YouTubeで2000万回の再生回数に到達した方法や収益
YouTubeで過去に動画を編集してアップロードを行っていました。
その当時は2014年であり、YouTubeが誰でも収益化できるようになってから間もない時期で、YouTuberと呼ばれる人も少なく、再生回数も伸びた時期でした。
このときにYouTubeで再生回数をトータルで2000万回に到達することができました。
YouTubeのアカウントは4つ使用しており、内訳は800万回再生、500万回再生×2つ、200万回再生になりました。しかし、この内の800万回再生と500万回再生×1つはアカウントを凍結されました。
順調に再生回数も増えて、チャンス登録者数も1500にまで伸びていただけに、悲惨でした。
このときの状況や方法、収益をご紹介いたします。
YouTubeとは
昔のYouTubeは、収益化は可能でしたが、ごく限られた人だけに道は開かれていました。
大体、チャネルが100万回再生できれば、YouTubeの収益契約が結べました。
そのため、YouTubeに動画をアップロードする人は少なく、動画をアップロードすれば、1つあたり数十万の再生回数も簡単にできた時代です。
ここから、突如YouTubeは誰でも動画を収益化できるようになり、爆発的に動画がアップロードされるようになります。
現在は、動画をアップロードする人も多くなり、再生回数も伸びなくなったと実感しています。
やはり、同じことをする人が増えれば、全体的に再生回数は増えなくなり、一部の人だけが勝ち組になるような状況です。
なお、2017年現在は、広告主のコンプライアンスを守るためにも、10000回再生されたチャネルになってから、収益化契約が結べるように、規約が変更されています。
YouTubeの収益という面では、かなり落ちてきたと実感します。
2014年頃は、動画1再生あたり、0.1~0.15円程度は収益が発生しました。
つまり、1000回再生されれば100~150円は収益が確保できました。
2017年現在は、動画1再生あたり、0.05円あるかないかです。
1000回再生されて、30~50円程度まで落ち込みました。
更に、動画の種類によっては収益化できても広告が表示されないようになり、より厳しくなっています。
例えば、あるキーワードがタイトルやキーワードに含まれている動画は収益化できても広告が表示されません。
一例を挙げるとセクシー系のキーワードなどがそれに該当します。
BGMも著作があるものは、収益化から外されます。そのため、Googleが用意した著作フリーのBGM素材やネット上の無料素材を使用する方が賢明です。
こう考えるとYouTuberとしての未来は無いのかと思う人もいるはずです。
しかし、そんなことはありません。チャンネル登録者数が数万人程度に増えてきたり、トータルの再生回数が数千万回に到達すると、収益率は比較的上がってきます。
一つの動画をアップロードすれば、直ぐに再生回数が伸びてきて、検索の上位に表示されるようになります。
また、大手のYouTuberとなると広告収益に対するパーセンテージも上がってくるため、頑張ってる人にはYouTubeも応えてくれるようです。
但し、この領域に到達するまでが大変なのです。コツコツと動画を作成や編集、アップロードして、人気を得て初めて安定した収益に繋がります。
多くの人は花開くこともなく散っていくことも多いですが、最低半年~1年は期間を見て頑張ってみる必要があります。
動画制作や編集
YouTubeに動画をアップロードするには、動画を作成しなければなりません。
ビデオカメラ
自分で撮影したり自分を撮影したりするのであれば、ビデオカメラが必要です。一般的には、ソニーやパナソニックのビデオカメラを購入するのが良いと思います。
おすすめは、ソニーのビデオカメラ「HDR-CX470」です。
コンパクトで持ち運びに便利です。重量も215gしかありません。フルハイビジョンで撮影できて動画有効画素数:229万画素もあります。高機能ですが、価格は3万円程度とお手頃です。
液晶画面も大きく、撮影しやすいビデオカメラです。
ビデオカメラを購入する際は、できるだけカラーはブラックを選んだ方が良いです。他の色を選ぶと、撮影に集中できない場合があります。業務用でもブラックを使うことが多いです。撮影される人がビデオカメラに意識しなくて済むからです。
色を意識せず作業に集中できることから、パソコンなどもブラックが多いと思います。
PC画面の録画
PC画面を動画キャプチャーするのであれば、Bandicamがおすすめです。
Bandicamは簡単にPC内の画面を動画撮影して、高画質で保存することが可能です。
ゲームの実況や、パソコン作業などを録画するのに最適です。
動画編集ソフト
動画編集ソフトは無料から有料まで沢山あります。システムの性能はそれぞれ違うため、自分に合ったものを用意する必要があります。
無料動画の編集ソフトといえば、ムービーメーカーが有名ですが、あまりおすすめはできません。
何故なら、起動中にソフトが落ちることや止まることも良くありますし、エラーも頻発するためです。また、エフェクトや音声編集など高機能なものがそろっていないため、本格的に動画を編集するのであれば、他の動画編集ソフトを検討するほうが賢明です。
一番動画編集ソフトで良いのが、AdobeのPremiereProやAppleのFinalCutProなどがあれば、様々な編集やエフェクトが可能です。しかし、Premiereproは、毎月の費用が掛かります。FinalCutProは購入に数十万円掛かるため、余程YouTubeで収益が安定した後に、検討する方が良いと思います。
