仮想通貨の種類とリスクや暴落時に買う方法
仮想通貨はいつでも購入すれば良い訳ではありません。基本的に安く買って、高く売る必要があります。
但し、ビットコインやメジャーなアルトコインはそれなりに高値を推移しているため買い時が掴めないこともしばしばです。
そのような時にお勧めしたいのが、ビットコインの暴落時に仮想通貨を購入する方法です。多くの仮想通貨はビットコインにつられて暴騰や暴落する傾向があります。
ビットコイン自体は月に数回は価格が一気に下落して再び上昇することも良くあります。つまり、大幅な下落が発生してから、取引したい仮想通貨を購入します。
例えば、ライトコインを購入したいとします。この時はビットコインが1BTC=200万円で推移していました。ライトコインは1LTC=3万円です。
ビットコインが一気に150万円まで暴落しました。同様にアルトコインも相関して大幅に下落します。その結果、ライトコインは1LTC=2万円になりました。
ビットコインの下落価格の落ち着きを見計らって、ライトコインを1LTC=2万円程で購入しました。
その後、ビットコインの価格も上昇し元の価格(1BTC=200万円)に戻りました。同じく、ライトコインも1LTC=3万円を回復しています。
ここで取引におけるポイントが2つあります。
1.価格は一旦下がり出すと周りの人も巻き込んでパニック売りが発生します。価格は大衆の心理が働きます。暴落が進めば早く売らないとと焦って次々に売りが発生するのです。
しかし、全ての人が「売らなければ。」と思う訳ではありません。売りたい人が取引を終えれば、そこで価格の下落は落ち着きます。
今度は安くなった内に買わなければと思う人が増えて、値段は上がります。
つまり、次々に売りが始まり大幅に下落した後に、上昇を見越して仮想通貨を購入するのがお勧めです。その後の価格上昇と共に波に乗るだけです。
2.ビットコインが大幅に下落した要因を考えることも大切です。単純に売りが増えて暴落しただけであれば、価格はV字回復します。
一方、ビットコインに対するネガティブな要素により、大幅に下落した際は値段が戻らない場合もあります。
意味のない暴落か意味のある暴落かを知っておくことも大切です。
例えば、ビットコインの存在を脅かすようなニュースが流れて、パニック売りが発生したとします。大幅に暴落して、一旦は価格が落ち着くポイントはあるはずです。しかし、そこから更に下落する可能性も高くなります。このような時は取引を控えて見守るのが賢明です。
逆に何もマイナス要素が無くて突如暴落したとします。この時は再度上昇する可能性が高いため、暴落後に購入し易くなります。
しっかりと安値で買えるようにチャンスを待ちましょう。
仮想通貨市場の動向
ビットコインの価格がレンジ相場や上昇しているとアルトコインも安定して価格が推移します。
また、土日は投機筋の取引も休みが多いため、大きな上昇は見込めずに緩やかに価格が推移します。仮想通貨自体は為替のような企業の需要ありません。殆どが投機のための取引です。
平日の取引が活発な時間帯を掴んで取引に備えます。
仮想通貨の選び方
仮想通貨は1100種類以上存在します(2017年12月現在)。これはまだまだ発展段階で、今後数万種類に増えると予想されます。
中には怪しい仮想通貨や消失するアルトコインもあります。一部の利権者により、インサイダー取引が行われたり、様々なリスクもあります。
どの仮想通貨に取引をするか悩みどころですが、将来性を狙うか現実を選ぶかです。
リスク承知で草コイン(数円)の内に大量購入して起き、将来の大幅な上昇に備える方法もあります。逆に、メジャーな取引量の多い仮想通貨が選んで取引する方が安心です。
仮想通貨は実体のない経済です。いつ価値が消失するかも分かりません。大衆の興味がなくなれば、存在価値は無に等しくなります。そうならないためにも、取引高や時価総額の大きい種類のみを取引するのもリスクを抑えた方法です。
安心感のある仮想通貨とは
取引をする上で安心感や安定性がある仮想通貨は以下の通りです。
