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FXのデイトレード手法

FXのデイトレード手法を検証

FXのデイトレード手法は5年程前に外注のライターさんに執筆して頂いた内容です。結局はボツになりましたが、折角なので掲載しようと思います。

チャートはMT4を使用すると書かれています。私自身あまり使用したことがないため、何とも言えません。

MT4はテクニカルも沢山使えるため、便利といえば便利です。

FXのデイトレード手法のトレードルールは、実際に有効性や検証で確かめた訳ではありませんが、トレードの参考になればと思います。

デモトレードなどで十分に検証してください。

この記事のトレードルールは著作を購入した文書であり、実際に検証や有効性を確かめた訳ではありません。デモトレードや少額の掛け金で十分に検証を重ねてください。

トレード手法の概要

■FXのデイトレード手法の基本戦略

スキャルピングで、1 分足をメインとし、5分足や1時間足でトレンドの目安を参考にします。
その他5分足・15分足・1時間足など、全て時間足でもメイントレードは可能です。

■通貨ペア

スプレッドが少ない通貨ペアを狙います。ユーロ/円・ポンド/円・ポンド/ドル・ユーロ/ポンドが対象です。
ボラリティーの高い通貨でトレードします。

スプレッドは2pips以下でのトレードを基本とするため、現状ではユーロ/ポンドは国内のFX社では最低3の為、若干不利です。

・ドル/円・ユーロ/ドルは値動きが小さいため対象外です。

■使用する業者

①チャート確認用のFX社

・チャートはMT4を使用します。
MT4のサーバーによってはレート違いや、表示違いなどもありますので、一番使いやすいMT4をご自分でお探しになるのも良いと思います。
レートに関してはチャート確認用MT4と実際の取引のFX社のレートが同じに近いMT4サーバーをお使い下さい。

■勝率

FXのデイトレード手法の勝率は約5割です。5割は小さく損切り、3割は小さく勝ち、2割で大きく勝てるように出来ています。

FXに絶対はありません。よって、勝率10割の手法というのも存在しません。

勝ち続けられる手法は5割前後の勝率で小さく損切りし、大きく利確出来るトレードが、長くFXを続けていける手法だと思います。

■トレードに適した時間帯

基本的には取引可能時間であれば24時間可能です。

■重要事項

FXのデイトレード手法は1日に数百pips勝つ事は出来ても、それが毎日続く手法ではありません。

目安は4、5時間で50pips前後とお考えください。
勝率は5割前後と仮定しても、1日目は△20pipsで終わる時もあれば、翌日は+100pips
の時もあると言う事です。

重要な事は如何にして勝ち続けられるかという事です。

FXのデイトレード手法に関しては、DMMFX証券のデモなどで、十分に検証される事をお勧めします。

・具体的なデモトレード方法

  • 1日目・単純にサインが出たらエントリー、エグジット、ロスカットを繰り返す。
  • 2日目・上記に同じ。
  • 3日目・トレンドを把握し、そのトレンド方向に沿ってエントリーとエグジット。
  • 4日目・上記に同じ。
  • 5日目・本番トレードを開始します。

レバレッジに関しては低くトレードされる事をお勧めします。
絶対と言うものが無いのがFXです。0.1%の確率でも1000回トレードすれば1回は大きく失敗し、元に戻れなくなる可能性もあります。
その為には、十分に資金管理する必要があります。

いかに勝つかではなく、いかにして負けないようにする事が大前提です。

・経済指標発表前後の対策

経済指標発表直後は大きく値が動く可能性があります。よって十分に注意しエントリーされる事をお勧めします。

なお、重要経済指標発表前は値動きが小さくなり、非常に利益率が落ちる可能性がありますので、その際はエントリーを控える事もお勧めします。

設定方法

まずは、MT4をインストールしてください。その上で、データをダウンロードします。

ファイルのの「indicators」フォルダにある。
「BBands」と「traring」を移動します。

「スタートボタン」→「マイコンピュータ」→「ローカルディスク」→「MetaTrader 4」→「experts」→「indicators」の中に「BBands」と「traring」を入れます。

