ねの仕事内容です。
一日のスケジュール
AM9:00
会社に出社します。
サイトの進捗状況やミーティングを行います。
WEBサイトの制作業務が始まります。
AM12:00
昼休憩
AM13:00
ミーティングを行いながら、WEBサイトの制作が続きます。
AM18:00
本日の業務の進捗状況を報告して業務は終了です。
待遇や給料
勤務は基本的に月から金曜日の平日が多い傾向にあります。
土日は休みのところに応募する方が良いと思います。中には残業が多く、休みもないブラック企業もありますので注意が必要です。
給料は、他の職種に比べて高いとは言えません。
給与は月に15~25万程度。多い人で30万程度でしょうか。
中小企業が殆どですが、比較的短命に終わる企業も多いです。
先のことを考えて、WEB技術を身につけたなら、PHPなどのプログラムやサーバーの運営保守管理などの技術も積極的に覚えておくと、将来のために役に立つと思います。
サイトの制作料金
企業サイトを作成する料金は概ね20万前後です。細かい料金を継ぎ足す制作会社よりも明瞭端的な料金設定をしている制作会社の方が好まれます。
但し、WEBサイトといってもログインシステムやショッピングシステムを備えるとなると料金はプラスされます。
また、サイトが完成すればそれで終りではなく、更新作業が必要になります。月額設定を設けて、月数千円~数万程度の契約を結びます。
もしくは必要なときに一回辺りの更新料を設定して請け負います。
ポータルサイトやネットショップなどはシステムも複雑なため、料金も数百万は必要になります。
例えば過去に相談や依頼された例を挙げますと以下の様な料金設定になります。
1.ジモティー
似たサイトを制作したい場合は制作期間4ヶ月、制作費用500万は掛かります。
必要なシステムはログインシステム、掲示板システム、出品システムなど。
2.動画アンテナサイト
このようなサイトを制作したいと相談を受けたことがあります。制作期間3ヶ月、制作費用は300万程度は掛かります。
必要なシステムは、RSSを取得するシステム。ログインシステム、曜日ごとに人気記事ランキングを集計して表示するシステムなど。
更新料や保守管理費用を含めた場合は、かなりの費用になります。
まとめ
WEB業界は入ってくる方も多いですが辞めていく方も多い職種です。
IT分野は日々技術が進歩していくため、勉強をしたり、先を読む力も必要になります。
職人の仕事は日々の忍耐と努力や継続する力、石の上にも三年といった言葉もあります。
しかし、IT業界は時代の流れが早いため、大事なことは利益が出る分野は「集中投資」。駄目なものは見切りをつける「撤退戦略」が重要と良く上司から言われました。
WEBのやり甲斐や楽しさを求めるか他の職種で安定を求めるかは、その人次第です。
WEB業界に職種する方は頑張って欲しいです。
WEB技術の無料受講
人気の就職先として、WEBデザイナーやWEBクリエイターがあります。
しかし、初心者の人には、どうやって始めればいいのか悩む人も多いと思います。
書籍を購入してみたものの作るのが難しい。
ある程度は作れるようにはなったが、技術的な水準はどうなのか。
更には、アフィリエイトやgoogleアドセンスを始めたいが、どうやってサイトを作ったり、アクセス数を伸ばせばいいのかといった悩みはつきものです。
そんな方に、WEBデザイナーやWEBクリエイターに無料でなる方法を紹介します。
無料でWEBデザイナーになれました。
私の場合、本屋で書籍を購入して独学で勉強していましたが、簡単なサイトしかできずアクセス数も伸び悩んでいました。
趣味でやっていたので本格的にWEBデザイナーになりたいと思いました。
そこで、職業訓練の基金訓練にWEB系のコースが沢山用意されていたので受講しました。
レッスン料は無料で、世帯収入が25万円以下なら10万円の給付金+交通費がもらえました。
更にAdobeのソフトも学割価格で購入できて、WEBクリエイターの認定試験も受講対策を受けることができます。
充実したWEB制作の方法を3か月間も無料で学ぶことが出いました。
お蔭で今は、どういった風に効率よくWEB制作をして、アクセス数を伸ばせるのかといった方法や知識が身につきWEBデザイナーになり就職にも役立ちました。
参照記事:基金訓練体験談
国の制度を利用した方法を紹介いたしました。
上手く利用して、WEBデザイナーやWEBクリエイターを目指しましょう。