YouTubeを始めたばかりであれば、簡単に動画編集ができて、高機能なエフェクトやBGMの追加ができるPremiereElementsがおすすめです。
現在、AdobePremiereElementsはバージョンが15まで販売されており、10000円程度で購入が可能です。最低限の出費は必要ですが、手に入れておく方が良いと思います。
制作動画
YouTubeに動画をアップロードする際は、どういったジャンルを制作するのか考える必要があります。人気のあるジャンルを選ぶ方が再生回数が伸びます。自分自身を再生撮影してアップロードする方法もあります。
画面にテロップ文書を流して読んでもらう動画も人気です。
実際にYouTubeにアップロードしてみて、再生回数が伸びた動画をご紹介します。
顔出し動画
自分自身を撮影して、人気の商品や出来事を紹介する動画を制作します。初めのうちは再生回数も伸びませんが、コツコツと動画を制作アップロードしていけば、半年~1年程度で軌道に乗ると思います。
顔出しするのであれば、世間に自分を公開することにもなります。そのため、知り合いにもわかってしまいます。このようなリスクもあるため、躊躇する人も多いです。基本的に自分を撮影できればコンテンツは豊富に制作できます。
一度動画を公開すると、場合によっては永遠にネット上に残り続けることもあります。このようなリスクも十分に考慮してください。
文字動画
動画に写真や映像を配置して、文書を下から上にテロップで流していく方法です。ロール文書とも呼ばれます。
AdobeのPremiereProやAppleのFinalCutPro、PremiereElementsがあれば簡単に制作できます。
ロール文章を流すときは、遅すぎもせず速すぎもせず、丁度良い速さで読みやすく流します。
キャプチャー動画
PC内の画面を動画に撮影して、アップロードします。
例えば、ゲームの実況やソフトウェアの使い方などを解説しながら動画を編集します。
気軽に行えるため、人気の方法です。
自分の音声などを合成して、BGMを追加すると効果的です。
物や風景動画
おすすめのグッズやアイテムを撮影して、音声やBGMを追加して動画投稿します。
それ程再生数が稼げるわけではありませんが、簡単にできるため良いです。
1番は、自分の顔出しをしつつ、物を撮影してアップロードすることが良いと思います。
視聴してくれる人も、人物が映りながら商品を紹介している方が、再生時間も安定するはずです。
動画のジャンル
実際に再生数を安定して得る事が出来た動画のジャンルを解説します。
アニメなどの動画は再生数が簡単に伸びることができました。しかし、現在は著作権の問題があり、規約も厳しいため、広告の表示ができなくなりつつあります。
映像などで流すと、すぐに削除されたり、広告がブロックされます。そのため、アニメの画像などを用意して、それに文書のテロップを流す方が安全です。
美容関係の動画も再生数が伸びました。特に肌に関する動画などが良好です。
その他にも、心霊現象や未確認生物なども再生数は飛躍的上がります。但し、映像で流す場合は著作権の問題もあり、最近の傾向としてはより厳しくなっていますので、自分でオリジナルの映像を用意できなければ難しい状況です。
以前は、テレビなどの映像を再編集してアップロードする方法が流行りました。現在はすぐに削除されるため通用しなくなっています。
アイドルや女子アナのお宝動画などは再生数が良好です。このような動画は、 YouTubeに大量にアップロードされていると思います。再生数も簡単に数十万回稼げるため、制作する人も多かったです。現在は、これらの動画は広告が表示されることはなくなりました。
電化製品などを紹介する動画も手軽にできて良いですが、あまり再生数が伸びないと感じました。
やはり、自分自身を撮影して、おすすめアイテムや便利グッズ、日々の出来事をコツコツと動画制作して、アップロードするのが良いと思います。現在は、オリジナルの映像が求められていますので、この傾向に従う必要があります。
もうひとつ良いと思ったのが、画像や映像などにテロップ文章を流すことも良いと思いました。気軽に制作できて、顔出しする必要もありません。安全でリスクも低く、再生数も伸びます。
編集するのに、テクニックが必要ですが、数をこなして慣れれば問題ないと思います。
まとめ
YouTubeで動画をトータル数百個アップロードしてきましたが、現在は2つのチャンネルだけを残して、アップロードは終了しています。
近年、著作権の問題で広告が表示されるなど非常に厳しい状況が続いています。また、 1再生あたりの収益も減少してきているので、これから安定してYouTubeで収入を得るのは難しいと感じています。
そもそも、チャンネルが凍結されたのも、犬の映像やテレビのドキュメンタリー映像を数秒だけ使用したためです。これが、どこからか著作権の申告で、一度に3つも動画が削除されて、チャンネルが消えました。
このような削除が続き、アカウントは消えてしまいます。十分に注意していたのですが、僅かな映像も気をつける必要があると感じました。
動画を制作する際に、動画素材などは「無料動画 – Pixabay」などを使用した方が良いと思います。
良く考えると、昔は同業者も少なく上手くいっていても、皆同じことをすれば、それは既に収益としては停滞していきます。見切りをつけることも大切かと思いました。
それでも、自分自身を撮影してコツコツと動画をアップロードしていけば、まだまだチャンスはあると感じています。