①次に「templates」フォルダにある。
「traring.tpl」「traring l 2.tpl」「traring l 3.tpl」を移動します。
「スタートボタン」→「マイコンピュータ」→「ローカルディスク」→「MetaTrader 4」→「templates」の中に「traring.tpl」「traring 2.tpl」「traring 3.tpl」を入れます。

■1分足、5分足、1時間足のインジケータの設定方法

MT4を起動します。

「traring.tpl」は、1分足を表示後に「チャート」→「定型チャート」→「traring e」をクリックしますと設定が出来ます。
初期設定はバーチャートです。ラインチャートが必要な場合は切り替え下さい。

「traring 2.tpl」は、1分足を表示後に「チャート」→「定型チャート」→「traring 2」をクリックしますと設定が出来ます。
初期設定はラインチャートです。バーチャートが必要な場合は切り替え下さい。

「traring 3.tpl」は、5分足と1時間足を表示後に「チャート」→「定型チャート」→「traring 3」をクリックしますと設が出来ます。
初期設定は平均足です。ローソク足が必要な場合は平均足のインンジケータを削除して下さい。

【使用テクニカル指標の説明】

以下は本書で使用する時間足チャートとテクニカル指標の一覧表です。

1分足 5分足 1時間足
バーチャートor
ラインチャート
平均足 平均足
traring
(Periodsデフォルト)
Bollinger Bands
(Periods21)
Bollinger Bands
(Periods21)
BBands
(Periodsデフォルト)
Envelopes
(Periodsデフォルト)
Envelopes
(Periodsデフォルト)
1分足はエントリーと決済の基準にします 5分足はトレンド相場か
レンジ相場かを判断します
1時間足はトレンド相場か
レンジ相場かを判断します

■バーチャートorラインチャート

1分足ではバーチャートかもしくはラインチャートのどちらかを設定ください。

ラインチャート
メリット 視覚的に非常に見やすい。
デメリット 1分足が確定前に若干ラインが動く
バーチャート
メリット 視覚的にも見やすく、「始値」「終値」が左から右へ時系列に沿った形で表示されており、合理的に感じるという点があります。
デメリット Breakに重なる時が時にあり、判断に迷う。
(その際は一度ラインチャートに切り替えることをお勧めします)

■平均足

ローソク足は陰線・陽線が不規則に出現するのに対して、平均足は陰線・陽線に連続性を持たせているので、トレンドの方向性や転換期や押し目・戻りがわかりやすくなります。

平均足チャートne size-medium wp-image-2956″ />

■traring

FXのデイトレード手法のメインインジケータです。
価格がtraring線を抜けるとエントリーやエグジットやロスカットのサインです。

traringのインジケーター

■BBands

1分足でトレンドが続いているか確認します。直接エントリーや利確には使いません。
あくまで、トレンドの目安に使います。

  • 緑が点灯して続けている場合や緑の点灯が多い場合は、上昇トレンドの目安として使います。
  • オレンジが点灯して続けている場合やオレンジの点灯が多い場合は、下降トレンドの目安として使います

BBandsのインジケーター

■Envelopes

エンベロープは移動平均線を一定の割合で上下に乖離させたテクニカル指標です。
FXのデイトレード手法ではEnvelopesの向きを確認し現在のチャートの方向性や
トレンドの確認に使います。

