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ほくろ除去クリームでホクロ取る失敗と方法

ホクロ除去クリームでほくろ取る失敗と方法

ほくろは皮膚科や美容外科などで、炭酸ガスレーザーを使用して、除去するのが安全で確実です。しかし、値段が1個5000円や一万円掛かることも普通ですし、躊躇する人も多いです。私自身は過去に数十個のほくろを炭酸ガスレーザーで取りました。かなりの費用が掛かったのは確かです。

そんな時、偶然知ったのが自分でクリームを使ってホクロを除去する方法です。怪しいクリームですが、ネット通販で簡単に購入ができて、試す人も多いようです。

ホクロを除去できるクリームやジェルは以下のような物が有名です。

  • 精油ジェル
  • ウバイ精油膏
  • カソーダ

実際に使ってみて分かったことは、メリットとリスクがあり、危険な商品でした。

ホクロをクリームで失敗や除去

ほくろ除去クリームで失敗

まず、言いたいことはクリームやジェルでホクロの皮膚部分を損傷させて除去します。ピンポイントでホクロが除去できれば良いですが、上手くいく場合と失敗する場合があります。

個人の経験と勘に頼って、上手く塗らなけばなりません。私自身はクリームを使って、ホクロが取れたのと中途半端に取れて残ったのがありました。

また、ほくろが取れたものシミのような色素沈着になりました。はっきり言いますが、クリームやジェルを使うぐらいなら、皮膚科で炭酸ガスレーザーにより除去することをお勧めします。

特に顔は大切な部分です。クリームやジェルで失敗して跡やシミが残れば悲しいです。何よりも傷が深くてニキビ跡のようになれば本末転倒です。

ネット上にはクリームやジェルをお勧めしますのような記事が多いですが、あれはアフェリエイトが大部分を締めています。

結局は使うのは本人であり、自己責任です。

以前にクリームやジェルはAmazonで数百円~数千円で購入することができました。しかし、苦情や危険な商品と見なされて販売中止になりました。

現在はネット通販で購入できますが、一万円程度と高額です。その商品でほくろを数十個取れるのでお得かもしれませんが、原価は数百円のため酷いと思いました。

まず、クリームやジェルは酸性かアルカリ性かによっても皮膚へのダメージは変わります。

酸性であれば皮膚の浅い部分に火傷や損傷を負わせ黒子を取り除きます。

黒子は深い部分まで存在する状態もあれば、浅い部分の状態もあります。更に隆起していたり、平らであったりと色々です。

それらを自分の使い方や勘でクリームやジェルを塗って取るため、上手くいったり、いかなかったと効果は不安定です。

上手く取り除けず再度試して、深く傷付けて跡が残ることもあります。

炭酸ガスレーザーであればピンポイントでホクロだけを除去できるので、安全性や確実性は確かです。

話しは戻りますが、クリームやジェルにはアルカリ性の製品も存在します。これが思いの他、危険だとお伝えします。

アルカリ性は皮膚を溶かします。肌に塗った場合にアルカリが強いと、皮膚内部に浸透して、かなりのダメージを残します。結果的に素人が手を出すと、皮膚に酷い火傷状態になることがあります。

カソーダはアルカリ性です。皮膚に浸透して、取り返しの付かない傷になることもあるので注意してください。

はっきり言いますが、クリームやジェルでホクロは取れますが、確実に取れる位置で強さを調整するのは困難です。

どうしても、試すのであれば顔には絶対に使わずに腕や足のホクロで試すようにしてください。

念のため使用方法を記載します。

  • 精油ジェルは黒子の部分に一回3分乗せてから水で洗い流します。これを三日間続けます。
  • ホクロ除去クリームはホクロの部分に一回5分×3回繰り返して、一日で除去します。

早く除去できるクリームタイプは、その分皮膚への損傷も強いため、注意してください。

過去には、塩酸でホクロを除去するクリームが販売されていましたが、かなりの人が被害を受けて跡が残った報告もあります。

購入した本人はメーカーを信じて、化粧品感覚で使用したそうです。その結果、火傷のような跡が残り、訴訟にまで発展しました。

クリームやジェルを使うときは必ず薄く塗ること。足や手に使って試すことを忘れないように注意してください。

もぐさでホクロを除去

もぐさでほくろを除去

ホクロをもぐさで除去することも昔から有名です。江戸時代に行われているような方法ですが、現代でも試す人は多いです。

はっきり言いますが、もぐさでもホクロは除去できます。しかし、ピンポイントで取るのはクリームやジェル同様に難しいです。

ほくろを除去するのが浅ければ取り残しが発生します。除去する部分が深ければ、ダメージも大きくなり傷跡が残る可能性もあります。

浅くなく、深くなく絶妙の部分でほくろを除去するのは、もぐさやクリーム、ジェルでは難しいです。

やはり、炭酸ガスレーザーが最も安全で確実なのです。

炭酸ガスレーザーでほくろを除去

皮膚科でほくろを炭酸ガスレーザーで治療

結局は炭酸ガスレーザーでほくろを取ることを推奨することになりましたが、答えは正しいと思います。

但し、先程述べましたが、値段が高いのが難点です。ここでお勧めしたいクリニックを紹介します。

東京都の高田馬場にある前田医院は、ほくろ一個700円程度で除去して貰えます。

使うレーザー機器は、Qスイッチレーザーといって、シミを除去するタイプのレーザーですが、きれいに取れます。

顔も安心して、沢山除去できます。関東の人や通院できる人は、前田医院に行くのも方法の一つです。

人気もあり、非常に混んでいますので、予約するようにしましょう。医師はまともな先生ですので、安心してください。

私も何度か取りましたが、値段も安く確実でした。

次に紹介したいのが滋賀にある大西皮膚科形成外科の院長でもある大西勝医師です。

大西皮膚科形成外科の大西勝医師

このクリニックは、ほくろ1個6~8000円程度掛かります。しかし、技術は確実な医師です。

私自身は距離が遠いものの何度かほくろ除去をしましたが、未だかつてこの医師を超える技術を持った人には出会ったことが無いくらい、レーザーでほくろやアザを取る技術は高いです。

もちろん大抵の医師は、ほくろをきれいに除去できます。炭酸ガスレーザーの性能が8なら、医師に必要な技術は2程度です。

大西勝医師は、ピンポイントで確実にほくろを除去するので、跡も残らず再発もなく完璧でした。私は、取りにくいほくろなどは、遠いですが大西皮膚科形成外科に行きます。

*追記:前田医院は医師が亡くなられて、閉院しました。とても良い先生でした。ご冥福をお祈りします。

まとめ

ホクロ除去クリームのまとめ

ほくろを除去するクリームやジェルについて解説しました。やはり、使わないことが最も安全だと思います。

使うのであれば、自己責任で慎重に試してください。

安心や確実性、お金に余裕があれば、皮膚科や美容外科でレーザー除去を受けるようにしてください。

私自身はクリームを使ってほくろ除去にチャレンジしましたが、取り残しやシミになりました。現在は患部のシミは消えて、元の状態に戻っています。

とても、痛い勉強になりました。皆様もほくろが無くなり、きれいに取れることを願っています。