- 仮想通貨の時価総額が大きいこと。
- 一日の取引量が大きいこと。
- 日本のメジャーな取引所で扱わていること。
この3つが最低限のリスクを抑えるための取引通貨選びです。
仮想通貨を取引する最大の目的は仮想通貨を買うことではありません。購入後に値上がりを待って、自国の通貨に変えることです。
沢山の流通量があり、いつでも売買できる環境が重要です。そのため、リスクを抑えるなら時価総額の大きいメジャーな仮想通貨に限定することも大切になります。
将来性のある仮想通貨とは
ある程度メジャーな仮想通貨になり、値段も上昇したのであれば、数十や数百倍の価値に上昇することは難しくなります。そのため、億り人を目指すのであれば、如何に先見の明を立てて数円程度の内に購入できるかがポイントになります。
但し、様々な種類の仮想通貨が次々に増えているため、将来性が有る通貨と無い通貨に分かれていきます。
大切なことは将来性をいち早く見越して購入しておくことです。
生まれたばかりの仮想通貨であっても、取り巻く環境はどうなのか知るべきです。例えば、Aという仮想通貨はとある企業が開発や取引に関わっているなどは将来性にプラス材料になります。
今後、企業や団体、国などが開発する仮想通貨も増えていきます。もしも、Googleコインやアップルコイン、Amazonコインが開発される可能性は無きにしもあらずです。もしも、購入できるなら上がると考えるのは必然的です。
つまり、そのような仮想通貨をいち早く初期段階で購入できるかが成功のポイントなります。
現在は仮想通貨だけでなく、トークンも日の目を浴びる可能性もあります。まだまだ、認知度は低いですが、将来性を考えれば購入するのも良いかも知れません。
話題のコイン
幾つか話題のコインを紹介します。
SBIコイン
SBIが開発を進める通称Sコインです。メジャーな通貨にすべく、企業を挙げて取り組む予定です。
いずれは最低数万円まで上昇するのではと期待されています。SBIコインも初期段階で購入するにはお勧めの仮想通貨です
SBIと言えば証券や銀行、為替など取引基盤は強固です。その企業が発行するからには話題性や信頼感は良好です。多くの人がSBIコインを購入する可能性が高いと予想できます。
なお、販売時期は未確定ですが、2018年春頃と予想されています。
ZAIFトークン
仮想通貨の取引所であるZAIFで購入できるのがZAIFトークンです。
現在1円程度ですが、将来性を見越した時に上昇する可能性があるトークンです。価格も小さいことから、大量に購入することが可能です。
但し、名前がZAIFトークンであることから他の取引所で扱われる可能性は低いかも知れません。わざわざ、ライバル他社でZAIFの名前を宣伝することになります。但し、海外や国内の多数の取引所で取り扱いが始まれば、暴騰するチャンスはあるはずです。
XPコイン
最近話題のゲームコインでもあるXPコインです。
通貨の内容など詳しくは長くなるため割合しますが、将来性は低いのではと感じています。
通貨の発行枚数は無限に増えていきますし、現時点で2500億枚存在します。発行枚数が増えれば増える程価値は下がります。
取り巻く環境がゲーム通貨という点でも余り信頼性はない気もします。
何よりも、取引所が海外の「CoinExchange」だけです。円を一旦はビットコインなどに変えて、海外を経由して購入する必要があります。もしも、この取引所が取り扱いをやめればどうすることもできなくなります。
まとめ
仮想通貨には夢がありますし、億り人を目指したいと思う人も多いです。現時点では、多くの人が波に乗れているようです。
但し、くれぐれも熱くならずに、余剰資金で取引するようにしてください。高い利益が得られる反面、大きな損失と隣り合わせです。
中には仮想通貨にレバレッジを掛けて、100BTCトレードしていた人が急激な暴騰に合いロスカットが滑って、巨額の損失を被ったケースもいます。勝つ人がいる一方で負ける人も沢山いるのです。
大切なことは余剰資金でトレードをすることです。普段の暮らしや生活も大切にしてくださいね。