エンベロープのインジケーター

■Bollinger Bands

  • ±1σに価格が存在する確率は68.3%
  • ±2σに価格が存在する確率は95.5%
  • ±3σに価格が存在する確率は99.7%

・トレンドの際はバンドが拡大しトレンドが発生します。

・レンジの際は±2σ間を往復する習性があります。その際に一定の幅で価格が推移している場合はバンドの上限を意識した逆張りが非常に有効ということになります。

・バンドが収縮している際は急に上昇するなどの強いトレンドが発生する可能性が高まります。

・トレンドの際はバンドの±2σに沿うように平均足が推移します。

・中央線の21日移動平均線の向きによって上昇トレンドか下降トレンドかも判断できます。

上昇トレンドが形成されている際は斜め上向きに21日移動平均線が向いています。
下降トレンドが形成されている際は斜め下向きに21日移動平均線が向いています。

このようにして現在の大まかなトレンドが確認出来ます。

Bollinger Bandsでトレンドを確認

【チャート画面】

左に1分足、右下に5分足、右上に1時間足を並べます。

チャート画面の設定

画面のチャート位置に関してはご自身で使いやすいようにカスタマイズ下さい。

5分足や1 時間平均足で現在がトレンド相場なのかレンジ相場なのかを判断します。

メインの1分足を使いエントリーとエグジットとロスカットをします。

トレードルール

■1分足

traringをバーチャートやラインチャートが抜けとエントリーします。
そして、反対にバーチャートやラインチャートが抜ければエグジットやロスカットします。

エントリーやエグジットやロスカットの部分

○の部分がエントリー・エグジット・ロスカットの位置です。

FXのデイトレード手法は非常にシンプルな手法です。明確にエントリーやエグジット、ロスカットが出来ます。

下降トレンドが発生

上の画像では1時間足や5分足でも下降トレンド中でした。
1分足でも、BBandsはオレンジの点灯が長く続いており、緑が短く点灯しています。
その為、下降トレンドと判断できます。

BBandsの緑もオレンジも同じような幅で点灯している場合はレンジ相場と判断することが出来ます。

■5分足・1時間足

現在どちらにトレンドが発生しているのか確認します。

Bollinger Bandsのバンド幅が広がり+2σに沿うように平均足が上昇または下降しています。

Envelopesの向きで現在どちらに価格が推移しているのかも非常にわかりやすいと思います。
平均足が上昇すればEnvelopesも上に傾きます。逆に平均足が下降すればEnvelopesも下に傾きます。レンジ中はEnvelopesが横向きに推移します。

Bollinger Bandsの説明

Envelopesの説明

エントリー・エグジット・ロスカットルール

1分足だけを見て、エントリーを繰り返しますと、無駄にエントリーしてしまいます。
その際もFXのデイトレード手法は小さく損切りすることが可能ですが、より良いエントリー方法は5分足や1時間足がトレンド中なのかレンジ中なのかを確認する事です。

そして、トレンド方向にそって1分足でエントリーする事をお勧めします。
しかし、トレンドが転換する際は1分足から5分足、1時間足へと推移しますので、すべてがトレンド方向のみとは限りません。
あくまで5分足や1時間足はトレンドの目安として使います。

FXのデイトレード手法の勝率は5割前後とお考え下さい。

トレンドとレンジを見極めてエントリー

1時間足でトレンドが発生し、5分足でも同方向にトレンドが発生している場合は、1分足もトレンド方向のみにエントリーします。

逆方向へのエントリーは押し目や戻りの可能性が高いからです。

なお、トレンド転換の際は1分足から5分足、1時間足へ形成されますので全てを厳密に考える必要はありません。

レンジ中は、取引を控えるのもよし、ロング・ショートどちらにもトレード可能です。
この場合、必ずどちらかの方向にブレイクするため、初期のトレンドに乗る事ができます。

ただし、小さい損切りは常に伴います。

■1時間足でトレンド、5分足もトレンドの場合

1時間足と5分足のトレンド条件

1・Envelopesの向きを確認
2・Bollinger Bandsのバンドの拡張を確認
3・Bollinger Bandsの中央線21移動平均線の向きを確認
4・平均足の陽線、陰線を確認

上記条件は全て揃っている必要はありません。
1~4は重要な順番に並んでいます。

1分足はトレンド方向のみにエントリーします。

■1時間足でトレンド、5分足はレンジの場合

5分足でレンジの条件

1・Envelopesが横ばいに推移を確認
2・Bollinger Bandsのバンドの均等幅を確認
3・Bollinger Bandsの中央線21移動平均線の横向きを確認
4・平均足の陽線、陰線を確認

