モナコインが10000円になる今後の将来性
モナコインは日本の掲示板2chから生まれた国産の仮想通貨です。モナコインの絵柄には「モナー」というキャラクターが描かれており、日本人には馴染み深い通貨です。
発行は2014年に開始されて、当初は「投げ銭」「おはじき」「チップ」として日の目を見ずに数円をさ迷っていました。
2017年の仮想通貨ブームと共に数百倍の高騰を見せ、一時期は1MONA=2000円を超える場面もありました。
そんな話題性もあるモナコインですが、今後価格を上げて10000円台に突入する可能性はあるのか、詳しく解説します。
モナコインの特徴
取引スピード
モナコインはライトコインのブロックチェーンをベースに開発されました。
ライトコインはビットコインをベースに開発されています。つまり、この3つの通貨は似たような性質を合わせ持ちます。
その中でもモナコインの特徴は取引スピードが早い点です。ビットコインが10分間隔でブロックを作成するのに対して、モナコインは90秒と高速です。
- ビットコイン・・10分
- ライトコイン・・2.5分
- モナコイン・・1.5分
但し、取引スピードが90秒であっても大した早さではなく、実用的な価値はないのが現実です。
現在はより性能が高い仮想通貨が幾つも開発されており、モナコインは影を潜めています。
発行枚数
モナコインの発行上限枚数は1億512万枚です。2018年1月現在の発行枚数は約5500万枚です。今後のマイニングで増加していきます。
ビットコインに比べるとマイニングはし易すいですが、個人で太刀打ちできるのは難しいため、取引所で購入するのが一般的です。
segwitの導入
モナコインは世界で初めてsegwit(セグウィット)を導入しました。これにより、ブロックチェーンの容量を上げることに成功します。
segwitはブロックチェーン内に含まれていた公開鍵や著名を分離して、別の領域に格納する方法です。取引処理スピードは格段に上がりました。
モナコインの今後や将来性
モナーコインは実用的な価値は乏しく、性能としても取引スピードは遅めです。他の仮想通貨に勝る強みがないのと持続的な成長要因がないため、更なる価格上昇は難しいと思います。
但し、モナコインは日本人に馴染みやすいブランド力は健在であり、一定の投資需要はあるため、数百~数千円程度の価格は維持できるはずです。
海外では日本発祥のアニメコインやオタクコインのように認識されています。一定の取引はあるものの、モナコインを買い支えているのは日本人です。国内取引所の多くはモナコインを取り扱っているため、今後も一定の取引や流動性があるため、数十円台まで暴落する可能性は低いと思います。
一部のネットショップや秋葉原のお店ではモナコインで決済できるようです。但し、万人受けする通貨ではないため、全国に使用先が広がっていくことはないと思います。どうしても2chの印象が強く、信頼性が低いためです。
また、海外先では使用できるような場所や提携先の開拓は困難です。
仮想通貨市場の成長と共に1MOMA=10000円も超えるのではと期待していた人も多いはずです。時価総額に換算すれば、1兆円規模になります。*時価総額は全発行枚数により計算
この規模は現実的には難しいと言わざる追えません。時価総額は3000~5000億円程度が妥当なはずです。そう考えるとポジションを長期保有するのであれば、1MONA=最大数千円の内に利確するのが良いと思います。
トレード手法
2017年の当初は数円程度でしたが、仮想通貨のブームと共に急速に価格が暴騰しました。一時期は2000円を超えましたが、現在は1000円前後をレンジ相場で推移しています。
モナコインは好んで投資を行う固定層がいるため、一定の需要はあります。一日の平均的な取引高は約6億円程度です。
モナコインに投資する人の多くはポジションの保有期間が短い傾向にあります。どうしても、2chの先入観や信頼性の低さから短期間に売る人が多いためです。
それ故に、買う人と売る人が乱れて価格は乱高下しがちです。ネガティブな噂が立てば急激に暴落する傾向にあります。
特にビットコインの価格が崩れると、モナコインは数倍の早さで暴落します。この点には注意してください。
トレード手法としては長くポジションを保有せずに、利益が乗れば利確することをおすすめします。価格が下落した後に底値で買って、上昇すれば早めに売り抜けましょう。
投資方法
モナコインは価格が下落し始めると底が見えない程長く続くこともあります。安易に高値で買うとポジションが塩漬けに合うため注意してください。
一番良い投資方法は1MONA=500円以下(時価総額250憶円)で購入することです。
モナコインに投資する場合はドルコスト平均法やトラリピ手法、ナンピン法で買うことをお勧めします。詳しくは当サイトの関連記事を参考にしてください。
モナコインが使えるお店
モナコインはキャラクター的な人気もあり好んで購入する人も多いですが、僅かながらに実店舗での使い道もあります。
どちらかといえば、アニメやゲーム、パソコン用品など独自の業界層から指示されています。今後も少しずつですが増えていく予定です。
ビットコインモールではビットコインやモナコインを使用して、PCや周辺機器、日用品の購入ができます。商品の種類は9万点近くあります。
arkとは秋葉原に実店舗を構えるパソコンショップです。ネットショップもあり、支払いにはモナコインが使えます。マイニング用のパーツが豊富に揃っています。
Monappyとはモナコインのコミニティ―のようなポータル&ウェブウォレットサイトです。モナーコインの入出金や投げ銭ができます。
Monappyを利用している人向けのオンラインウォレットです。
Ask Monaとは掲示板に投稿したり質問に回答するとお礼としてモナコインが貰えます。2chのような掲示板サイトです。
アイラボファクトリーはiPhoneを修理してくれるショップです。実店舗とネット店舗で支払いにモナコインが使えます。
美容整形の支払いにビットコインやモナコイン、ライトコイン、リップル、イーサリアム、その他のアルトコインが使えます。
モナコインを使って、Amazonギフト券やiTunesカードが購入できます。
モナコインを使って、Amazonギフト券やnanacoギフト、iTunesカードなど各種のギフト券が購入できます。
tipmona(チップモナ)とはTwitter上でモナコインを送ったり受け取ったりできるサービスです。
bitFlyerは仮想通貨の取引所ですが、ビットコインを使用してAmazonギフト券などが購入できます。現在はビットコインのみですが、モナコインの支払いに対応する日が来る可能性もあります。
モナコインのまとめ
何故か愛嬌があり親しみ易いのがモナコインです。今後も成長していくことに期待したいです。
ちなみにモナコインは2chが運営元でなく中央的な管理者はいません。以前はホリエモンこと堀江貴文さんがモナコインを話題に取り上げて応援していました。
視聴者の中にはホリエモンを信じて、多額の資金を投入した人もいたようです。当時は1MONA=1円未満でしたので、仮に保有を続けていれば間違いなく億り人になっていると思います。
今後ともモナコインは頑張って欲しいです。