上記条件は全て揃っている必要はありません。
1~4は重要な順番に並んでいます。

1分足はロング・ショート共にエントリーします。

■1時間平均足トレンド相場

1時間平均足トレンド相場

上の画像はユーロ/円の1時間平均足のチャートです。
画像の1ではEnvelopesの向きが上昇し、Bollinger Bandsの中央線21移動平均線の向きも上昇している為、上昇トレンドだと判断できます。

2ではEnvelopesの向きが横ばいになり、Bollinger Bandsバンドも収縮し、Bollinger Bandsの中央線21移動平均線の向きも横ばいになっている為、レンジ相場と判断できます。
Bollinger Bandsバンドが急激に収縮している場合は次に強いトレンドが発生する可能性が高まります。

3では平均足が一気に下降し、Envelopesの向きが下降し、Bollinger Bandsバンドも拡張し、Bollinger Bandsの中央線21移動平均線の向きも下降している為、下降トレンドだと判断できます。

4ではEnvelopesの向きが反転し、Bollinger Bandsバンドも再拡張し、Bollinger Bandsの中央線21移動平均線の向きも上昇している為、上降トレンドだと判断できます。

5も上記と同じ要領です。

■5分平均足トレンドとレンジ相場(1時間足はトレンド相場)

5分平均足トレンドとレンジ相場

上の画像はユーロ/円の5分平均足のチャートです。
この時、1時間足では下降トレンドでした。

画像の1ではEnvelopesの向きが下降し、Bollinger Bandsの中央線21移動平均線の向きも下降している為、上昇トレンドだと判断できます。

2ではEnvelopesの向きが横ばいになり、Bollinger Bandsバンドも収縮し、Bollinger Bandsの中央線21移動平均線の向きも横ばいになっている為、レンジ相場と判断できます。

3では平均足が除所に下降し、Envelopesの向きが下降し、Bollinger Bandsの中央線21移動平均線の向きも下降している為、下降トレンドだと判断できます。

4ではEnvelopesの向きが下降し、Bollinger Bandsバンドも拡張し、-2σを沿うように平均足が移動し、Bollinger Bandsの中央線21移動平均線の向きも下降している為、下降トレンドだと判断できます。

■1分足相場(1時間足と5分足はトレンド相場)

1分足のエントリー位置

上の画像はユーロ/円の1分足のチャートです。
この時、1時間足と5分足では上昇トレンドでした。

画像の1ではtraringをラインチャートが抜けたのでロングでエントリーします。

2ではtraringをラインチャートが抜けたのでエグジットします。

3ではtraringをラインチャートが抜けたのでロングでエントリーします。

4ではtraringをラインチャートが抜けたのでエグジットします。

上昇トレンド中はBBandsの緑色の点灯が続いている事が目安に成ります。
または、BBandsのオレンジ色の点灯に比べて、緑の点灯が長い事なども一つの目安です。

■1分足相場(1時間足はトレンド、5分足はレンジ相場)

1分足のロングでエントリーポイント

上の画像はユーロ/円の1分足のチャートです。
この時、1時間足は上昇トレンド、5分足ではレンジ相場でした。

画像の1ではtraringをラインチャートが抜けたのでロングでエントリーします。

2ではtraringをラインチャートが抜けたのでエグジットします。
そしてショートでエントリーしてもかまいません。

3ではtraringをラインチャートが抜けたのでロングでエントリーします。2でショートエントリーした際はロスカットします。

4ではtraringをラインチャートが抜けたのでエグジットします。
そしてショートでエントリーしてもかまいません。

5ではtraringをラインチャートが抜けたのでロングでエントリーします。4でショートエントリーした際はエグジットします。

■1時間足でレンジ、5分足ではトレンドの場合

1時間足でレンジの条件

1・Envelopesが横ばいに推移を確認
2・Bollinger Bandsのバンドの均等幅を確認
3・Bollinger Bandsの中央線21移動平均線の横向きを確認
4・平均足の陽線、陰線を確認

上記条件は全て揃っている必要はありません。
1~4は重要な順番に並んでいます。

5分足のトレンド条件

1・Envelopesの向きを確認
2・Bollinger Bandsのバンドの拡張を確認
3・Bollinger Bandsの中央線21移動平均線の向きを確認
4・平均足の陽線、陰線を確認

上記条件は全て揃っている必要はありません。
1~4は重要な順番に並んでいます。

1分足は5分足のトレンド方向にエントリーします。(逆方向へのエントリーも可能)5分足のトレンドは1時間足のトレンドを形成する際の初期段階です。しかし、5分足ではトレンドが反転する可能性も十分にありますので、逆方向へのエントリーも可能です。

5分足のトレンドが発生した際は、それがどういう経緯でトレンド相場になったのか把握する事も重要です。

ファンダメンタルズ的要因で相場が動いたのか、相場方向に投資家たちが動きだしたのか、
または一時的な戻り売りや押し目の買いなどによるものかなど。

その際はFX社のニュースを一度見て、相場を把握することも重要です。

■1時間足でレンジ、5分足でもレンジの場合

5分足でレンジの条件

1・Envelopesが横ばいに推移を確認
2・Bollinger Bandsのバンドの均等幅を確認
3・Bollinger Bandsの中央線21移動平均線の横向きを確認
4・平均足の陽線、陰線を確認

上記条件は全て揃っている必要はありません。
1~4は重要な順番に並んでいます。

1分足はロング・ショート共にエントリーします。
ただし、ボラリティーが低い場合はエントリーを見送るのも賢い選択です。

■1時間平均足レンジ相場

1時間平均足レンジ相場

上の画像はユーロ/円の1時間平均足のチャートです。
画像の1ではEnvelopesの向きが上昇している為、上昇トレンドと判断できますが、次第にEnvelopesの向きが横向きになり、Bollinger Bandsのバンドも収縮し、Bollinger Bandsの中央線21移動平均線の向きも横ばいになっている為、レンジ相場と判断できます。
1~2までが1時間足のレンジ相場です。

2ではEnvelopesの向きが上昇し、Bollinger Bandsバンドも拡張し、-2σを沿うように平均足が移動し、Bollinger Bandsの中央線21移動平均線の向きも上昇している為、上昇トレンドだと判断できます。その為、この時点で1時間足のレンジ相場が終了したと判断します。

■5分平均足トレンドとレンジ相場(1時間足はレンジ相場)

5分平均足のチャート

上の画像はユーロ/円の5分平均足のチャートです。
この時、1時間足ではレンジ相場でした。

画像の1ではEnvelopesの向きが小さく上昇下降を繰り返します、Bollinger Bandsバンドも拡張する訳でも収縮する訳でもなく推移し、Bollinger Bandsの中央線21移動平均線の向きも緩やかに上昇下降を繰り返している為、レンジ相場と判断します。

2ではEnvelopesの向きが上昇し、Bollinger Bandsバンドも拡張し、-2σを沿うように平均足が移動し、Bollinger Bandsの中央線21移動平均線の向きも上降しています。
この時点になると、1時間足を確認すると上昇トレンドが形成さており、上昇トレンドが始まったと判断できます。

■1分足相場(1時間足はレンジと5分足はトレンド相場)

トレンド相場における1分足チャート

上の画像はユーロ/円の1分足のチャートです。
この時、1時間足ではレンジと5分足では上昇トレンドでした。

画像の1ではtraringをラインチャートが抜けたのでロングでエントリーします。

2ではtraringをラインチャートが抜けたのでエグジットします。
そしてショートでエントリーしてもかまいません。

3ではtraringをラインチャートが抜けたのでロングでエントリーします。

4ではtraringをラインチャートが抜けたのでエグジットします。
そしてショートでエントリーしてもかまいません。

5ではtraringをラインチャートが抜けたのでエグジットします。
そしてロングでエントリーしてもかまいません。

■1分足相場(1時間足はレンジと5分足レンジ相場)

レンジ相場における1分足チャート

上の画像はユーロ/円の1分足のチャートです。
この時、1時間足と5分足はレンジ相場でした。

画像の1ではtraringをラインチャートが抜けたのでロングでエントリーします。

2ではtraringをラインチャートが抜けたのでエグジットします。
そしてショートでエントリーします。

3ではtraringをラインチャートが抜けたのでエグジットします。
そしてロングでエントリーします。

4ではtraringをラインチャートが抜けたのでエグジットします。
そしてショートでエントリーします。

5ではtraringをラインチャートが抜けたのでエグジットします。
そしてロングでエントリーします。

1時間足と5分足がレンジ相場の場合の注意点は価格にボラリティーが無く、利益率は低くなるとい言う事です。もしくはマイナスになる事もあるので、その際はトレードを控える事も検討して下さい。

FXのデイトレード手法の勝率は5割ですが、ロスカットについては非常に小さくなると思います。

レンジ中は利益率が低く、損切りも小さいく続きますがトレードを続けることにより、トレンドの初期から乗ることが可能であり、有利です。

以上でトレードルールの説明を終わります。

難しく考える必要はありません、5分足や1時間足のトレンド方向に1分足でトレード。
5分足や1時間足がレンジ相場なら、どちらの方向にもトレードする、または一旦トレードを休む。

これが、FXのデイトレード手法のトレードルールです。

【トレードのはじめ方】

FXのデイトレード手法で初めてトレードする際は、まずデモトレードから検証していきます。

1.DMMFX証券のデモトレードに登録します。
2.MT4のチャートを見ながら、traringをラインチャートまたはバーチャートが抜けるたびにエントリー・エグジット・ロスカットを繰り返します。
3.慣れれば、今度は1時間足・5分足のトレンドを確認し、トレンド方向にエントリーする事を心がけてトレードします。
4.全体的に利益が出て来るようになれば、本番トレードを開始します。
その際にスプレッドはFX社で一番低いFXをお選び下さい。
5.1週間単位で利益が出るようになれば、ここから安心してFXを続けていく事が出来ます。
6.1日・1週間・1か月の収支報告も付けるようにすれば、一層良いと思います。

応用編

■バーチャートがBreakに絡む場合の対処方法

バーチャートがtraringに絡む

上の画像の○ではバーチャートがtraringに絡んでおり、分かりにくいと思います。
その際はラインチャートに一度切り替えて下さい。

バーチャートをラインチャートに変更

traringとラインチャートの幅が分かりやすく成りました。

ラインチャートの利点は視覚的に非常にわかりやすいです。
しかし、現在形成中のラインチャートは上下に動く事があり、ダマシに合う事も有ります。

バーチャートはその点が優れています。

ダマシの対処方法

しかしラインチャートでは、traringを抜けていないのにバーチャートは一瞬抜けてしまい。ダマシに会う時もありますので判断に迷った際は一度画面をラインチャートに切り替える事をお勧めします。

どちらを使うかは検証し、好みで設定して下さい。

■急激に値が動いた際の対処方法

急激な値動きへの対処方法

上の画像の中央部分ではラインチャートが激しく上下しています。
この際はtraringが機能しません。

1分足ですが50pipsほど急激に上下しました。

滅多にありませんがポンド円などではまれに起こる事があります。

この際はトレードを見送る、またはポディションを保有している場合は、低レバレッジの際は、様子を見る事をお勧めします。直角に上がった際は急激に値が戻る事が多いからです。

しかし、レバレッジ数百倍などでトレードをしていて、ポディションを保有していた場合は資金自体がロスカットされる恐れもある為、十分にレバレッジには注意する事が大切です。

■ダマシの対処方法

トレードにおけるダマシへの対応方法

上の画像は1分足です。価格がtraringを上下し、ダマシが多く成っています。こういった時はトレードを控える事を検討下さい。もし、エントリーする時はBBandsを目安にする事も良いと思います。(ただし、ダマシもありますので注意して下さい)

上の画像では価格がtraringを上下している時にBBandsがオレンジ点灯していますので、ショートを信用する事も一つの方法です。

■値動きがない時の対処方法

値動きがないならトレードを控えます

上の画像は値動きが非常に小さい時のチャートです。日本時間の12時過ぎで欧州では真夜中の時間帯でした。

1時間足のBollinger Bandsのバンドが収縮し値動きが小さい事がわかります。
5分足では緩やかに下降しています。
ただし、1分足のtraringにラインチャートが絡み合いダマシが多くなっています。この様な時はトレードを控えるのが無難です。

1分足や5分足で値動きのボラリティーが出始めたらエントリーする様にしましょう。

■途中からのエントリーについて

1分足でtraringを価格が抜けてからエントリーを逃して、途中からエントリーしたくなる場面もあると思います。
その際は5分足や1時間足がトレンドでしたら、途中からエントリーしても構いません。
しかし、リスクもありますので慎重にエントリー下さい。

なお、5分足や1時間足がトレンドでない場合は1分足で途中からエントリーするのはおやめ下さい。すでに高値圏に到達しており、反転する可能性もあるからです。
しかし、リスクを恐れないのであればエントリーしても構いません。

FXのデイトレード手法は明確なロスカットルールが決まっていますので、小さく損切り出来ると思います。
しかし、リスクもありますので慎重にエントリー下さい。

■ローソク足でトレードについて

1分足はバーチャートやラインチャートを使いますが、ローソク足は使いません。
ヒゲの部分がtraringを一時的に抜けて、視覚的にダマシに合う事があるからです。

5分足や1時間足の平均足をローソク足に変更する事は有効です。平均足を設定した場合は陽線や陰線の連続する色を中心にチャートを見てしまいますが、ローソク足は連続した色がトレンド中でも常に続くとも限らない為、よりチャートを全体の流れとして把握し、他のテクニカルを中心に見る事が可能です。

FXのデイトレード手法に慣れた際はローソク足でトレードされる事もお勧めします。

■重要指標前後の値動き

経済指標発表前は値動きのボラリティーが無くなります。
その為、エントリーは控える事をお勧めします。

経済発表後の値動きには十分に注意して、エントリー下さい。
そのまま値動きに付いていき、急激な戻りに出くわす可能性もあります。

一度様子を見て、流れに付いて行く方が良いと思います。

■5分足以上でのメイントレード方法

FXのデイトレード手法は1分足traringをメインにトレードしますが、5分足、15分足、1時間足、日足。どの時間足traringでも有効的にトレードが可能です。

分足や時間足が上がればエントリー率は下がりますが、利益率や勝率は上がります。

5分足をメインにトレードする際は15分足と1時間足のトレンドを確認します。
15分足をメインにトレードする場合は1時間足や4時間足のトレンドを確認します。
1時間足をメインにトレードする場合は日足や週足のトレンドを確認します。
日足をメインにトレードする場合は週足や月足のトレンドを確認します。

これは一例ですので15分足をメインに、30分足でトレンド確認など、自分に合うパターンを見つけて下さい。

■ドル/円やユーロ/ドルでトレードを行う方法

FXのデイトレード手法での1分足では値動きのボラリティーが少ない通貨ペアは
利益がマイナスになってしまいます。

その為、5分足または出来れば15分足以降をメインにトレードされるのであれば、有効的にFXのデイトレード手法が機能します。

十分に検証し、トレード下さい。

最後に

最後までお読み頂き誠にありがとうございました。

FXで勝ち続ける人は少数だと思います。多くの方は試行錯誤されて相場から撤退される。またはポディションを塩漬けにしてしまう。
そのような方の為にお役に立てればと思い企画、出版しました。

FXで利益を得る事は手法に関しては勝ち続けられる手法である事、ドローダウンが小さい事、気軽にトレードできる事、明確なルールが決まっている事。これが本当の手法だと思います。

もちろん100%利益を保証するものでもありません。
十分にデモで検証し、資産管理などもきっちりとされる事をお勧めします。

FXのデイトレード手法は利益をコツコツと目指していく手法です。

企画・出版するにあたり、多くの方々に協力して頂いた事を感謝いたします。

この手法でご不明な点やその他ご質問・ご相談がありましたら更に検証して下さい。

FXのデイトレード手法により、多くの方がFX投資で利益が得られる事を願います。

この記事は外注のライターさんが執筆しており、原文をそのまま掲載しています。
実際のトレードにおける有効性や検証は当方ではしていません。

十分にデモトレードで検証をしてください。